科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
臨床腫瘍学/Clinical Oncology |
---|---|
時間割コード /Course Code |
4241000063 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部医学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
金/Fri 4 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
1.0 |
学年 /Year |
4 |
主担当教員 /Main Instructor |
佐藤 温/SATO ATSUSHI |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
佐藤 温/SATO ATSUSHI | 医学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○がん医療の実臨床現場に応用できるがんに関する基礎知識を理解する。 ○各悪性腫瘍に対する適切な診療ができるように各標準治療の知識を理解する。 ○治療する立場として,苦痛を抱えるがん患者に向き合う姿勢を習得する。 ○薬物治療開発の結果解釈の仕方と方法論を習得する。 ○がん医療における,チーム医療の内容とその重要性について理解する。 |
授業の概要 /Summary of the class |
1.がん診療に必要な病態・診断・治療等に関する基礎知識を体系的に学ぶ. 2.各悪性腫瘍の病期ごとの標準(薬物)治療を臓器横断的に学ぶ. 3.実臨床現場において実践される,苦痛を抱えるがん患者への治療知識を包括的に学ぶ. 4.薬物療法における臨床試験,治験等について,結果解釈の仕方と方法論について学ぶ. 5.がん医療における,チーム医療の内容とその重要性について学ぶ. モデル・コア・カリキュラム E-3 腫瘍 E-3-1) 定義・病態 E-3-2) 診断 E-3-3) 治療 E-3-4) 診療の基本的事項 E-3-5) 各論 A-5-1) 患者中心のチーム医療 C-4-6) 腫瘍 F-2-8) 薬物治療の基本原理 F-2-16) 緩和ケア |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
4月12日(金) 第1回,題目:がんに関する基礎知識Ⅰ ‐概論- がんにかかわる疫学/統計について学ぶ 臨床腫瘍学の概論を学ぶ ,佐藤 温 4月19日(金) 第2回,題目:がんに関する基礎知識Ⅱ ‐診断/評価- 臨床試験、抗腫瘍効果判定基準、毒性評価基準について学ぶ 集学的治療(術前・術後補助薬物療法)について学ぶ ,佐藤 温 4月26日(金) 第3回,題目:がん薬物療法総論Ⅰ 殺細胞性抗がん薬について学ぶ ,伊東 重豪 5月10日(金) 第4回,題目:がん薬物療法総論Ⅱ がん薬物療法に対する支持療法について学ぶ ,佐藤 温 5月17日(金) 第5回,題目:がん薬物療法総論Ⅲ Oncology emergencyについて学ぶ 間質性肺炎及び腫瘍随伴症候群について学ぶ ,石黒 敦 5月24日(金)1・2限目 第6回,題目がん薬物療法総論Ⅳ 分子標的薬(抗体薬・小分子化合物)について学ぶ ,佐藤 温 5月31日(金) 第7回,題目:がん薬物療法総論Ⅴ がんゲノム医療,がんゲノムパネル検査について学ぶ ,佐藤 温 6月07日(金) 第8回,特別講義 題目:抗がん薬臨床開発の現場からの声 がん薬物治療のエキスパートの懇話から臨床開発現場を学ぶ ,坂田 優 6月14日(金) 第9回,題目:がん薬物療法総論Ⅳ 免疫チェックポイント阻害薬,内分泌療法について学ぶ ,石黒 敦 6月21日(金) 第10回,特別講義 題目:がん診療における患者の生と死 医療現場の実際から、医療倫理について学ぶ ,佐々木 常雄 6月28日(金) 1・2限目 第11回,題目:【各論】食道・胃癌の薬物療法) 食道癌の標準薬物療法と治療戦略について学ぶ 胃がんの標準薬物療法について学ぶ ,佐藤 温 7月05日(金) 第12回,題目:【各論】肝癌、膵胆道癌の薬物療法 肝癌、膵癌、胆道癌の薬物療法及び治療戦略について学ぶ 神経内分泌腫瘍,消化管間質腫瘍について学ぶ ,佐藤 温 7月12日(金) 第13回,題目:【各論】大腸癌、原発不明癌の薬物療法 大腸癌の薬物療法について学ぶ 原発不明がんの薬物療法について学ぶ ,佐藤 温 7月19日(金) 第14回,題目:【各論】肺癌・乳癌の薬物療法 肺癌の標準薬物療法について学ぶ 乳癌の標準薬物療法及び治療戦略について学ぶ 佐藤 温 7月26日(金)1・2限目 第15回,題目:がん医療現場の実際 医療にかかわる倫理原則について学ぶ チーム医療や緩和医療について学ぶ, 佐藤 温 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
1. 期末筆記試験により統括的評価80%を行う. 2. 特別講義はレポート評価20%を行う. |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
予習,復習 1. 薬理学,生化学等の基礎知識の復習をしておくことが望まれる. 2. 各論での該当臓器専門科の講義の復習及び教材による予習をしておくことが望まれる. 3. 定期筆記試験範囲は授業内容のみでなく,教材・参考図書の関連する内容すべての範囲を含む. |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
教科書 1. 適宜ハンドアウト等のプリント類(含む資料)を配布する. |
参考文献 /bibliography |
参考図書 1. 入門腫瘍内科学改 訂第3版 (南江堂) 2020年 2. 新臨床腫瘍学(改訂第7版) 日本臨床腫瘍学会編集(南江堂)2024年 3. What's New in Oncology がん治療エッセンシャルガイド改訂4版(南山堂)2019年 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
講義時間で,臨床腫瘍学の全てを網羅することはできないので,講義で十分でない事項は,適宜教科書/参考図書を参考に適宜補足して,内容を習得すること. |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
担当代表教員/シラバス作成者:佐藤 温 ※ 授業前後の時間に直接受けます.また,適宜メールでの質問を受け付けます. |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
腫瘍内科 shuyo@hirosaki-u.ac.jp 腫瘍内科学講座 http://www.med.hirosaki-u.ac.jp/~oncology/ |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
I50:腫瘍学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
基本的には「対面授業」,但し場合により一部「メディア授業」になります。 |
科目ナンバー /The subject number |
M1-3-0146-I50 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
1. 実臨床で使用される最新の治療内容情報を提供する,その知識を実臨床にどのように応用できるのかという視点で理解して頂きたい. 2. 本科目の学習を通して,がん医療の社会的問題を理解して頂きたい. 3. 本科目の知識習得を前提に,後期「コミュニケーション実習」を行います. 4. 一部,授業時間の変更があります,ご注意お願いします. |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |