科目一覧へ戻る | 2023/09/27 現在 |
開講科目名 /Course |
地域社会学演習/Advanced Seminar on Sociology of Local Community |
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時間割コード /Course Code |
C231000010 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
地域共創科学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
水 1 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
高瀬 雅弘/TAKASE MASAHIRO |
科目区分 /Course Group |
大学院(修士課程) 専攻科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
演習科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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高瀬 雅弘/TAKASE MASAHIRO | 教育学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
B1 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
・地域社会の構造や変容ならびに現状を理解するための社会学的な視点・考え方を身につける。 ・社会学の分析視角に基づいて今後の地域社会のよりよいあり方を構想し、課題解決のための具体的な方策を考える。 |
授業の概要 /Summary of the class |
地域社会をめぐる諸課題への対応が求められる状況のもとでは、地域の現状をしっかりと認識することが強く求められている。社会学、なかでもその一分野である地域社会学は、地域の現状把握のための理論・方法を探求することを課題としてきた学問領域である。 本演習では、2冊のテキストに基づき、地域社会学の分析視角や課題について学習するとともに、社会学的な視点や考え方の有効性について議論する。そのうえで各自の関心に基づいた地域社会学の研究成果を購読し、地域社会の構成要素(家族・学校・企業)を軸に、これらを取り巻く現状と課題を共有し、議論する。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回:オリエンテーション 社会学という学問の特性についての紹介、シラバスおよび演習の進め方についての説明を行う 〈テキスト1 鳥越皓之『村の社会学』〉 第2回:村の知恵とコミュニティ/村とローカルルール コミュニティおよび村という概念についての基本的な理解を共有する 第3回:村のしくみ 村の構造について理解する 第4回:コミュニティの中心 村の機能、なかでも福祉や教育のあり方について検討する 第5回:村における人間関係/村の評価と村の思想 村におけるコミュニケーションの形とこれからに向けた存在意義について議論する 〈テキスト2 エリック・クリネンバーグ『集まる場所が必要だ』〉 第6回:社会的インフラが命を救う 個人化が進む社会のなかでの社会的インフラの役割について考える 第7回:図書館という宮殿 図書館がもっている機能やその存在意義について考える 第8回:犯罪を減らすインフラ 社会的環境と犯罪との関係について考える 第9回:学びを促すデザイン 大学と地域社会との関係性について考える 第10回:健康なコミュニティ 個人の健康とコミュニティの関係について考える 第11回:違いを忘れられる場所 身近な商店や町内会での人と人とのつながりについて考える 第12回:次の嵐が来る前に 自然災害とコミュニティとの関係について考える 第13回:宮殿を守る 「集まる場」を守っていくことの意義について考える 〈各自の研究関心に基づいた文献報告〉 第14回:研究関心に即した文献報告① 各自の研究関心と地域社会学の知見とを関連づけた文献報告と検討を行う 第15回:研究関心に即した文献報告② 各自の研究関心と地域社会学の知見とを関連づけた文献報告と検討を行う |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
以下の3つの点に即してこの授業における到達目標をどれだけ達成できているかを評価する。 ①積極的に授業・討論に参加し、地域社会の現状や諸課題について学習した内容についての考えを示すことができる(平常点:30点) ②社会学的な概念を用いて地域社会の構造や変容を説明することができる(中間レポート:30点) ③既存の統計資料などを参照しながら、自らの関心に基づいて地域社会をフィールドとした調査企画を立案し、併せて地域社会が直面する課題解決のための具体的な方策を考察することができる(期末レポート:40点) |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
[予習]各回の授業にあたり、事前にテキストおよび講読文献の該当箇所を熟読すること。そのうえで参加者と共有すべき論点をまとめておくこと。 [復習]授業終了後にレジュメ等をもとに振り返りを行い、また紹介された参考文献を参照し、発展的学習を進めること。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
・鳥越皓之,2023,『村の社会学――日本の伝統的な人づきあいに学ぶ』ちくま新書. ・Klinenberg,Eric,2018,Palaces for the People,New York:Elyse Cheney Literary Associates LLC.(藤原朝子訳,2021,『集まる場所が必要だ――孤立を防ぎ、暮らしを守る「開かれた場」の社会学』英治出版.) |
参考文献 /bibliography |
授業のなかで適宜紹介する。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
学部レベルの社会学専門科目を履修済みであることを前提に授業を行う。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
月曜日 12時00分から12時30分 なお、この時間帯以外での面会を希望する場合は、事前に連絡すること。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
第1回授業の際に提示する。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A08:社会学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
演習形式。文献講読とそれに基づく討論を行う。 |
科目ナンバー /The subject number |
GC-5-1311-A08 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
課題の提出や教員との連絡については、Teamsを用いるので、アプリをインストールし、使用法について習熟しておくこと。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |