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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/29 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
日本語学演習Ⅰ/Japanese Linguistics, Seminar I
時間割コード
/Course Code
3241240165
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
教育学部/
曜日コマ
/Day, Period
金/Fri 3
開講区分
/Semester offered
前期/first semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
市地 英/ICHIJI EI
科目区分
/Course Group
専門教育科目 
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
授業形式
/Class Format
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
市地 英/ICHIJI EI 教育学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル2
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力      CP・DP 2 解決していく力 CP・DP 3 学び続ける力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
到達目標1:役割語の特色を理解できるようになる(見通す力)
到達目標2:フィクションの中の日本語の用例を採取し、客観的に分析できるようになる(解決していく力)
到達目標3:フィクションの言語と日常的な言語の違いを考えることができる(学び続ける力)
授業の概要
/Summary of the class
フィクション等で、博士や老人が「ワシは知っていたのじゃ」などの言葉遣いをする描写があるが、実際に「博士」「老人」がこういった話し方をしているところを見たことがあるだろうか。時に、フィクションには、現実の言語とは別に、ある人物像を想起するヴァーチャルな言葉遣いが使用されることがある。こうした言葉遣いのことを「役割語」と呼ぶ。役割語はステレオタイプという概念や、日本語史と関わる成り立ちを持つ。この演習では、金水敏『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』を読み、要約し、注釈を付けることで、役割語に対する理解を深める。このうえで、身近なフィクションから、役割語を捉え、調査、分析する力を身につける。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回 導入/役割語について(4/12)
第2回 発表①『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』の要約と注釈の説明(4/19)
第3回 先行研究を読む1(4/26)
第4回 発表①と討議(5/10)
第5回 発表①と討議(5/17)
第6回 発表①と討議(5/24)
第7回 発表①と討議(5/31)
第8回 発表①と討議(6/7)
第9回 発表②役割語の調査・分析の説明(6/14)
第10回 先行研究を読む2(6/21)
第11回 発表②と討議(6/28)
第12回 発表②と討議(7/5)
第13回 発表②と討議(7/12)
第14回 発表②と討議(7/19)
第15回 発表②と討議/まとめ(7/26)
第16回 予備日(8/2)

※授業の進度によって、予定が前後することがあります。その場合は、都度、周知します。
※授業の進度や、発表の人数等の都合次第で、8/2も実施日にします。
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
発表①と討議への参加:30%(発表①の導入知識を身につけたうえで、適切に要約を行い、注釈をつけることができているか。役割語について理解を深められているか。)
発表②と討議への参加 30%(発表②の導入知識を身につけたうえで、役割語の知識を踏まえて、フィクションの言語を用例として採取し、分析できているか。質疑応答によって用例に対する分析が精査されているか。)
最終レポート:40%(発表②の質疑応答を踏まえ、自分が発見した役割語の用例を、分析とともにレポートにする。)
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』は、通読して下さい。発表①の際に担当割り振りをしますが、自分の担当以外の場所を事前に読んでおく必要がありますし、多くの事例を知っておくことが、言語表現の客観的把握するための助けとなります。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
金水敏『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』(岩波書店(岩波現代文庫)、2023年、ISBN9784006004668)
参考文献
/bibliography
金水敏『コレモ日本語アルカ? : 異人のことばが生まれるとき』(岩波書店(岩波現代文庫)、2023年、ISBN9784006004675)、小松寿雄『江戸時代の国語 : 江戸語 その形成と階層』(東京堂出版、1985年)など。授業内でも案内します。
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
・日本語学I・日本語学IIを受講していることが望ましいです。
・普段から小説、漫画、アニメ、ドラマ、映画などの登場人物のことばに注意を向け、用例を記録しておきましょう。
・発表資料の共有は、基本的にTeamsで行うので、各自で端末を持参する必要があります。パソコン・タブレット・スマートフォンなどの端末で、資料を見られるようにして下さい。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
授業内や、授業毎に収集する出席票兼リアクションペーパーで質問ができます。また、個別的には、teamsやメールで受け付けます。土日・祝日などの休日は、よほど緊急でない限り、基本的に返事をしません。皆さんも休むときは休みましょう。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
a-ichijiあっとhirosaki-u.ac.jp(「あっと」を@に変更して下さい。)
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
A02:文学,言語学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
該当なし
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
なし
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
演習
科目ナンバー
/The subject number
P1-2-0103-A02
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
有/Yes
その他
/Others
資料共有にTeamsを用いますので、アプリをインストールしておいてください。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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