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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/29 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
病理診断学/Anatomic Pathology
時間割コード
/Course Code
4242000078
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
医学部医学科/
曜日コマ
/Day, Period
木/Thu 1
開講区分
/Semester offered
後期/second semester
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
4
主担当教員
/Main Instructor
黒瀬 顕
科目区分
/Course Group
専門教育科目 専門科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
必修
授業形式
/Class Format
講義科目
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
黒瀬 顕 医学研究科/
難易度(レベル)
/Level
レベル3
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
○実際の医療現場における臨床医療としての病理診断学について理解する。
○病理組織診断,細胞診,病理解剖がどのように臨床医療に生かされているのかを理解する。
○検体提出から病理標本作製さらに病理診断までのプロセスを理解し,臨床医療に生かす事が出来る.
○実際の病理解剖症例の臨床経過,臨床上での疑問をまとめた上で,病理解剖所見(マクロおよびミクロ)から患者の実際の病態を把握し,臨床経過と比較し,考察し,発表する.
授業の概要
/Summary of the class
「病理診断学」は実際の医療現場における臨床医療としての病理診断学について学習する.そして病理組織診断,細胞診,病理解剖がどのように臨床医療に生かされているのかを理解し,病理診断の利用の仕方とその活用,さらに注意点について,将来の臨床医療に生かす事が出来るように学習する.
「臨床病理検討会(clinico-pathological conference, CPC)」では各グループが担当教室の指示を受け,実際の病理解剖症例の臨床経過,臨床上での疑問をまとめた上で,病理解剖所見(マクロおよびミクロ)から患者の実際の病態を把握し,臨床経過と比較し,考察し,発表する.

モデル・コア・カリキュラム
A-5-1)チーム医療の実践・患者中心のチーム医療
F-2-1)基本的診療知識・臨床推論
F-2-3)基本的診療知識・臨床検査断
F-2-4)基本的診療知識・病理診断
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回 9月12日(木) (題目: 病理診断学総論1, 医療での位置づけ)
・病理診断内容(組織診断,細胞診断)とその意義,および臨床医と病理医との連携の重要性を理解する.
病理診断学講座 黒瀬 顕

第2回 9月19日(木)(題目: 病理診断学総論2, 疾患との関与)
・呼吸器腫瘍および乳腺腫瘍を例として,腫瘍の発見から治療までの病理診断の関与を学ぶ.
病理診断学講座 黒瀬 顕

第3回 9月26日(木) (題目: 病理診断学総論3, 病理解剖)
・病理解剖の医学における意義と,現在の問題点を学ぶ.
病理診断学講座 黒瀬 顕

第4回 10月3日(木)(題目: 病理診断学総論4, 病理診断の実際-1)
・病理診断を臨床医療にどう生かすかを学ぶ.
病理診断学講座 明本 由衣

第5回 10月10日(木)(題目: 病理診断学総論5, 病理診断の実際-2)
・歯科口腔外科領域における病理診断の実際について学び,理解する.
病理診断学講座 木村 相泰

第6回 10月24日(木)(題目: 病理診断学総論6,病理診断の実際-3)
・病理診断を医学研究にどう生かすかを学ぶ.
病理診断学講座 鈴木 俊顕

第7回 10月31日(木)(題目: Clinico-pathological concerence, CPC 1)
症例検討・CPCレポート作成1
・剖検症例を通じて,患者の臨床経過と剖検所見を統合することにより,症例の病態生理を考察し,患者を全人的に診ることを学ぶ。
・少人数グループで,各グループが1剖検症例を担当し,CPCレポート作成及び症例発表を行う。
病理診断学講座 黒瀬 顕,加藤 哲子,明本 由衣,鈴木 俊顕,木村 相泰
分子病態病理学講座 水上 浩哉,櫛引 英恵
病理生命科学講座 吉澤 忠司,後藤 慎太郎
神経病理学講座 若林 孝一,三木 康生

第8回 11月7日(木) (題目: CPC 2)
症例検討・CPCレポート作成2
同上

第9回 12月12日(木) (題目: CPC 3)
症例検討・CPCレポート作成3
同上

第10回 12月19日(木) (題目: CPC 4)
発表会1
同上

第11回 12月26日(木) (題目: CPC 5)
発表会2
同上

第12回 1月9日(木) (題目: CPC 6)
発表会3
同上

第13回 1月16日(木) 予備
同上



土曜日予定(日程調整中) (題目: 多職種連携ワークショップ 1)
・保健学科(看護学・放射線技術科学・検査技術科学・理学療法学・作業療法学)学生との合同ワークショップを通じて,高度な医療技術を支え,かつ社会的ニーズに応えられる医療人について考察する。
医学科学務委員会担当教員
保健学科学務委員会担当教員

土曜日予定(日程調整中) (題目: 多職種連携ワークショップ 2)
医学科学務委員会担当教員
保健学科学務委員会担当教員
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
講義,演習は毎回出席をとり規定の規準を満たすこと.
成績評価は期末試験(50%)さらにCPCの評価(50%)を加えて判定する.
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
・講義内容に関するテキストを予め読んでおくこと.
・講義での配布物を参考に,講義内容を修得すること.
・以下の事項に興味のある学生は積極的に係わってもらいたい.
1)病理診断学講座・附属病院病理部で病理診断や細胞診
2)附属病院病理診断科・病理部での臨床とのカンファレンス
3)病理解剖
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
以下のうち1冊は必ず準備すること.
1.Pathologic basis of disease (11版), Saunders
2.病態病理学 + 器官病理学,南山堂
臨床各科の教科書を適宜参照し,臨床所見と病理所見との対応を行うこと.

参考文献
/bibliography
各疾患の臨床的事項や病理診断の位置付けは臨床医学の教科書を参考にすること.
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
病理学総論,各論,病理学実習の知識を整理しておくこと.
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
随時
(以下のメールアドレス宛へのメールを推奨します)
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
黒瀬 顕 akurose@hirosaki-u.ac.jp
病理部 http://www.med.hirosakiu.ac.jp/hospital/clindtl/c08byoribu.html
病理診断学講座
http://www.med.hirosaki-u.ac.jp/~anatopathol/
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
H49:病理病態学、感染・免疫学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
該当なし
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
実務経験
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
・病理診断学総論は講義形式で、ハンドアウトやスライドを併用する.
・CPCは病理学各教室で指示を受ける.発表は全員参加とする.
科目ナンバー
/The subject number
M1-3-0158-H49
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
・講義内容には病院等での医師としての実務経験に関する内容が含まれる。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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