科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
被ばく医療学/Radiation medical science |
---|---|
時間割コード /Course Code |
4242000018 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部医学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
木/Thu 1 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
1.0 |
学年 /Year |
2 |
主担当教員 /Main Instructor |
鬼島 宏/KIJIMA HIROSHI |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門基礎科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
赤田 尚史/AKATA NAOFUMI | 被ばく医療総合研究所/ |
三浦 富智/MIURA TOMISATO | 被ばく医療総合研究所/ |
鬼島 宏/KIJIMA HIROSHI | 医学研究科/ |
細田 正洋/HOSODA MASAHIRO | 保健学研究科/ |
田副 博文/TAZOE HIROFUMI | 被ばく医療総合研究所/ |
大森 康孝/OMORI YASUTAKA | 被ばく医療総合研究所/ |
床次 眞司/TOKONAMI SHINJI | 被ばく医療総合研究所/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○人間的・科学的観点から,医療のための放射線・放射性物質の物理・化学的性質,並びに被ばくによる人体への生物学的影響の概念を理解する。 ○ 科学的観点から,放射線・放射性物質の物理学的・化学的性質や放射線被ばくによる人体・生体への影響のメカニズムを習得する。 ○放射線被ばくによる人体への影響を学ぶことにより,被ばくした患者をいかに治すかという基本的な問題解決の基礎的思考を身に付ける。 |
授業の概要 /Summary of the class |
1.放射線・放射性物質の基本的性質を理解する。 2.被ばく医療学は,物理学,化学,生物学などを基礎とし,放射線被ばくの特徴と,被ばくした患者に対してどのような医療を行うべきかの概念基盤を学ぶ。 3.放射線・放射能に関する基本的性質を理解し,次いで,医療に必要な放射線による人体への影響のメカニズムについて学ぶ。(具体的には,放射線の種類,放射性物質の物理・化学的性質,生物学的影響,被ばくのメカニズムについて医療と結びつけながら学ぶ。) モデル・コア・カリキュラム E-6 放射線の生体影響と放射線障害 E-6-1) 生体と放射線 E-6-2) 医療放射線と生体影響 E-6-3) 放射線リスクコミュニケーション E-6-4) 放射線災害医療 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 10月3日(木) (題目:放射線物理I) 放射線とは何か, 放射線と物質の相互作用などについて学ぶ 細田 正洋 第2回 10月10日(木) (題目:放射線物理Ⅱ) 放射線測定機器の種類とその動作原理などについて学ぶ 細田 正洋 第3回 10月24日(木) (題目:物理学的線量評価I) 被ばくの種類,被ばく線量を表す様々な単位や評価方法などについて学ぶ 大森 康孝 第4回 10月31日(木) (題目:物理学的線量評価Ⅱ) 日本および世界における放射線被ばくの状況について学ぶ 大森 康孝 第5回 11月 7日(木) (題目:原子力防災I) 日本の原子力防災体制について学ぶ 床次 眞司 第6回 11月14日(木) (題目:原子力防災Ⅱ) 福島原子力発電所事故を例に原子力災害対応について学ぶ 床次 眞司 第7回 11月21日(木) (題目:放射線の人体影響) 放射線の人体影響について学ぶ 三浦 富智 第8回 11月28日(木) (題目:染色体の基礎) 染色体の構造と機能及び染色体異常と疾患との関連について学ぶ 三浦 富智 第9回 12月 5日(木) (題目:染色体線量評価) 生物学的線量評価法の中でも特に染色体を指標とした線量評価法について学ぶ 三浦 富智 第10回 12月12日(木) (題目: 休講 ) 第11回 12月 19日(木) (題目:放射化学Ⅰ) 放射性核種の化学的特性,人工放射性核種の主要な放出源と環境影響について学ぶ 赤田 尚史 第12回 12月26日(木) (題目:放射化学Ⅱ) 放射性核種の放射化学的分析法と各種測定法について学ぶ 田副 博文 第13回 1月9日(木) (題目:放射化学III) 放射性核種の利用とトレーサー化学,人体への摂取経路と排出,体内転移などについて学ぶ 赤田 尚史 第14回 1月16日(木) (題目: 予備日 ) 第15回 1月23日(木) (題目: 期末試験 ) 第16回 1月30日(木) (題目: 予備日 ) ※進捗状況によって講義内容を変更することがあります。 ※諸事情により日程が変更されることがありますが,その場合には事前に試験対策委員に連絡します。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
授業の参加度30%,期末試験60%,授業での課題10%を総合的に評価します。 ただし、配分に関しては状況をみて変更する場合があります。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
配布プリントにより復習してください。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
特に指定しません。 |
参考文献 /bibliography |
小川岩雄「放射線(改訂版)」コロナ社,国際放射線防護委員会(ICRP)刊行物 江島洋介・木村 博共編「放射線生物学」オーム社 図説ハンドブック 放射線の基礎知識と健康影響 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
特になし |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
細田正洋:本町キャンパスD棟1階 細田研究室 在室時はいつでも可能 大森康孝:本町キャンパスF棟 大森研究室 在室時はいつでも可能 床次眞司:本町キャンパスF棟 床次研究室 水曜日 9:00-11:00 三浦富智:本町キャンパスF棟 三浦研究室 水曜日15:30-17:30 赤田尚史:本町キャンパスF棟 赤田研究室 水曜日15:00-17:00 田副博文:本町キャンパスF棟 田副研究室 水曜日15:00-17:00 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
大森康孝:ys-omori[at]hirosaki-u.ac.jp 床次眞司:tokonami[at]hirosaki-u.ac.jp 三浦富智:tomisato[at]hirosaki-u.ac.jp 赤田尚史:akata[at]hirosaki-u.ac.jp 田副博文:tazoe[at]hirosaki-u.ac.jp ※[at]を@へ変換すること。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
K63:環境解析評価およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
I52:内科学一般およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
H49:病理病態学、感染・免疫学およびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義形式で,プリントやパワーポイントを用いる |
科目ナンバー /The subject number |
M1-2-0006-K63 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
特になし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |