科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
放射線腫瘍学/Radiology(Therapy) |
---|---|
時間割コード /Course Code |
4241000062 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部医学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
火/Tue 5 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
1.0 |
学年 /Year |
4 |
主担当教員 /Main Instructor |
青木 昌彦/AOKI MASAHIKO |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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青木 昌彦/AOKI MASAHIKO | 医学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○放射線腫瘍学の基礎的事項から治療に至る概要を理解する。 ○放射線腫瘍学は解剖学,生理学,病理学,生物学,物理学といった基礎科目と臨床腫瘍学全般の知識を要求される総合的な分野である。内容が高度かつ多岐に渡るので,講義では放射線腫瘍学の全貌と重要事項の要点を習得する。 ○放射線腫瘍学は悪性腫瘍の診断と治療を行う全診療科と密接に関連しているため,集学的治療における放射線治療の役割について習得する。 |
授業の概要 /Summary of the class |
1.放射線治療の種類と治療計画・治療方法について概説する。 2.放射線治療の病態・ステージ別の治療方針について概説する。 3.放射線治療の疾患別・ステージ別治療成績について概説する。 4.放射線治療の急性期・晩期有害事象について疾患・照射部位と結びつけながら学ぶ。 5.最先端の放射線治療について学ぶ。 モデル・コア・カリキュラム E-3 腫瘍 E-3-3)治療 E-6 放射線の生体影響と放射線障害 E-6-1)生体と放射線 E-6-2)医療放射線と生体影響 E-6-3)放射線リスクコミュニケーション F-2 基本的診療知識 F-2-5)放射線等を用いる診断と治療 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回:4月9日(火) (題目:放射線腫瘍学総論)放射線腫瘍学・放射線治療とはどういうものか?(放射線腫瘍学講座:青木昌彦) 第2回:4月16日(火) (題目:放射線物理学)放射線の種類や性質について(放射線腫瘍学講座:青木昌彦) 第3回:4月23日(火) (題目:放射線生物学)なぜ放射線で癌を治せるのか? (放射線腫瘍学講座:廣瀬勝己) 第4回:4月30日(火) (題目:肺癌・縦隔腫瘍の放射線治療)進行肺癌の化学放射線治療,早期肺癌の定位照射などについて(附属病院放射線部:畑山佳臣) 第5回:5月7日(火) (題目:前立腺癌の放射線治療)前立腺癌の外部照射,小線源療法など(放射線腫瘍学講座:青木昌彦) 第6回:5月14日(火) (題目:頭頸部癌の放射線治療①)咽頭・喉頭癌等の放射線治療法全般および化学放射線治療(放射線腫瘍学講座:廣瀬勝己) 第7回:5月21日(火) (題目:頭頸部癌の放射線治療②)①に引き続き動注療法,強度変調照射法など(放射線腫瘍学講座:廣瀬勝己) 第8回:5月28日(火) (題目:脳腫瘍の放射線治療)脳腫瘍の放射線治療と治療後の認知障害など(附属病院放射線部:畑山佳臣) 第9回:6月4日(火) (題目:婦人科癌の放射線治療)子宮頸癌を中心とした婦人科癌の放射線治療について(放射線腫瘍学講座:青木昌彦) 第10回:6月11日(火) (題目:乳癌の放射線治療)乳房温存療法,進行乳癌に対する術後照射などの理解(附属病院放射線部:畑山佳臣) 第11回:6月18日(火) (題目:悪性リンパ腫・血液疾患の放射線治療)血液疾患に対する放射線治療の役割について(放射線腫瘍学講座:青木昌彦) 第12回:6月25日(火) (題目:消化器癌の放射線治療)食道癌を中心とする消化器癌の放射線治療全般について(附属病院放射線部:畑山佳臣) 第13回:7月2日(火) (題目:緩和照射とOncological emergency)緩和照射と緊急に放射線治療を開始すべき疾患とは?(青森県立中央病院腫瘍放射線科:川口英夫) 第14回:7月9日(火) (題目:粒子線治療と小児・骨軟部腫瘍)最先端の粒子線治療と小児・骨軟部腫瘍について(放射線腫瘍学講座:廣瀬勝己) 第15回:7月23日(火) (題目:高精度放射線治療)放射線治療の進歩と将来展望について(放射線腫瘍学講座:青木昌彦) 期末試験:7月30日(火) |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
授業の参加度または確認テスト20%、および期末試験80%により総合的に評価する。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
1.放射線腫瘍学は放射線診断学と密接な関係にあるため,3年次後期の放射線診断学を復習すること。 2.講義で十分に網羅できない事項は,教科書あるいは関連する講義を参考に適宜補足して内容を習得すること。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
標準放射線医学 医学書院 |
参考文献 /bibliography |
参考図書 放射線治療計画ガイドライン2020 金原出版 やさしくわかる放射線治療学 秀潤社 がん・放射線療法2023 篠原出版 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
近年の放射線治療の進歩はめざましく,教科書では不十分のところもあり,講義で理解を深めること。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
青木昌彦(シラバス作成者)月・火・水・金 15:00~18:00 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
青木昌彦 maoki@hirosaki-u.ac.jp 放射線腫瘍学講座 http://www.med.hirosaki-u.ac.jp/~radio/ |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
I50:腫瘍学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
パワーポイントを用いた通常の講義形態です。 状況によってはメディア授業へ移行する場合があります。 |
科目ナンバー /The subject number |
M1-3-0145-I50 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
・講義内容には病院等での医師としての実務経験に関する内容が含まれる。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |