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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/29 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
内分泌・代謝学Ⅱ/Endocrinology and Metabolism
時間割コード
/Course Code
4242000043
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
医学部医学科/
曜日コマ
/Day, Period
火/Tue 4
開講区分
/Semester offered
後期/second semester
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
3
主担当教員
/Main Instructor
藤田 征弘/FUJITA YUKIHIRO
科目区分
/Course Group
専門教育科目 専門科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
必修
授業形式
/Class Format
講義科目
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
藤田 征弘/FUJITA YUKIHIRO 医学研究科/
難易度(レベル)
/Level
レベル3
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
○内分泌代謝学の基礎となる,細胞間情報伝達系の調節機序とネットワーク機構を理解する。
○科学的な観点から,各種内分泌代謝疾患を,機序,病態の面から理解する。
○疾患の病態生理を理解した上で,いかに診断するかを学び,病態の改善を目指したた治療を理解する。合わせて,患者さんの生活の質を健常人と変わらぬものとする,あるいは,健常人と変わらぬ寿命の確保に繋がる治療が重要な事を理解する。
授業の概要
/Summary of the class
1.人体の恒常性の維持に内分泌代謝系がどの様に関与しているか理解する。
2.内分泌代謝系の異常がどの様に種々疾患病態に関与するのかをを理解し,現在の治療法の意義と,これからの発展性について理解する。
3.代謝疾患として有病率が高く,社会的にも重要な疾患と位置づけられている糖尿病に関しては,その意義,治療目標,方法等,をより詳細に理解する。
4.いくつかの治療法が進んできた希少疾患に関しても,その進歩含めてより詳細に理解する。
5.疾患と遺伝要因との関連を理解する。

モデル・コア・カリキュラム
D-10 妊娠と分娩
D-10-4) 疾患
D-12 内分泌・栄養・代謝系
D-12-1) 構造と機能
D-12-2) 診断と検査の基本
D-12-3) 症候
D-12-4) 疾患
E-1 遺伝医療・ゲノム医療
E-1-1) 遺伝医療・ゲノム医療と情報の特性
F-2 基本的診療知識
F-2-11) 食事・栄養療法と輸液療法
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回 10月 1日(火)(題目:低血糖)
低血糖をきたす疾患について理解し,その鑑別診断,治療法について学ぶ。 丹藤 雄介 (保健学科)

第2回 10月 8日(火)(題目:消化管ホルモンと産生腫瘍)
消化管ホルモンについて種類と作用を理解し,臨床的に重要な各ホルモン産生腫瘍について学ぶ。 丹藤 雄介 (保健学科)

第3回 10月22日(火) (題目:消化吸収と臨床栄養)
消化吸収のメカニズムを理解し,その異常の診断,治療法を学ぶ。臨床における栄養状態の評価法を学ぶ。 丹藤 雄介 (保健学科)

第4回 10月29日(火)(題目:臨床栄養学(1):人体栄養アセスメントと治療学プランニング)
栄養評価方法とそれにもとづいた栄養療法のプランニング方法を学ぶ。 柳町 幸 (内分泌代謝内科)

第5回 11月5日 (火)(題目:臨床栄養学(2):栄養障害の管理と治療)
栄養障害に対する栄養療法の管理と実践方法を学ぶ。 柳町 幸 (内分泌代謝内科)

第6回 11月12日(火) (題目:糖尿病総論)
糖代謝のメカニズムを理解すると共に,糖尿病とはどの様な疾患かを学ぶ。 藤田 征弘 (内分泌代謝内科)

第7回 11月19日(火) (題目:糖尿病の分類,成因,診断)
糖尿病の種々の成因を理解し,その成因に基づく分類,診断基準,診断法について学ぶ。 柳町 幸 (内分泌代謝内科)

第8回 11月26日(火) (題目:糖尿病合併症(1))
糖尿病合併症 (細小血管)について,その成因,症候,診断,治療法を学ぶ。 藤田 征弘 (内分泌代謝内科)

第9回 12月3日(火) (題目:糖尿病合併症(2))
糖尿病合併症(大血管障害)について,その成因,症候,診断,治療法を学ぶ。 松橋 有紀 (内分泌代謝内科)

第10回 12月10日 (火)(題目:糖尿病合併症(3))
糖尿病合併症(その他)について,その成因,症候,診断,治療法を学ぶ。 松橋 有紀 (内分泌代謝内科)

第11回 12月17日(火)(題目:糖尿病の治療(1))
糖尿病の治療法(食事,運動,薬物療法)について,その機序と具体的な方法を学ぶ。 田辺 壽太郎 (内分泌代謝内科)

第12回 12月 24日(火) (題目:糖尿病の治療(2))
糖尿病の治療法(インスリン療法)について,その機序と具体的な方法,妊娠糖尿病を学ぶ。 田辺 壽太郎 (内分泌代謝内科)

第13回 1月7日(火) (題目:核酸代謝異常と高尿酸血症)
核酸代謝を理解し,高尿酸血症の分類,診断と治療について学ぶ。 田辺 壽太郎 (内分泌代謝内科)

第14回 1月21日(火) (題目:脂質代謝異常)
臨床的に問題となる脂質代謝異常について理解し,その分類,診断,治療薬の作用,種類とその適応について学ぶ。 松木 恒太 (内分泌代謝内科)

第15回 1月28日(火) (題目:糖原病)
グリコーゲン代謝を理解し,糖原病の分類と診断について学ぶ。 松木 恒太 (内分泌代謝内科)

第16回2 月4日(火) (題目: 期末試験と振り返り)
柳町 幸 (内分泌代謝内科)
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
学期末に筆記試験を行い評価する。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
1)内分泌代謝学で教える,生命維持,調和のとれた生体活動の調整の機構を理解する為に,予め清書に目を通しておく事が有用。
2)授業では,基本的な内容から理解を深めるように積み上げ方式で講義を進めるので,復習し,過去の内容を念頭に置いて次の事業に臨める事が望ましい。
3)内分泌代謝学の内容は豊富なので,とても授業では説明しきれない。コアな部分は確実に講義に盛り込むが,その周辺,あるいは,興味を持った部分のの理解を深めるためにも講義の資料に依存するのではなく,清書を購入し参照する事を薦める。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
授業中に適時プリントを配布する。参考文献欄に記載した書籍を含む,種々の書籍を参照してください。
参考文献
/bibliography
内科学(朝倉書店),イヤーノート内科・外科編(メデックメデイア),糖尿病治療ガイド(文光堂),科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン(南江堂),脂質異常症治療ガイド(日本動脈硬化学会),臨床栄養学(南山堂),静脈経腸栄養ガイドライン(照林社),など。
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
内分泌・代謝に関する基本的な生化学,生理学の知識を有することを前提に授業を行う。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
担当代表教員:火 午後4時~6時
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
藤田 征弘 yfujita@hirosaki-u.ac.jp
HP (内分泌代謝内科学講座):http://www.med.hirosaki-u.ac.jp/~inter3/
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
I54:生体情報内科学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
I53:器官システム内科学およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
I52:内科学一般およびその関連分野
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
実務経験
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
スライドとプリントに基づいた授業を行う
科目ナンバー
/The subject number
M1-3-0123-I54
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
・医学の分野は日々進んでいる。ただ覚えるのではなく,その病態,機序を理解する事が重要で,それが有れば 日々の変化の理由が理解でき,翻って,確実な記憶にも繋がる。
・講義内容には病院等での医師としての実務経験に関する内容が含まれる。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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