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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/09/27 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
産学連携学特論/Advanced Lecture on Industry University Collaboration
時間割コード
/Course Code
C231000037
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
地域共創科学研究科/
曜日コマ
/Day, Period
開講区分
/Semester offered
集中
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
内山 大史/UCHIYAMA DAISHI
科目区分
/Course Group
大学院(修士課程) 専攻科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
授業形式
/Class Format
講義科目
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
内山 大史/UCHIYAMA DAISHI 地域社会研究科/
難易度(レベル)
/Level
レベル5
対応するDP
/DP
A1,C1
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
地域の産業に高い付加価値をつける一つの手法,産学連携について学修する。産学連携は科学技術政策,経済政策の中で重要視されてきた。地域産業の活性化に携わる者として,関連する多様な資源を有効に活用できる知識と実践力を身につける。
授業の概要
/Summary of the class
産学連携を捉える視座は,国単位のナショナルイノベーションシステム,地域におけるクラスターシステム,さらには一企業と大学教員の個別の連携事例まで幅広く多様である。しかしながら“産”と“学”が連携して取組む先には”新たな価値を創造する”という同じゴールを見据える。
 産学連携による高付加価値化を獲得するために必要なこととして,前半では関連する基本的制度(産学連携,知的財産)と地方創生やSDGsにおける価値共創の意義について学ぶ。後半では特に食産業分野に関連した重要な各種支援制度,知的財産とブランド,多様な支援主体について学修したのち,地域における6次産業化事例について分析を行う。アクティブ・ラーニングの手法も積極的に活用し,各講義回でのリフレクションペーパー作成は必須とし,情報収集・調べ学習とグループディスカッション等を取入れる。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回:オリエンテーション
講義の目的と到達目標,講義内容・形式を確認する。

第2回:制度(1)~産学連携1:仕組みと制度~
産学連携の目的と歴史,共同研究・受託研究等の違い等について学び,産学連携の様々な方法等について学修する。

第3回:制度(2)~産学連携2:組織と手続き~
技術移転の実際,組織としての責任ある対応,契約内容等について学び,産学連携に係わる様々な組織との連携について学修する。

第4回:価値の創造と獲得(1)~地方創生、SDGsにおける価値共創~
日本における経緯,日本版バイ・ドール,特許法の基礎的事項について学び,知的財産関連の状況について学修する。

第5回:価値の創造と獲得(2)~価値共創の手段~
職務発明,情報漏洩の防止等,および技術移転の実際について学び,国立大学法人化以降の大学知的財産の取扱いについて学修する。

第6回:研究推進(1)~研究プロジェクト企画~ ①
連携で行う研究開発は複数の要因を事前に検討することが必須である。自ら携わる研究計画に即した資金調達,技術予測,競争戦略等について学修する。

第7回:食産業の振興を目指す(1)~食産業に関する支援制度~
農商工連携,6次産業化など,省庁等(農林水産省,経済産業省等)の支援制度について学び,実際に活用するためのアプローチ,コーディネート等支援者・支援機関等の関連について学修する。

第8回:食産業の振興を目指す(2)~食産業に関する知的財産~
特許等で排他的権利を獲得することに加え,地域団体商標,地理的表示(GI)を活用した地域ブランド化により信用を維持することを学び,高付加価値化を実現する手法を学修する。

第9回:食産業の振興を目指す(3)~支援主体の取組み~
生産、加工、販売の流れでの価値創造を支援する主体の取組みについて学修する。

第10回:6次産業化事例~地域における事例分析~①
地域における6次産業化事例について複数抽出し,産学連携がどのように行われたのかについて整理し,展望と課題について学修する。

第11回:6次産業化事例~地域における事例分析~②
地域における6次産業化事例について複数抽出し,産学連携がどのように行われたのかについて整理し,展望と課題について学修する。

第12回:研究推進(2)~研究プロジェクト企画~ ②
連携で行う研究開発は複数の要因を事前に検討することが必須である。自ら携わる研究計画に即した資金調達,技術予測,競争戦略等について学修する。

第13回:研究推進(3)~研究プロジェクト企画~ ③
連携で行う研究開発は複数の要因を事前に検討することが必須である。自ら携わる研究計画に即した資金調達,技術予測,競争戦略等について学修する。

第14回:総括討論~食産業の高付加価値化に主体間の連携手法をどう活かすか~①
産学連携をはじめとする多くの主体間連携は産業の高付加価値化を目指すうえで,重要な手段の一つである。食産業の高付加価値化を実現するうえで,主体間連携を活用するメリット等について討論する。

第15回:総括討論~食産業の高付加価値化に主体間の連携手法をどう活かすか~②
産学連携をはじめとする多くの主体間連携は産業の高付加価値化を目指すうえで,重要な手段の一つである。食産業の高付加価値化を実現するうえで,主体間連携を活用するメリット等について討論する。

成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
毎回の講義で提出する小レポート(60%),期末に提出する課題レポート(40%)

・各回講義時における小テスト(リフレクションペーパー)により,“産学連携“による高付加価値化を実現させ得る多様な資源(制度,研究開発,支援施策,地域における支援機関等)についての理解度を確認・評価する。
・期末に提出する課題レポートにより,6次産業化,農商工連携等の取組みに”産学連携“を有効に活用する事業提案力を評価する。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
[予習]各回の冒頭には講義内容に関する予備的な学習が必要です。
[復習]各回修了後、具体的な案件の確認や課題等探索が必要です。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
各回のテーマに応じて提示する
参考文献
/bibliography
各回のテーマに応じて提示する
本講義を通し,次のシリーズは参考書として有効である。
・MOTテキストシリーズ 丸善出版
「産学連携と技術経営」(2005)
「知識創造経営とイノベーション」(2006)
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
エクセル、パワーポイントを利用しますが、特別なスキルは求めません。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
月曜日 10時20分から11時50分 又は 月曜日 12時50分から14時20分
なお,この時間帯以外での面会を希望する場合は,事前に連絡すること。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
daishi@hirosaki-u.ac.jp
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
A07:経済学,経営学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
A08:社会学およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
Z95:学際・新領域
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
講義・演習(アクティブラーニング型)

メディア授業に移行した場合は、Teamsを用います。
科目ナンバー
/The subject number
GC-5-2328-A07
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
前期の集中講義(8月または9月の3日間)を予定しています。日時等については掲示板、メール等で事前にお知らせします。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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