シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/09/27 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
量子化学特論/Quantum Chemistry
時間割コード
/Course Code
S232000013
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
理工学研究科/
曜日コマ
/Day, Period
火 2
開講区分
/Semester offered
後期/second semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
山﨑 祥平/YAMAZAKI SHOHEI
科目区分
/Course Group
大学院(博士前期課程) 専門科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
選択
授業形式
/Class Format
講義科目
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
山﨑 祥平/YAMAZAKI SHOHEI 理工学研究科/
難易度(レベル)
/Level
レベル5
対応するDP
/DP
DP1・DP2・DP3
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
○ハートリー-フォック方程式の原理を理解する。
○量子化学計算において電子相関を考慮する必要性、並びにその計算方法の概要を理解する。
○具体的な分子の電子状態計算において、適切な手法を選択するための指針を得る。
授業の概要
/Summary of the class
分子の量子化学計算を行うための手法である分子軌道法の原理と応用について解説します。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
01 分子軌道法の概要
02 ボルン-オッペンハイマー近似
03 スレーター行列式
04 ハートリー-フォック方程式の導出(1)一電子積分と二電子積分
05 ハートリー-フォック方程式の導出(2)ラグランジュの未定乗数法
06 クープマンスの定理とブリルアンの定理
07 制限ハートリー-フォック(RHF)方程式
08 非制限ハートリー-フォック(UHF)方程式
09 RHFとUHFによる解離の取り扱い
10 ローターン方程式
11 電子密度と密度行列
12 基底関数
13 電子相関
14 配置間相互作用法
15 メラー-プレセット摂動法

授業の進行状況等により、シラバスと実際の内容が異なる場合には、その都度説明します。
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
授業への参加度(20%程度)および期末レポートの内容(80%程度)により評価します。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
予習・復習において、方程式等の導出を自らの手で行い、理解を深めてください。
また、計算機環境のある者は、関連する分子軌道計算を自分で実行してみるとよいでしょう。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
講義資料を配付します。
参考文献
/bibliography
ザボ・オストランド『新しい量子化学―電子構造の理論入門(上)(下)』大野公男・阪井健男・望月祐志訳、東京大学出版会(1987,1988)
原田義也『量子化学(上)(下)』裳華房(2007)
マッカーリ・サイモン『物理化学―分子論的アプローチ(上)』千原秀昭・江口太郎・齋藤一弥訳、東京化学同人(1999)
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
構造物理化学I・II(学部科目)の内容を理解している、または量子化学に関する同等の予備知識があることを前提に講義を行います。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
オフィスアワー:金曜日16:30~18:00(総合教育棟B307-1室)
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
Eメール:shy(あ)hirosaki-u.ac.jp
(あ)をアットマークに置き換えてください。
HP:http://www.st.hirosaki-u.ac.jp/~shy/
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
E32:物理化学、機能物性化学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
該当なし
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
板書中心の講義を行います。
(メディア授業時は、Microsoft Teamsで実施します。)
科目ナンバー
/The subject number
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
特になし
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

科目一覧へ戻る