科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
麻酔科学・緩和医療学Ⅱ/Anesthesiology and Palliative Medicine Ⅱ |
---|---|
時間割コード /Course Code |
4241000061 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部医学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
月/Mon 2 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
1.0 |
学年 /Year |
4 |
主担当教員 /Main Instructor |
廣田 和美/HIROTA KAZUYOSHI |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
廣田 和美/HIROTA KAZUYOSHI | 医学研究科/ |
北山 眞任 | 医学研究科/ |
木村 太 | 医学研究科/ |
工藤 隆司 | 医学研究科/ |
斎藤 淳一 | 医学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
---|---|
対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○麻酔科学・緩和医療学IIでは,Iで学んでいない主に集中治療を中心とした周術期管理学と小児麻酔,産科麻酔,高齢者麻酔,ロボット手術麻酔等の特殊麻酔管理の概念を理解することで,麻酔科学・緩和医療学への洞察を深化させる。 ○周術期管理に必要なモニタリングの意義を理解することで,より高度で綿密な全身管理の概念を習得する。 ○科学的観点から,周術期に必要な全身管理機器並びに薬剤の使用法とその原理を理解習得することで,周術期管理上の問題解決法の考え方を学ぶとともにどのような患者が,集中治療管理が必要かの判断能力を養う。 |
授業の概要 /Summary of the class |
1.麻酔管理に用いられる薬物(麻薬,筋弛緩薬等)の薬理について学習する。 2.周術期,集中治療における輸液,輸血などの体液管理並びに血液浄化に関して学ぶ。 3.周術期,集中治療における呼吸,循環,中枢神経管理並びにその管理に必要なモニタリングを学ぶ。 4.小児,産科,高齢者,ロボット手術麻酔等の特殊麻酔管理に関して,生理学,解剖学,薬理学的違いについて学習する。 モデル・コア・カリキュラム F-2-9) 外科的治療と周術期管理 F-2-10) 麻酔 F-2-11) 食事・栄養療法と輸液療法 F-2-12) 医療機器と人工臓器 F-2-13) 輸血と移植 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 4月8日(月)(題目:麻薬,筋弛緩薬の薬理) 各種麻薬,筋弛緩薬およびそれらの拮抗薬の作用機序および使用方法を学ぶ。 担当教員:麻酔科学講座 丹羽英智 第2回 4月15日(月)(題目:周術期,集中治療における体液管理) 体液分布,周術期の輸液,酸塩基平衡,血液ガス分析の意義と方法を説明できる。周術期の体液管理を学ぶ。 担当教員:麻酔科学講座 丹羽英智 第3回 4月22日(月)(題目:周術期における輸血管理) 輸血の種類,自己血輸血の実際,輸血副作用など周術期の輸血管理を学ぶ。 担当教員:麻酔科学講座 丹羽英智 第4回 5月2日(木)(題目:血液浄化法) 血液浄化法などの原理を理解し,血液浄化法の適応や管理方法を学ぶ。 担当教員:麻酔科学講座 丹羽英智 第5回 5月13日(月)(題目:周術期,集中治療における呼吸管理1) 呼吸の評価,呼吸生理,開胸術の術中管理を学ぶ。 担当教員:麻酔科学講座 橋場英二 第6回 5月20日(月)(題目:周術期,集中治療における呼吸管理2) 人工呼吸管理,高圧酸素療法,人工肺の原理と適応を学ぶ。 担当教員:麻酔科学講座 橋場英二 第7回 5月27日(月)(題目:周術期,集中治療における循環管理1) 循環の評価,循環生理,循環作動薬,補助循環の使用法および原理・機序を学ぶ。 担当教員:麻酔科学講座 橋場英二 第8回 6月3日(月)(題目:周術期,集中治療における循環管理2) 心臓血管外科手術の術中管理を学ぶ ・脳圧の制御,低体温療法,脳保護などの集中治療管理の基礎と実際を学ぶ。 担当教員:麻酔科学講座 橋場英二 第9回 6月10日(月)(題目:周術期,集中治療における中枢神経管理1) 中枢神経系の評価,脳死判定,脳血流。 担当教員:麻酔科学講座 中井希紫子 第10回 6月17日(月)(題目:周術期,集中治療における中枢神経管理2) 開頭術の術中管理(麻酔薬と脳血流・脳圧の制御,脳保護等)を学ぶ。 担当教員:麻酔科学講座 中井希紫子 第11回 6月24日(月)(題目:腹腔鏡手術およびロボット支援手術の周術期管理) 腹腔鏡手術およびロボット支援手術の周術期管理の実際および合併症を学ぶ。 担当教員:麻酔科学講座 中井希紫子 第12回 7月1日(月)(題目:小児の周術期管理) 小児の特徴を理解した上で,その周術期管理を学ぶ。 担当教員:麻酔科学講座 櫛方哲也 第13回 7月8日(月)(題目:高齢者の周術期管理) 高齢者,妊産婦の特徴を理解した上で,その周術期管理を学ぶ。 担当教員:麻酔科学講座 櫛方哲也 第14回 7月16日(火)(題目:妊産婦の周術期管理) 妊産婦の特徴を理解した上で,その周術期管理を学ぶ。 担当教員:麻酔科学講座 櫛方哲也 第15回 7月22日(月)18:00-19:00(題目:総合演習[期末試験]) 学んできたことの知識の総チェックを行い,知識の固定化を図る。 担当教員:麻酔科学講座 櫛方哲也,橋場英二,丹羽英智,中井希紫子 第16回 7月29日(月)総合演習で誤っていた部分を補習する[再試を含む](再試該当者以外は自宅等で自習)。担当教員:麻酔科学講座 櫛方哲也,橋場英二,丹羽英智,中井希紫子 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
期末試験でのみ評価する。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
1. シラバスを見て予習をすることが望ましい。 2. 記憶がある内に、復習を必ず行うこと。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
各授業で配布するプリントを用いる |
参考文献 /bibliography |
臨床麻酔科学(改訂版):文光堂-松木明知,石原弘規編など |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
1. 予習をしてくることが望ましい。 2. 講義で十分に網羅出来ない事項は,教科書を参考に適宜補足すること。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
講義後に教室内で質問するか、下記メールアドレスに質問のある教員名を明らかにして質問・疑義事項を送ること。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
麻酔科学講座 E-mail: masuika@hirosaki-u.ac.jp,HP: http://www.med.hirosaki-u.ac.jp/~anesthe/ |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
I55:恒常性維持器官の外科学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
パワーポイントを用いた通常の講義形態である。 |
科目ナンバー /The subject number |
M1-3-0143-I55 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
・講義内容には病院等での麻酔科医師としての手術麻酔をはじめとした周術期管理方法、集中治療室での重症患者管理方法などの実務経験に関する内容が含まれる。 ・基本対面授業とするが、状況次第では、HOLS等のWebを用いたメディア授業への移行もある。 ・総合演習(期末試験)に関しても、予定では通常の筆記試験であるが、状況により、レポート試験などの他の試験方法となる事もある。 ・メディア授業が導入された場合には、成績評価に期末試験の他、HOLS内での理解度確認テストを課している場合には加味される。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |