科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
医療安全学/Health Care Safety Management |
---|---|
時間割コード /Course Code |
4241000075 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部医学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
金/Fri 3 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
1.0 |
学年 /Year |
4 |
主担当教員 /Main Instructor |
大德 和之/DAITOKU KAZUYUKI |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
大德 和之/DAITOKU KAZUYUKI | 医学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
---|---|
対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
1.医療安全の基礎を理解し、実臨床へ展開するための方策を学ぶ。 2.チーム医療におけるコミュニケーションスキルの重要性について学ぶ。 3.医療事故の予防と医療事故に遭遇した時の対処方法について学ぶ。 |
授業の概要 /Summary of the class |
以下の医学教育モデル・コア・カリキュラム項目に基づき,到達目標を掲げて学習する。 A-6-1) 安全性の確保 A-6-2) 医療上の事故等への対処と予防 A-6-3) 医療従事者の健康と安全 A-5-1) 患者中心のチーム医療 A-4-2) 患者と医師の関係 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 4月12日(金)(題目:医療安全とは) 医療安全(患者安全)の基礎を理解する. 医療安全学 大德和之 第2回 4月19日(金)(題目:患者安全におけるヒューマンファクターズの重要性) ヒューマンファクターズと患者安全の関係を理解する. 医療安全学 大德和之 第3回 4月26日(金)(題目:医療は複雑なシステム) システム思考を用いることで,どのように医療が改善され,有害事象を最小限に減らせるか理解する. 医療安全学 大徳和之 第4回 5月10日(金)(題目:チーム医療) 医療におけるチームワークの重要性を理解する. 医療安全学 大徳和之 第5回 5月17日(金)(題目:医療事故から学び改善する1) エラーの本質を理解し,医療上のエラーから学んで患者安全を改善する方法を理解する. 医療安全学 大徳和之 第6回 5月24日(金)(題目:くすりと医療安全) 医療事故と医薬品の関わり,事故防止のための医薬品安全管理について理解する. 薬剤学講座教授 新岡丈典 第7回 5月31日(金)(題目:投薬の安全性を改善する) 医師として薬剤使用の安全性を高めるための方法・態度を学習する. 医療安全学 大徳和之 第8回 6月7日(金)(題目:医師として医療システムの質を向上させる) 医療の質を向上させるための方策,実践を学ぶ. 藤田医科大学病院医療の質・安全管理部教授 安田あゆ子 第9回 6月14日(金)(題目:臨床におけるリスクマネジメント) 臨床現場における危険や潜在的リスクを特定,評価,報告することでリスクマネジメントの原則を適用する方法を学ぶ 医療安全学 大徳和之 第10回 6月21日(金)(題目:多職種連携)(1・2コマ、3・4コマ) ワークショップを通じて,多職種連携におけるコミュニケーションスキルの重要性について理解する. 医療安全学 大德和之 ,保健学科成人看護学 冨澤登志子, 医学教育学 鬼島 宏、野村 理 第11回 6月28日(金)(題目:患者と協働し医療安全を構築する) 患者および介護者が医療におけるパートナーとして協働できる方法を学ぶ. 医療安全学 大徳和之 第12回 7月5日(金)(題目:心理的安全性について) 心理的安全性の高い組織とはどのような組織か,なぜそのような概念が必要かを理解する. 医療安全学 大徳和之 第13回 7月12日(金)(題目:医療法学) 法制度と医師のprofessionalism について学ぶ 伊藤佑輔法律事務所弁護士 伊藤佑輔 第14回 7月19日(金)(題目:医療事故から学び改善する2) 当院で起きた医療事故をもとに医療法学との関連,およびシステム思考と改善の方法を学ぶ 医療安全学 大徳和之 第15回 7月26日(金)(題目:総合まとめ) 医療安全を展開する上で,身につけておくべき知識のまとめを行う. 医療安全学 大德和之 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
授業の参加度,講義での議論,最終日にテストを行い評価する。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
授業中に指示するほか,理解を深めるため,配布プリントや資料などで復習することが必要です。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
「WHO患者安全カリキュラムガイド 多職種版2011」, L.コーン他編.「人は誰でも間違える」(日本評論社), チャールズ・ビンセント著 「患者安全」(篠原出版新社), 河野龍太郎著 「医療におけるヒューマンエラー」(医学書院), 落合和徳編集 「チームステップス日本版医療安全」(メジカルビュー社) |
参考文献 /bibliography |
「WHO患者安全カリキュラムガイド 多職種版2011」,L.コーン他編.「人は誰でも間違える」(日本評論社),チャールズ・ビンセント著 「患者安全」(篠原出版新社),河野龍太郎著 「医療におけるヒューマンエラー」(医学書院) 落合和徳編集 「チームステップス日本版医療安全」(メジカルビュー社) ジェームス・リーズン著「組織事故」(日科技連),日野原重明訳「平静の心.オスラー博士講演集」,エイミー・C・エドモントン著「チームが機能するとはどういうことか」(英知出版), チャールズ・ヴィンセント,レネ・アマルベルティ著「より安全な医療をめざして リアルワールドの医療安全対策」(へるす出版) 中島和江著「レジリエント・ヘルスケア入門 擾乱と制約下で柔軟に対応する力」(医学書院) , 石井遼介著 「心理的安全性のつくりかた」(JMAM) |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
事前配布資料については必ず目を通しておくこと。出席は毎回チェックする。毎回学生による講義評価を行う。 講義の日時を変更する際は,事前に連絡する。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
担当代表教員:大德和之 事前にアポイントをとってください。 メールアドレス:daitoku@hirosaki-u.ac.jp |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
daitoku@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
I58:社会医学、看護学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義およびワークショップ |
科目ナンバー /The subject number |
M1-3-0160-I58 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
講義内容には病院等での医師としての実務経験に関する内容が含まれる。従って講義に対する不遜な態度は単位を取得できない可能性があることを理解すること。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |