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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/29 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
数論入門/Introduction to Number Theory
時間割コード
/Course Code
3241240121
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
教育学部/
曜日コマ
/Day, Period
木/Thu 2
開講区分
/Semester offered
前期/first semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
澤原 雅知/SAWAHARA MASATOMO
科目区分
/Course Group
専門教育科目 
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
授業形式
/Class Format
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
澤原 雅知/SAWAHARA MASATOMO 教育学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル2
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
〇初等整数論の基本的な定義や命題の主張を理解し、具体的問題に対して適用できるようになること(見通す力)
〇専門的な代数学を学ぶための礎を築くこと(見通す力)
授業の概要
/Summary of the class
整数は数学教育における重要な題材の1つです。この授業では、整数の性質を深く理解することを目的に初等整数論を学びます。また、整数は、以降の代数学区分の授業で扱う抽象代数学における重要な例です。そこで、初等整数論を通して、以降に学ぶ代数学の基本的な考え方についても学びます。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回 (4/11(木)): イントロダクション/割り算原理、倍数と約数
第2回 (4/18(木)): ユークリッドの互除法
第3回 (4/25(木)): 整数のイデアル
第4回 (5/9(木)): 算術の基本定理
第5回 (5/16(木)): 同値関係と商集合(「論理・集合・写像」の復習)
第6回 (5/23(木)): 合同式の定義と基本的な性質
第7回 (5/30(木)): 合同式の更なる性質
第8回 (6/6(木)): 中間テストとその解説
第9回 (6/13(木)): 1次合同方程式
第10回 (6/20(木)): 中国剰余定理
第11回 (6/27(木)): フェルマーの小定理、RSA暗号
第12回 (7/4(木)): オイラーのφ関数、オイラーの定理
第13回 (7/11(木)): ピタゴラス数
第14回 (7/18(木)): 連分数
第15回 (7/25(木)): 素数に関する話題
第16回 (8/1(木)・最終回): 期末テスト

※上記はあくまで予定です。受講者の反応・要望などの事情により、内容や進度が変更となる可能性があります。変更する場合には、その都度説明します。
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
2回の小レポート(10%×2)、中間テスト(40%)、期末テスト(40%)
により成績評価します。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
予習: 講義ノートや参考書などで授業で扱う予定の内容(特に定義や命題の主張)を調べ、疑問点をピックアップしておいて下さい。

復習: ノートを見返して、納得できるまで授業内容を振り返って下さい。
その際、手を動かして具体的な例を計算することにより、理解が深まります。
復習しても分からないこと(「分からないことが分からない」を含む)は、質問に来るなどして、放置せずに早急に解決するよう心掛けて下さい。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
教科書は指定しませんが、進度に応じて講義ノートを公開します。
参考文献
/bibliography
以下はあくまで一例です。(初等)整数論の参考書を必要とする方は、下に挙げたものに限らず、自分に合ったものを探して下さい。

[1] 海老原円・著『代数学教本』数学書房,2018年.
[2] 宮西正宜・著『代数学1 基礎編』裳華房,2010年.
[3] 雪江明彦・著『整数論1 初等整数論からp進数へ』日本評論社,2013年.
[4] 松坂和夫・著『代数系入門(数学入門シリーズ3)』岩波書店,2018年.
[5] 芹沢正三・著『素数入門』講談社(ブルーバックス),2002年.
[6] 酒井文雄・著『大学数学の基礎』共立出版,2011年.

※授業は、[1]の1.1節の内容に基づいて行うことが多いと思います。
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
予備知識: 1年次の数学科目の内容を一通り理解していることが望ましいです。特に、「論理・集合・写像」の基礎的な知識を用いますので、不安な場合は復習して下さい。(十分に理解できていない状況のまま授業に臨むと、理解が追いつかない可能性があります。)

留意点1: 計算の仕方や問題の解き方を無暗に丸暗記するのではなく、考え方を理解しようとすることを心掛けて下さい。また、既習事項は前提として授業を行いますので、授業後は必ず復習をして下さい。加えて、分からないことを誤魔化さずに、分かるまで何度でも、考えたり、調べたり、質問したり、等、をして下さい。

留意点2: 時間の関係上、授業では必要最低限の内容しか扱えません。初等整数論をしっかりと学びたいという方は、参考書を用いて授業内容を補うなど、自主的に学習することが望まれます。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
オフィスアワー:金曜10:30~12:30(教育学部棟3-65)

但し、オフィスアワーでなくても、時間の許す限り対応します。また、メールなどでも質問を受け付けます。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
sawaharam[at]hirosaki-u.ac.jp
([at]を@に置き換えて下さい。)
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
B11:代数学,幾何学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
該当なし
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
なし
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
対面授業。原則として対面で黒板を用いた講義を行います。
メディア授業に移行した場合は、Teamsを用いたリアルタイム授業を行います。

※出張の関係でメディア授業を行うことがあります。その場合は、事前に連絡します。
科目ナンバー
/The subject number
P1-2-0182-B11
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
授業時間割には、数論入門が「前期木曜」と「前期集中」の2箇所に記載されているようです。しかし、2024年度の数論入門は、前期の木曜2コマのみの開講です。前期集中の開講はありませんのでご注意願います。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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