科目一覧へ戻る | 2024/09/13 現在 |
開講科目名 /Course |
病理組織細胞検査学 |
---|---|
時間割コード /Course Code |
5241000134 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部保健学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
金/Fri 1 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
加藤 哲子/KATO NORIKO |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
加藤 哲子/KATO NORIKO | 保健学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
---|---|
対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○病理組織細胞検査を必要とする疾病を形態学的に理解すること。 ○病理組織細胞検査に必要な手技,染色法 ,理論等について習得すること。 ○病理組織細胞診断における精度管理と標準化について理解する。 |
授業の概要 /Summary of the class |
○身体の構造,特に疾病時の臓器・組織・細胞等の形態学的検査について,病理学的検査の観点からの知識と検査技術を習得し,得られた結果の解析と評価について学習します。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第 1 回 病理学的検査の意義と流れ(組織摘出-標本作製-診断までの流れと治療選択における役割)(4/12) 第 2 回 臓器・組織別の取扱い法,臓器肉眼的観察・写真撮影と記録(摘出~固定~マクロ観察~ 切り出し部位の観察と記録)(4/19) 第 3 回 組織標本作成法(脱脂法,脱灰法,包埋,薄切(凍結切片作製含む))と 病理学検査機器の原理・構造・取扱い(4/26) 第 4 回 組織標本染色法(染色理論,染色結果に影響を与える因子,色素・染色液の安定性)(5/10) 第 5 回 組織標本染色法(一般染色法,特殊染色(結合組織染色))と染色意義(5/17) 第 6 回 組織標本染色法(特殊染色(多糖類染色,核酸染色,内分泌染色,神経組織染色)と染色意義(5/24) 第 7 回 組織標本染色法(特殊染色(脂肪染色,病原体染色))と染色意義(5/31) 第 8 回 組織標本染色法(特殊染色(無機物染色,生体内色素染色,繊維素染色))(6/7) 第 9 回 組織標本染色法(免疫染色と各種バイオマーカーの染色意義)(6/14) 第10回 細胞診検査の意義と流れ(6/21) 第11回 材料別細胞診検査法(細胞診検査材料の採取方法と保管方法,材料の適正判断)(6/28) 第12回 細胞診標本作成法(検体前処理方法・塗抹法など)と細胞診標本染色法(Pap染色・特殊染色)(7/5) 第13回 細胞診標本観察法の基礎(スクリーニング方法・良悪性鑑別)スコア と細胞診標本評価法(各種分類,スコアなど)(7/12) 第14回 迅速組織検査の意義と標本作成法(迅速固定法,迅速染色法)※迅速細胞診を含む(7/19) 第15回 組織検査・細胞診検査の精度管理と標準化,病理解剖(7/26) 第16回 期末試験(8/2) |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
○3分の2以上の出席が必要です。規定出席回数に満たない者は不合格とします。 ○成績評価は期末試験をもって100点満点で評価します。原則として60点以上を合格基準とします。 〇平常評価(授業への参加度):20%,試験評価(中間試験,期末試験):80%,上記を合算して最終的な成績評価を行います。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
○2単位の取得には学則に基づき30時間の講義に対して60時間の自学・自習時間が必要です。 ○人体形態学,人体機能学,人体病理学などの知識が必要不可欠ですので,復習して講義に臨んでください。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
○松原修 他著,最新臨床検査学講座 病理学/病理検査学,医歯薬出版,2021 ○パワーポイント資料 |
参考文献 /bibliography |
○なし |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
○標本作製要点,染色理論,病理組織標本作製機器の構造を理解してください。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
授業終了直後あるいは平日昼休み(11:50-12:40)に質問を受け付けます。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
nor-kato「@」hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
H49:病理病態学、感染・免疫学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
パワーポイントを使用した講義。 |
科目ナンバー /The subject number |
|
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
病院での実務経験のある教員により講義を行う |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 第1回(4月12日) | 病理学的検査の意義と流れ | 組織摘出-標本作製-診断までの流れと治療選択における役割 | |
2 | 第2回(4月19日) | 臓器・組織別の取扱い法,臓器肉眼的観察・写真撮影と記録 | 摘出~固定~マクロ観察~ 切り出し部位の観察と記録 |
|
3 | 第3回(4月26日) | 組織標本作成法 | 脱脂法,脱灰法,包埋,薄切(凍結切片作製含む)と病理学検査機器の原理・構造・取扱い |
|
4 | 第4回(5月10日) | 組織標本染色法 | 染色理論,染色結果に影響を与える因子,色素・染色液の安定性 | |
5 | 第5回(5月17日) | 組織標本染色法 | 一般染色法,特殊染色(結合組織染色)と染色意義 | |
6 | 第6回(5月24日) | 組織標本染色法 | 特殊染色(多糖類染色,核酸染色,内分泌染色,神経組織染色)と染色意義 | |
7 | 第7回(5月31日) | 組織標本染色法 | 特殊染色(脂肪染色,病原体染色)と染色意義 | |
8 | 第8回(6月7日) | 組織標本染色法 | 特殊染色(無機物染色,生体内色素染色,線維素染色) | |
9 | 第9回(6月14日) | 組織標本染色法 | 免疫染色と各種バイオマーカーの染色意義 | |
10 | 第10回(6月21日) | 細胞診検査の意義と流れ | ||
11 | 第11回(6月28日) | 材料別細胞診検査法 | 細胞診検査材料の採取方法と保管方法,材料の適正判断 | |
12 | 第12回(7月5日) | 細胞診標本作成法(検体前処理方法・塗抹法など)と細胞診標本染色法(Pap染色・特殊染色) | ||
13 | 第13回(7月12日) | 細胞診標本観察法の基礎 | (スクリーニング方法・良悪性鑑別)スコア と細胞診標本評価法(各種分類,スコアなど) |
|
14 | 第14回(7月19日) | 迅速組織検査の意義と標本作成法 | 迅速固定法,迅速染色法※迅速細胞診を含む | |
15 | 第15回(7月26日) | 組織検査・細胞診検査の精度管理と標準化,病理解剖 | ||
16 | 第16回(8月2日) | 期末試験 |