科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
麻酔科学・緩和医療学Ⅰ/Anesthesiology and Palliative Medicine Ⅰ |
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時間割コード /Course Code |
4242000052 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部医学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
月/Mon 4 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
1.0 |
学年 /Year |
3 |
主担当教員 /Main Instructor |
廣田 和美/HIROTA KAZUYOSHI |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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廣田 和美/HIROTA KAZUYOSHI | 医学研究科/ |
北山 眞任 | 医学研究科/ |
木村 太 | 医学研究科/ |
工藤 隆司 | 医学研究科/ |
斎藤 淳一 | 医学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○麻酔科学・緩和医療学Iでは,主に周術期管理学と急性痛,慢性痛の疼痛管理学並びに緩和医療学の概念を理解し,麻酔科学・緩和医療学への洞察を深化させる。 ○診療の基本となるバイタルサインの取り方並びにその意義を理解させることで,医師として必要な基礎を習得する。 ○科学的観点から,周術期の合併症の本態並びに機序を理解し,その治療並びに予防方法を習得する。 |
授業の概要 /Summary of the class |
1.バイタルサイン,特に手術患者の原疾患並びに患者の高血圧,糖尿病,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患など合併症や気道確保に必要な術前評価方法とその意義を理解する。 2.麻酔物(麻酔薬,局所麻酔薬等)の薬理について学習する。 3.周術期の合併症について,発生原因並びにその機序について学ぶ。 4.硬膜外麻酔,脊髄くも膜下麻酔,末梢神経ブロックなどの区域麻酔について学習する。 5. 急性痛,慢性痛の管理並びに緩和医療の概念並びに管理法に関して学習する。 モデル・コア・カリキュラム F-2-9) 外科的治療と周術期管理 F-2-10) 麻酔 F-2-16) 緩和ケア |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 10月2日(水)(題目:臨床麻酔総論) 麻酔科学とは何かを理解する。全身麻酔機序を理解する。 担当教員:麻酔科学講座 廣田和美 第2回 10月7日(月)(題目:術前評価と気道確保) 術前評価,気道確保について学ぶ。 担当教員:麻酔科学講座 廣田和美 第3回 10月15日(火)(題目:麻酔薬の薬理,バイタルサイン,周術期の体温管理) 麻酔薬の薬理,基本的バイタルサイン,周術期の体温管理について学ぶ。 担当教員:麻酔科学講座 廣田和美 第4回 10月28日(月)(題目:周術期の合併症) 周術期合併症を列挙し,概説できる。 担当教員:麻酔科学講座 北山眞任 第5回 11月11日(月)(題目:局所麻酔の基礎) 局所麻酔薬の作用機序,局所麻酔の合併症について学ぶ。 担当教員:麻酔科学講座 北山眞任 第6回 11月18日(月)(題目:局所麻酔の臨床) 各種局所麻酔法:脊髄くも膜下麻酔,硬膜外麻酔,末梢神経ブロックなど実際と理論を学ぶ。 担当教員:麻酔科学講座 北山眞任 第7回 11月25日(月)(題目:痛みの治療総論) 痛みのメカニズム,痛みの分類,下行性疼痛抑制系,薬物療法,神経ブロック療法を学ぶ。 担当教員:麻酔科学講座 木村太 第8回 12月2日(月)(題目:慢性疼痛管理1) 慢性痛の成因,神経障害性疼痛への対処について学ぶ。 担当教員:麻酔科学講座 木村太 第9回 12月9日(月)(題目:慢性疼痛管理2) 慢性痛を呈する代表的な疾患とその治療を学ぶ。 担当教員:麻酔科学講座 木村太 第10回 12月16日(月)(題目:急性疼痛管理) 急性痛の疼痛管理,術後痛の成因と対処について学ぶ。 担当教員:麻酔科学講座 木村太 第11回 12月23日(月)(題目:がん疼痛の治療1) がん性疼痛,がん治療による副作用の特徴を学ぶ。 担当教員:麻酔科学講座 工藤隆司 第12回 1月6日(月)(題目:がん疼痛の治療2) WHO方式薬物療法,がん性疼痛治療に用いられる薬剤の特徴を学ぶ。 担当教員:麻酔科学講座 工藤隆司 第13回 1月14日(火)(題目:緩和医療と緩和ケア1) 緩和医療・緩和ケアとは,全人的な痛みとそのケア,スピリチュアルペインの概念を学ぶ。 担当教員:麻酔科学講座 工藤隆司 第14回 1月20日(月)(題目:緩和医療と緩和ケア2) 緩和医療・緩和ケアとは,全人的な痛みとそのケア,スピリチュアルペインの概念を学ぶ。 担当教員:麻酔科学講座 工藤隆司 第15回 1月27日(月)18:00-19:00(題目:総合演習[期末試験を含む]) 学んできたことの知識の総チェックを行い,知識の固定化を図る。 担当教員:麻酔科学講座 斎藤淳一,北山眞任,木村太,工藤隆司 第16回 2月3日(月) 総合演習で誤っていた部分を補習する[再試を含む](再試該当者以外は自宅等で自習)。 担当教員:麻酔科学講座 斎藤淳一,北山眞任,木村太,工藤隆司 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
期末試験のみで評価する((30)その他を参照)。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
1. シラバスを見て予習をすることが望ましい。 2. 記憶がある内に、講義プリントによる復習を必ず行うこと。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
各授業で配布するプリントを用いる |
参考文献 /bibliography |
臨床麻酔科学(改訂版):文光堂-松木明知,石原弘規編など |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
1. 予習をしてくることが望ましい。 2. 講義で十分に網羅出来ない事項は,教科書を参考に適宜補足すること。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
各担当教員の授業終了後30分程度 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
麻酔科学講座 E-mail: masuika@hirosaki-u.ac.jp, HP: http://www.med.hirosaki-u.ac.jp/~anesthe/ |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
I55:恒常性維持器官の外科学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
パワーポイントを用いた通常の講義形態である(29参照)。 |
科目ナンバー /The subject number |
M1-3-0142-I55 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
・講義内容には病院等での麻酔科医師としての手術麻酔をはじめとした周術期管理方法、集中治療室での重症患者管理方法などの実務経験に関する内容が含まれる。 ・基本対面授業とするが、状況次第では、HOLS等のWebを用いたメディア授業への移行もある。 ・総合演習(期末試験)に関しても、予定では通常の筆記試験であるが、状況により、レポート試験などの他の試験方法となる事もある。 ・メディア授業が導入された場合には、成績評価に期末試験の他、HOLS内での理解度確認テストを課している場合には加味される。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |