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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/09/27 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
気候システム解析特論/Climate System Analysis
時間割コード
/Course Code
S231002017
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
理工学研究科/
曜日コマ
/Day, Period
木/Thu 4
開講区分
/Semester offered
前期/first semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3
主担当教員
/Main Instructor
谷田貝 亜紀代/YATAGAI AKIYO
科目区分
/Course Group
大学院(博士後期課程) 安全システム工学専攻
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
選択
授業形式
/Class Format
講義科目
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
谷田貝 亜紀代/YATAGAI AKIYO 理工学研究科/
難易度(レベル)
/Level
レベル5
対応するDP
/DP
DP1・DP2・DP3
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
○地球温暖化やさまざまな地球規模の環境問題の背景となる気候システムを理解する
○気候システムの数値モデルや観測・解析の現状を理解する
○客観解析データや衛星データによる簡単な気候システムの描画を可能にする
授業の概要
/Summary of the class
気象予報や温暖化評価などの社会の要請もあって地球観測やその国際連携がすすんだ近年、観測データの精度や信頼性、データ解析の透明性が求められるようになってきている。また、気象気候分野のデータは、他の分野にも広く用いられており、一方当該分野でも、他分野の観測技術を取り込み、新たな発見と信頼性の評価向上を目指している。気候変動を考える上で、大気と海洋あるいは大気と陸面の相互作用の重要性が指摘されて久しいが、最近では、考えるべき要素・分野は拡大している。一方で、水循環過程は、観測の少ないところでは未だ未解明の点も多く、水の安定同位体利用など、プロセス研究の蓄積も重視される。本講義では、IPCCのアセスメントなど国際的な理解事項に注意しながら、観測に基づく事実に立脚し、大気側の気候システムについて講義をし、演習を行う。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回 気候システムとは
第2回 地球放射
第3回 地球観測(衛星観測)
第4回 地球観測(地表面観測)
第5回 地球観測(地上、ゾンデ)
第6回 実習(衛星観測データの図化)
第7回 4次元同化と客観解析・数値予報
第8回 再解析データ
第9回 メソ気象・メソ予報(非静力学モデル)
第10回 データの改良(山岳効果、捕捉率補正)
第11回 統計解析
第12回 実習(再解析データの図化、統計解析)
第13回 温暖化評価(CMIP5,CMIP6)について
第14回 温暖化実験データ(Historical,Scenario)利用
第15回 予報データの利用と防災への応用
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
平常点(課題への解答内容と議論への取り組み)60%およびレポート40%。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
授業時に次回に必要な予習内容や、
計算機を実際動かして計算・図化するという復習課題を伝える。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
特に指定しません。必要に応じてプリントを配布します。
参考文献
/bibliography
Krishnamurti ほか著「Tropical Meteorology An Introduction」Springer
Dennis L. Hartmann著「Global Physical Climatology」Elsevier
数値予報課研修テキスト(https://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/nwptext/nwptext.html)
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
学部(地球環境防災学科)気候システム学を受講していなった場合は、自習しておくことが望ましい。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
火曜日:16:00 - 17:30
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
yatagai[at]hirosaki-u.ac.jp
http://www.st.hirosaki-u.ac.jp/~yatagai/japanese/index.html
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
B17:地球惑星科学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
K63:環境解析評価およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
K64:環境保全対策およびその関連分野
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
講義・課題の発表
科目ナンバー
/The subject number
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
特になし
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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