科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
線形代数概論/Introduction to Linear Algebra |
---|---|
時間割コード /Course Code |
3242240129 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
教育学部/ |
曜日コマ /Day, Period |
火/Tue 2 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
澤原 雅知/SAWAHARA MASATOMO |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
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授業形式 /Class Format |
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メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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澤原 雅知/SAWAHARA MASATOMO | 教育学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル1 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
〇ベクトル空間や線形写像の基本的な考え方を理解し、具体的に適用できるようになること(見通す力) 〇行列の対角化の手順を理解し、求められるようになること(見通す力) 〇線形代数学を通して、論理・集合・写像を用いた大学数学の基本的な考え方を体得すること(見通す力) |
授業の概要 /Summary of the class |
「数学基礎A」では、線形代数学の初歩として、ベクトルや行列の基礎を扱います。この授業では、「数学基礎A」の続きとなる内容を学びます。具体的には、「論理・集合・写像」の知識を用いながら、(抽象)ベクトル空間や線形写像の性質を学びます。更に、行列の対角化の理論や手順について学びます。これらは、線形代数学における重要な内容であり、以降の数学の授業で多かれ少なかれ必要となります。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 (10/1(火)): イントロダクション/ベクトル空間の定義 第2回 (10/8(火)): ベクトル空間の部分空間 第3回 (10/22(火)): 1次結合、1次独立と1次従属 第4回 (10/29(火)): ベクトル空間の基底 第5回 (11/5(火)): ベクトル空間の次元 第6回 (11/12(火)): 線形写像の定義と例 第7回 (11/19(火)): 線形写像の像と核 第8回 (11/26(火)): 線形同型 第9回 (12/3(火)): 線形写像の行列表現 第10回 (12/10(火)): 固有値と固有ベクトル 第11回 (12/17(火)): 固有空間 第12回 (12/24(火)): 行列の対角化 第13回 (1/7(火)): 内積と計量ベクトル空間 第14回 (1/21(火)): 正規直交基底とグラム・シュミットの直交化法 第15回 (1/28(火)): 対称行列の対角化 第16回 (2/4(火)・最終回): 期末テスト ※上記はあくまで予定です。受講者の反応・要望などの事情により、内容や進度が変更となる可能性があります。変更する場合は、その都度説明します。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
毎回の授業で課す小レポート(15%)、2回の中間レポート(15%×2)、期末テスト(55%)により成績評価します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
予習: 講義ノートや参考書などで授業で扱う予定の内容(特に定義や命題の主張)を調べ、疑問点をピックアップしておいて下さい。 復習: ノートを見返して、授業内容を納得できるまで振り返って下さい。 その際、手を動かして具体的な例を計算することにより、理解が深まります。 復習しても分からないこと(「分からないことが分からない」も含む)は、質問に来るなどして、放置せずに早急に解決するよう心掛けて下さい。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
教科書は指定しませんが、講義ノートを公開します。 ※線形代数学は今後の数学の授業を学ぶ上で必要になりますので、何かしらかのテキストを手元に置くことを強く勧めます。下記「参考文献」も参考にして下さい。 |
参考文献 /bibliography |
以下はあくまで一例です。線形代数学の参考書を必要とする方は、下に挙げたものに限らず、自分に合ったものを探して下さい。 [1] 三宅敏恒・著『入門線形代数』培風館,1991年. [2] 村上正康,佐藤恒雄(他)・共著『教養の線形代数 六訂版』培風館,2016年. [3] 藤岡敦・著『手を動かしてまなぶ線形代数』裳華房,2015年. [4] 馬場 敬之・著『線形代数キャンパス・ゼミ 改訂11』マセマ出版社,2023年. [5] 田中環,小島秀雄(他)・共著『要点明解 線形数学 三訂版』培風館,2022年. [6] 海老原円・著『例題から展開する線形代数』サイエンス社,2016年. [7] 川久保勝夫・著『線形代数学 新装版』日本評論社,2010年. [8] 齋藤正彦・著『線型代数入門』東京大学出版会,1966年. [9] 加藤文元・著『数研講座シリーズ 大学教養 線形代数』数研出版,2019年. [1]~[4]は、授業の予習・復習用の参考書として適していると思います。 [5]~[6]は、「数学基礎A」の復習用の参考書として適していると思います。 [7]~[9]は、線形代数学の本格的なテキストです。しっかり学びたい人向けです。 ※授業は、[1]の第4~6章に沿って行うことが多いと思います。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
予備知識: 「数学基礎A」と「論理・集合・写像」の知識が必要です。不安な場合は、復習をして下さい。(これらを十分に理解できていない状況のまま授業に臨むと、理解が追いつかない可能性があります。) 留意点: この授業は、「数学基礎A」と比較すると、内容が抽象的であり、計算だけでなく証明も扱います。初めのうちは難しく感じるかもしれませんが、考え方に少しずつ慣れていってほしいと思っております。考え方に慣れるためにも、授業後に必ず復習をして下さい。加えて、分からないことを誤魔化さずに、分かるまで何度でも、考えたり、調べたり、質問したり、等、をして下さい。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
オフィスアワー:水曜10:30~12:30(教育学部棟3-65) 但し、オフィスアワーでなくても、時間の許す限り対応します。また、メールなどでも質問を受け付けます。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
sawaharam[at]hirosaki-u.ac.jp ([at]を@に置き換えて下さい。) |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
B11:代数学,幾何学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
B12:解析学,応用数学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
対面授業。原則として対面で黒板を用いた講義を行います。 メディア授業に移行した場合は、Teamsを用いたリアルタイム授業を行います。 ※出張の関係でメディア授業を行うことがあります。その場合は、事前に連絡します。 |
科目ナンバー /The subject number |
P1-1-0181-B11 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
「数学演習A」という授業で、この授業と「数学基礎A」に関する演習を行います。従って、この授業を受講する方は、できる限り「数学演習A」も受講して下さい。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |