シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/09/27 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
看護倫理学特論
時間割コード
/Course Code
G231000006
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
保健学研究科/
曜日コマ
/Day, Period
開講区分
/Semester offered
前期/first semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1
主担当教員
/Main Instructor
北宮 千秋/KITAMIYA CHIAKI
科目区分
/Course Group
大学院(博士前期課程) 
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
授業形式
/Class Format
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
北宮 千秋/KITAMIYA CHIAKI 保健学研究科/
佐藤 真由美/SATOU MAYUMI 保健学研究科/
三崎 直子/MISAKI NAOKO 保健学研究科/
難易度(レベル)
/Level
レベル5
対応するDP
/DP
DP1 及び DP2
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
〇看護倫理の概要(看護倫理教育の歴史的変遷と意義)が解る (DP1)
〇看護倫理におけるケアリングの意義が解る(DP!)
〇臨地・臨床における倫理的問題(倫理的ジレンマ,倫理的悩み,倫理的不確かさ)とは何かが解る (DP1)
〇倫理的問題を解決する方略とその使い方が解る (DP2)
〇自らが抱えている倫理的問題を関係者間で調整し解決するための能力を習得する (DP2)


授業の概要
/Summary of the class
看護倫理の概要について概観したうえで,ケアリングの意義についておさえ,各部署における倫理的問題を含んだ具体的な事例を取り上げ,人間の尊厳,自己決定権,インフォームドコンセント・QOL・移植医療・周産期医療等の考え方を教授しながら,倫理的問題解決のための方略の使い方を具体的に示し,関係者間での調整を行うことの重要性を説きつつ,問題解決ができるようにし,倫理的感受性を育み育まれる関係の構築を目指す
授業の内容予定
/Contents plan of the class
4月15日(土)2~5コマ(10時20分~17時30分)
1.看護倫理の概要(看護倫理教育の歴史的変遷と意義(工藤せい子 非常勤講師)
2.看護倫理とケアリング,ケアリングの理論的根拠(工藤せい子 非常勤講師)
3.看護実践の倫理 (看護実践における倫理的問題解決のための概念を見出す試み)(工藤せい子 非常勤講師)
4.原子力災害の看護実践における倫理的視点; 災害時の倫理的問題解決の試み(北宮千秋)

4月22日(土)1~4コマ(8時40分~15時50分)
5.看護実践の倫理 (サラT.フライの看護実践の倫理的概念枠組みによる分析)(佐藤真由美)
6.倫理的問題解決の方略(倫理的問題とは,倫理的問題の解決方法:Thompsonの意思決定10のステップ,Jonsenらの症例検討シート,他)(佐藤真由美)
7.人間の尊厳と自律性に着目した臨床の倫理的問題(境美穂子)
8.臨地・臨床における倫理的問題解決のための事例検討(演習)(佐藤真由美・北宮千秋)

5月13日(土)2~5コマ(10時20分~17時30分)
9.現代の「生殖医療」の実際と発達の歴史(三崎直子)
10.現代の生殖医療における倫理的諸問題-非配偶者間人工授精,代理懐胎など(三崎直子)
11.治療を受ける当事者,生まれた当事者,支える医療者の立場から考える(三崎直子)
12.ヒトの根源に関わる医療の倫理的問題解決のため事例検討(演習)(三崎直子)

5月20日(土)1~3コマ(8時40分~14時20分)
13.自己決定を支える看護者の役割、移植医療にまつわる患者・家族の病気体験
(北宮千秋・佐藤真由美・三崎直子・境美穂子)
14.今日の医療の特徴(救急医療,臨床試験,移植医療など)(北宮千秋・佐藤真由美・三崎直子・境美穂子)
15.課題レポートの作成(北宮千秋・佐藤真由美・三崎直子・境美穂子)
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
レポート,課題への取り組み,授業への参加状況,学習姿勢等により評価します.2/3以上の出席をもって評価の対象者とします
平常評価:授業への参加状況,演習への姿勢等により30%評価します
期末評価:レポート、課題への取り組みについて70%評価します
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
配布した資料にはかならず目をとおし、自分の意見をもって臨んでいただきたい
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
授業中に資料を配布します
参考文献
/bibliography
1)ミルトン・メイヤロフ著(田村真他訳) :ケアの本質-生きることの意味(ゆみる出版)
2)サラT.フライ著(片田範子他訳) :看護実践の倫理-倫理的意思決定のためのガイド第3版(日本看護協会出版会)
3)アルパートR.ジャンセン,赤林朗他訳:臨床倫理学(臨床医学における倫理的決定のための実践的なアプローチ)(新興医学出版社)
4)キャロル・レッパネン・モンゴメリー,神郡博他訳:ケアリングの理論と実践-コミュニケーションによる癒し(医学書院)
5)ジョイスE.トンプソン,ヘンリーO.トンプソン:看護倫理のための10のステップ,日本看護協会出版会,2004.
その他、授業で紹介します
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
配布した資料にはかならず目をとおし,自分の意見をもって臨んでいただきたい
なるべく具体的な実例を用いて一緒に考えていきたい
日ごろの思いや疑問を自由に語ることができるよう進める予定
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
随時メールで予約お願いします
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
北宮 chiaki「A」hirosaki-u.ac.jp
佐藤 sato-ma「A」hirosaki-u.ac.jp
三崎 naokom「A」hirosaki-u.ac.jp
境 miomio28「A」hirosaki-u.ac.jp
工藤 seikoku「A」hirosaki-u.ac.jp
「A」は@のことです。


学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
I58:社会医学、看護学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
該当なし
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
講義,演習
授業は一方向でなく共に考える過程を重視して進めます
科目ナンバー
/The subject number
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
有/Yes
その他
/Others
土曜日に集中で行います。

お互い,看護職としての実務経験などを活用しながら,相互に成長することを心掛けています

原則として対面での授業としています。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

科目一覧へ戻る