科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
神経精神医学Ⅰ/Neuropsychiatry Ⅰ |
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時間割コード /Course Code |
4241000034 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部医学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
水/Wed 2 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
1.0 |
学年 /Year |
3 |
主担当教員 /Main Instructor |
中村 和彦/NAKAMURA KAZUHIKO |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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中村 和彦/NAKAMURA KAZUHIKO | 医学研究科/ |
大里 絢子/OOSATO AYAKO | 保健学研究科/ |
冨田 哲/TOMITA TETSU | 医学研究科/ |
坂本 由唯 | 医学研究科/ |
長田 真人/OSADA MAKOTO | 医学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○将来医療に携わるものにとって必要な精神医学の一般的知識を習得する。 ○精神医学が科学であることを理解する。 ○精神疾患の診断や治療に必要な知識を身につけ、問題解決の力を導く。 |
授業の概要 /Summary of the class |
精神疾患の理解の仕方,精神医学を学ぶための基礎知識としての精神医学総論並びに臨床実習に入る前に必要な, 主に精神疾患についての基礎的な授業。 モデル・コア・カリキュラム C-5 人の行動と心理 C-5-1) 人の行動 C-5-2) 行動の成り立ち C-5-3) 動機付け C-5-4) ストレス C-5-5) 生涯発達 C-5-6) 個人差 C-5-7) 対人関係と対人コミュニケーション C-5-8) 行動変容における理論と技法 D-2 神経系 D-2-1) 構造と機能 D-2-2) 診断と検査の基本 D-2-3) 症候 D-2-4) 疾患 D-15 精神系 D-15-1) 診断と検査の基本 D-15-2) 症候 D-15-3) 疾患 E-7 成長と発達 E-7-3) 小児期全般 E-7-4) 思春期 E-8 加齢と老化 E-8-1) 老化と高齢者の特徴 F-1 症候・病態からのアプローチ F-1-31) 不安・抑うつ F-1-32) もの忘れ F-2 基本的診療知識 F-2-14) リハビリテーション F-2-16) 緩和ケア |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 4月10日(水) 題目:精神医学総論Ⅰ(歴史・概念) 精神医学のこれまでの流れとその背景にある社会との関連,その概念の成立について考える。 神経精神医学講座 教授 中村 和彦 第2回 4月17日(水) 題目:精神医学総論Ⅱ(精神障害の成因、経過と分類) 様々な神経精神疾患の成因、経過、分類について理解する。 神経精神医学講座 教授 中村 和彦 第3回 4月24日(水) 題目:神経精神医学総論Ⅲ(ライフサイクル) 様々な神経精神疾患の背景にある心理学的問題や生活史上の問題を理解するためのライフサイクル論を解説する。 神経精神医学講座 助教 長田 真人 第4回 5月8日(水) 題目:精神医学総論Ⅳ(診断のための検査Ⅰ) 神経精神医学で用いられる心理検査(知能検査・人格検査)の記録,判読,所見を説明し適切に用いることが出来るようにする。 保健学研究科総合リハビリテーション科学領域/心理支援科学科 准教授 大里 絢子 第5回 5月15日(水) 題目:精神医学総論Ⅴ(診断のための検査Ⅱ) 神経精神医学で用いられる脳波検査に加え知能検査,血液検査などについて解説をする。 神経精神医学講座 准教授 冨田 哲 第6回 5月22日(水) 題目:精神医学総論Ⅵ(精神症状の定義と診断面接Ⅰ) 精神科診断面接をふまえた上で,精神症状のとらえ方について理解し,診断できるようにする。 附属病院神経科精神科 講師 坂本 由唯 第7回 5月29日(水) 題目:統合失調症Ⅰ 統合失調症の症状について,診断学における症状の階層化を試みる。また,経過や予後についても概説する。 神経精神医学講座 教授 中村 和彦 第8回 6月5日(水) 題目:統合失調症Ⅱ 統合失調症の病態学側面から鑑別診断を展開し、その上で現在の治療法について比較検討する。 神経精神医学講座 教授 中村 和彦 第9回 6月12日(水) 題目:精神医学総論Ⅶ(精神症状の定義と診断面接Ⅱ) 様々な神経精神疾患に認められる,精神症状および精神状態像について理解し,診断できるようにする。 神経精神医学講座 准教授 冨田 哲 第10回 6月19日(水) 題目:気分障害(うつ病) うつ病の診断・治療・病因を理解する。環境や性格・素因との関係についても解説する。 神経精神医学講座 准教授 冨田 哲 第11回 6月26日(水) 題目:双極性障害 感情障害に伴う,一般医療への影響を概説。感情障害の診断・治療・病因を理解する。 医療法人芙蓉会 芙蓉会病院 鈴木 克治 第12回 7月3日(水) 題目:神経症性障害 環境や性格・素因が関係して引き起こされる精神障害である心因性精神障害の概念,分類,症状,治療法を理解する。パニック障害および心的外傷後ストレス障害を中心に概念,分類,症状,治療法を理解し,診断できるようにする。 神経精神医学講座 教授 中村 和彦 第13回 7月10日(水) 題目:病状精神病(脳器質疾患,身体疾患) 病状精神病の成因・経過・治療法を理解できるようにする。 神経精神医学講座 教授 中村 和彦 第14回 7月17日(水) 題目:老年期精神障害 認知症の周辺症状とその対応について。老年期に特徴的にみられる精神障害,妄想症や死別反応の原因・症状・診断・治療を中心に理解する。 神経精神医学講座 准教授 冨田 哲 第15回 7月24日(水) 題目:精神医学のトピックスⅠ(特別講演) 学校で自殺が起こる時,予防とポストベンションについて。 浜松市精神保健福祉センター 所長 二宮 貴至 7月31日(水)予備日 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
テスト(90%)及び授業の参加度(10%) |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
下記の教科書での予習及び復習が必要。 また、次回の予習ポイントをスライド,レジュメでお知らせします。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
現代臨床精神医学 第12版:金原出版 子どものこころの医学:金芳堂 |
参考文献 /bibliography |
特になし |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
特になし |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
講座受付に事前予約をお願いします。 (受付時間 平日9:00~16:00) 担当代表教員:中村和彦 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
HPアドレス http://www.med.hirosaki-u.ac.jp/~psychiat/ お問合せはHPより。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
I52:内科学一般およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
G46:神経科学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
I51:ブレインサイエンスおよびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
原則、対面授業ですが、状況に応じメディア授業に変更になることがあります。対面授業の場合は、授業資料は紙またはデータで配布します。 メディア授業はオンデマンド型のみで、ハイブリッドでは実施しません。メディア授業の時の資料は、HOLSにアップします。 |
科目ナンバー /The subject number |
M1-3-0130-I52 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
・講義内容には病院等での医師としての実務経験に関する内容が含まれます。 ・質問については、各担当教員よりアクセス方法(メール、メディア等)を講義の中で指示します。 ・試験内容、出題方法については、記述、選択、穴うめです。教科書の「現代臨床精神医学 第12版:金原出版」の内容も含めます。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |