科目一覧へ戻る | 2023/09/27 現在 |
開講科目名 /Course |
防災構造工学特論/Advanced Lecture on Structural Engineering for Disaster Prevention |
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時間割コード /Course Code |
C232000014 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
地域共創科学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
木 3 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
上原子 晶久/KAMIHARAKO AKIHISA |
科目区分 /Course Group |
大学院(修士課程) 専攻科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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上原子 晶久/KAMIHARAKO AKIHISA | 理工学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
A2,B1 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
・社会インフラとしての構造物設計に必要な有限要素法の基礎と応用を身につける。 ・損傷を受けて劣化した構造物の残存性能を有限要素法で予測する手法が理解できる。 ・身につけた応用力を使って,地域の抱える課題解決(社会インフラの更新・維持管理)の手助けができるような実践力を涵養できる。 |
授業の概要 /Summary of the class |
地震による地盤振動,台風などによる風,積雪などにより構造物に荷重が加わり,それらが変形して破壊することで人や財産,および社会基盤インフラに被害がもたらされる。この講義ではそのような背景を踏まえて,構造物へ加わる荷重,応力,変形,ひずみを有限要素法により評価する方法を学ぶ。また,最近では,鋼・コンクリート構造物に代表される社会基盤インフラが劣化して崩落するなどの事故が社会問題化している。本講義では,このような劣化構造物における残存性能の予測手法についても理解を深める。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回:授業の概要説明 授業で取り上げる有限要素法の概要,ならびに授業で取り扱う範囲について説明する。 第2回:有限要素法の準備 有限要素法に必要な数学を学ぶ。 第3回:平面トラスによる有限要素法の基礎 平面トラスにおける軸力と応力を求めるプログラムを作成するための準備を行う。 第4回:平面トラスの有限要素解析プログラム(1)―プログラミング― 前回習得した知識を利用して,実際のプログラミングを行う。 第5回:平面トラスの有限要素解析プログラム(2)―プログラムの利用― 前回作成したプログラムを用いて,実際に有限要素法で平面トラスの応力解析を行う。 第6回:立体トラスの有限要素解析プログラム(1)―プログラムの3次元化― 立体トラスの応力解析を行うためのプログラムを作成するための準備を行う。 第7回:立体トラスの有限要素解析プログラム(2)―プログラミングとその利用― 前回習得した知識によりプログラミングを行い,そのプログラムを利用した応力解析を行う。 第8回:平面ラーメンの有限要素解析プログラム(1)―曲げモーメントが作用する解析プログラム― 部材に曲げモーメントが作用する平面ラーメンの応力解析を行うためのプログラムを作成するための準備を行う。 第9回:平面ラーメンの有限要素解析プログラム(2)―プログラミングとその利用― 前回習得した知識によりプログラミングを行い,そのプログラムを利用した応力解析を行う。 第10回:弾性理論の基礎 平面弾性問題を解析するための基礎知識を習得する。 第11回:平面弾性問題の有限要素解析プログラム(1)―連続体における解析プログラム― 連続体である弾性問題の応力解析を行うためのプログラムを作成するための準備を行う。 第12回:平面弾性問題の有限要素解析プログラム(2)―プログラミングとその利用― 前回習得した知識によりプログラミングを行い,そのプログラムを利用した応力解析を行う。 第13回:解析結果の前処理と後処理 解析モデル・結果を視覚的に表す手法について学習する。 第14回:劣化構造物の耐荷力の評価手法 第12回で作成したプログラムを利用して,劣化した構造物の残存性能を予測する手法を理解する。 第15回:実際の劣化構造物における予測手法 実際に劣化した構造物をモデルケースにして,その構造物が有する残存性能の予測手法を学ぶ。 最終回:期末試験 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
授業の範囲でレポート(40%)と期末試験(60%)を課す。 レポートでは,劣化した構造物の実例を参考にして,地域の環境条件を考慮した維持管理手法に関する理解度を中心に評価する。期末試験では,有限要素法の基礎と応用,ならびに実構造物の応力解析に関する理解度について評価する。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
・各回の授業内容について,事前配布の資料を予習すること。 ・毎回授業で課す課題について復習すること。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
特に指定しないが,授業に必要な資料は適宜配布する。 |
参考文献 /bibliography |
長嶋利夫(2015)『これだけ! 有限要素法』秀和システム 堀辺忠志(2008)『Visual Basicでわかる有限要素法の基礎』森北出版 石川博幸,青木伸輔,日比 学(2014)『解析塾秘伝 有限要素法のつくり方』日刊工業新聞社 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
特になし。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
月曜日 10時20分から11時50分 又は 月曜日 12時50分から14時20分 なお,この時間帯以外での面会を希望する場合は,事前に連絡すること。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
kami[at]hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
C22:土木工学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
C23:建築学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
板書などによる講義と実際に課題を解く演習で構成される。 |
科目ナンバー /The subject number |
GC-5-1325-C22 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
特になし。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |