科目一覧へ戻る | 2023/09/27 現在 |
開講科目名 /Course |
社会心理学演習/Advanced Seminar on Social Psychology |
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時間割コード /Course Code |
C232000004 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
地域共創科学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
水 2 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
古村 健太郎/KOMURA KENTARO |
科目区分 /Course Group |
大学院(修士課程) 専攻科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
演習科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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古村 健太郎/KOMURA KENTARO | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
B2, B3 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
心理学を援用した様々な心理教育について理解を深めるとともに,心理教育を行うための知識を身につける。 |
授業の概要 /Summary of the class |
心理学の研究知見にもとづく心理教育がこれまで数多く行われ,その成果に関するエビデンスが数多く提出されてきた。しかしながら,これらの知見が地域づくりや教育の現場で活用さているとは言い難い。本授業では,心理教育に関わる論文を読み解き,そこで得た知識を実践に応用することを目指す。特に,エビデンスの定量的統合を試みるメタ分析についての知識を身に着けることで心理教育の研究知見をクリティカルに捉え,それによって得た知識をもとに心理教育の実践(授業)を計画し,実践を試みる。これらの活動を通し,地域づくりや教育現場における心理学の応用可能性についての考えを深めていく。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回:オリエンテーション 講義目的,講義内容,講義形式の確認をする。 第2回:メタ分析とその結果の読み方 メタ分析がどのような研究方法なのかを理解し,その重要性について考える。 第3回:メタ分析を用いた論文の講読:恋人間暴力 恋人間暴力への予防プログラムに関するメタ分析を用いた論文を講読し,その内容を理解する。 第4回:メタ分析を用いた論文の講読:動機づけ 動機づけと行動の関連に関するメタ分析を用いた論文を他の受講生へ紹介する。その後,その内容について議論する。 第5回:メタ分析を用いた論文の講読:ソーシャルスキル ソーシャルスキル・トレーニングの効果に関するメタ分析を用いた論文を他の受講生へ紹介する。その後,その内容について議論する。 第6回:心理教育の実際(1):ソーシャルスキル・トレーニング 人との相互作用において重要なソーシャルスキル・トレーニングについて,実践例をもとにその特徴と効果について議論する。 第7回:心理教育の実際(2):心的対比を伴う実行意図 目標達成行動にたいする動機づけを高める「心的対比を伴う実行意図」について,実践例をもとにその特徴と効果について議論する。 第8回:心理教育の実際(3):フィードバックの効用 動機づけやパーソナリティに適合したフィードバックのあり方について,実践例をもとにその特徴と効果について議論する。 第9回:心理教育の実際(4):メタ認知 心理学の知見を応用したメタ認知を育てる授業について,実践例をもとにその特徴と効果について議論する。 第10回:心理教育の実際(4):クリティカル・シンキング クリティカル・シンキングについて,実践例をもとにその特徴と効果について議論する。 第11回:心理教育の試行(1):指導案の作成 心理学をもとに心理教育を実践するための授業案を議論し,指導案を作成する。 第12回:心理教育の試行(2):リハーサルと修正 作成した指導案をもとにリハーサルを行い,修正点等を議論する。 第13回:心理教育の試行(3):授業実践 作成及び修正した指導案をもとに心理教育を実践する。また,その理論的根拠や授業実践上の工夫について議論する。 第14回:心理教育の試行(4):Gripの分析 自殺予防教育プログラムであるGripを体験し,その特徴を議論する。 第15回:心理教育の効用と限界 心理教育の効果や限界,危険性に関する研究知見を講読し,議論を行う。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
授業内のディスカッションや授業計画と事業実践を通して,以下の2点を合算して評価する。 ・メタ分析的な思考をもとに日常生活や対人関係の中で実行可能な心理教育的アプローチについて考え,その具体的な計画を立てることができる(50%)。 ・心理学の理論をもとに心理教育を計画し,実践するとともに,自らの実践を評価することができる(50%)。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
各回の授業で扱うトピックについて,論文や書籍を読み,理解を深めること。 各回の授業で扱った統計的分析について復習し,実際に統計ソフトを使って自分で分析してみること。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
各授業のテーマに応じて提示する。 |
参考文献 /bibliography |
各授業のテーマに応じて提示する。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
学部卒業レベルの統計学の知識を前提条件として授業を進めていく。 統計学の知識に自信がない人は,自習をして授業に臨んでください。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
木曜日3・4時限をオフィスアワーとする。 他の時間帯も問い合わせがあれば,可能な限り対応します。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
k-komura[at]hirosaki-u.ac.jp *[at]は@に変えてください。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A10:心理学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A09:教育学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
受講生が発表を行い,その発表に基づき議論を行う。また,授業実践では,実際に受講生を対象とした授業を行う。 メディア授業に移行した場合,Microsoft Teamsによる双方向遠隔授業を行います。 |
科目ナンバー /The subject number |
GC-5-1307-A10 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
なし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |