科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
生理学実習/Physiology Practice |
---|---|
時間割コード /Course Code |
4241000014 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部医学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
月/Mon 3, 月/Mon 4, 月/Mon 5, 火/Tue 3, 火/Tue 4, 火/Tue 5, 水/Wed 3, 水/Wed 4, 水/Wed 5 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2 |
主担当教員 /Main Instructor |
上野 伸哉/UENO SHINYA |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
実習科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
上野 伸哉/UENO SHINYA | 医学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
〇 血液・体液のイオン組成を理解し、膜電位や酸・塩基平衡について説明できること。また、神経活動の中心となる興奮性ならびに抑制性シナプス電位と活動電位について説明できること。 〇 心電図の発生機序や各波形と生理現象の対応について理解し、心電図の正常異常を判別できること。心電図に反映される生理現象について、その有無も含めこれを解析する方法を各自考案し、実験条件や個人によっても異なる可能性のある心電図波形の変化を統計学を用いて適切に報告する方法を習得すること。 〇 神経学的検査に用いられる筋電図記録、および誘発筋電図を用いた末梢神経の伝導速度を計測し、脊髄反射などの生理学的意味が理解できること。 |
授業の概要 /Summary of the class |
1. 内部環境(細胞外)と細胞内のイオン組成から膜電位やpHを実際に算出し、イオン組成の変動が身体に与える影響を理解し、「恒常性が維持される」ことについて学ぶ。 2. 心電図の正しい測定法を身に着け、実際に各種記録を行い、比較することにより、心電図の発生機序ならびに生体電気現象の基本を理解する。また、正常心電図の読解、病態への応用について学ぶ。 3. 神経学的検査に用いられる筋電図記録、および誘発筋電図を用いた末梢神経の伝導速度を計測する。さらに誘発刺激により脊髄反射を観察し、それらの生理学的および臨床における意義を学ぶ。 モデル・コア・カリキュラム C-2) 個体の構成と機能 D-2-1) 神経系の構造と機能 D-4-1) 運動器(筋骨格系)の構造と機能 D-5-1) 循環器系の構造と機能 D-6-1) 呼吸器系の構造と機能 D-8-1) 腎・尿路系(体液・電解質バランスを含む)の構造と機能 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
生理学実習 実習は全34コマ。 動画視聴 以下4回分の動画は講義および対面実習の理解を深めるための教材です。講義・実習内容に合わせ視聴してください。 1) 題目:イオン・溶液1 動画(長友) 2) 題目:pH・溶液2 動画(長友) 3) 題目:神経細胞の電気的特性1 動画視聴(古川) 4) 題目:神経細胞の電気的特性2 動画視聴(古川) 対面実習 第1回から第4回までは講義室で行う。 筋電図・感覚実習および心電図実習は各グループに分かれてローテーションで実施する。 ※筋電図および心電図実習のグループ分けはTeamsにて別途配布する。 第1回 6月17日(月) 2-5コマ 題目:浸透圧・電解質・平衡電位 I-V曲線 濃度依存性(上野 古川) 第2回 6月24日(月) 3-5コマ 題目:Simulator application install作業(上野 古川 下山) 第3回 7月1日(月)4コマ 題目:筋電図実習説明 (木下) 第4回 7月2日(火)2-5コマ 題目:静止膜電位 活動電位 コンダクタンス 複合電位(上野 古川 下山) 第5回 7月3日(水)3-5コマ 題目:心電図1 (長友) 第6回7月8日(月)2-4コマ題目: 筋電図1 (木下) 第7回 7月9日(火)2-4コマ題目:筋電図2 (木下) 第9回 7月16日(火) 3-5コマ 題目:心電図2 (長友) 第10回7月16日(水) 題目:題目: 筋電図2 (木下) 7月17日 3-5コマ 対面実習 予備日 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
実習説明会および実習に出席していることを前提とする。成績評価はレポート内容の評価(80%)、実習への取り組み度合い(20%)を総合して評価する。 1. 実習時に指定したレポート提出締切に遅れた場合、診断書等、特別な理由がない限り不可とする。 2. 過去のレポートや他のレポートをコピーするなど、盗用が認められた場合、不正行為とみなし不可とする。 3. 実習時に指定したレポートの形式に不備があった場合、再提出は認めるが、再提出でも不備があった場合には不可とする(再々提出は認められないので注意すること)。 4. レポートの内容について著しい不備があった場合、再提出は認めるが、再提出でも不備があった場合には不可とする(再々提出は認められないので注意すること)。 5. 生理学の期末試験および再試験の出題範囲には、実習内容が含まれる。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
生理学実習では、ヒトの生体現象を実際に測定し、その科学的取り扱いの方法について学ぶ。すなわち、実習を通じてデータの取得、解析、報告書(レポート)の作製に関する基本を習得する。実習に関連する項目(生体電気現象、筋、運動調節、心臓・循環、自律神経など)を理解し、実習に臨むこと。実習終了後は、各種資料も参考にしながら、データを整理し、レポートの形にまとめて指定された方法で提出すること。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
動画コンテンツおよびPDFファイルとして資料を配付する。生理学の講義内容ならびに下記の教材を参考とする。 |
参考文献 /bibliography |
標準生理学第9版(医学書院、2019年) Dale Dubin著 図解心電図テキスト(第6版), ステップで判読! 心電図 奥村謙・著 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
実習開始までに、生理学講義の内容に関して疑問点があれば、事前に質問内容を整理して、各講義担当教員に積極的に質問すること。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
実習内については、各担当教員に対面またはTeamsを用いて連絡を取ること(メール不可)。 ※各教員の実習の時に、別途指示がある場合はそれに従うこと。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
[at]を @ に変更してください 上野伸哉 shinyau[at]hirosaki-u.ac.jp 脳神経生理学講座 古川智範 gdb-e[at]hirosaki-u.ac.jp 脳神経生理学講座 下山修司 shuji-s[at]hirosaki-u.ac.jp 脳神経生理学講座 木下正治 kinosita[at]hirosaki-u.ac.jp 統合機能生理学講座 長友克広 nagatomo[at]hirosaki-u.ac.jp 統合機能生理学講座 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
H48:生体の構造と機能およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
G46:神経科学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
対面授業および動画視聴 |
科目ナンバー /The subject number |
M1-2-0205-H48 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
・実習内容、留意事項等、詳細についてはTeamsなどを通して各自に通知する。 ・内容には病院等での医師としての実務経験に関する内容が含まれる。 Last Update: 2023-April5 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |