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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/09/13 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
分子・超微形態学
時間割コード
/Course Code
5242000088
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
医学部保健学科/
曜日コマ
/Day, Period
水/Wed 3, 水/Wed 4
開講区分
/Semester offered
後期/second semester
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
加藤 哲子/KATO NORIKO
科目区分
/Course Group
専門教育科目 専門科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
必修
授業形式
/Class Format
講義科目
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
上野 大/UENO HIROKI 保健学研究科/
加藤 哲子/KATO NORIKO 保健学研究科/
難易度(レベル)
/Level
レベル2
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力      CP・DP 2 解決していく力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
○分子病理学の理論と解析法の知識を修得し、遺伝子および染色体の異常の解析と評価について理解できること。
○超微形態検査法の理論と解析法の知識を修得し、結果の解析と評価について理解できること。
○形態異常とその背景にある遺伝子異常とを理解できること。
授業の概要
/Summary of the class
○分子生物学を基盤とした分子診断病理学の検査法と臨床的意義について学びます。
○電子顕微鏡を用いた超微形態の検査法と臨床的意義について学びます。
○病理組織診断・細胞診断について分野横断的に系統別標本観察を行い,正常像と異常像を対比し,その分子病理診断学的背景をスライドカンファランス形式にて演習します。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第 1 回 電子顕微鏡による組織検査の概要と臨床的意義(10/9)
第 2 回 電子顕微鏡標本作製法と染色方法,超微形態観察(10/16)
第 3 回 分子診断病理学概論(病理遺伝子解析の概要と臨床的意義,遺伝子検査倫理)(10/23)
第 4 回 分子診断病理組織検査法(検体採取,前処理,固定方法)(10/30)
※ゲノム診療用病理組織検体取扱い規程および遺伝子検査検体取り扱いガイドラインを含む
第 5 回 分子診断病理組織検査法(免疫組織学的検索法)と検査意義(11/6)
第 6 回 分子診断病理組織検査法(In situ Hybridization法)と検査意義(11/13)
第 7 回 分子診断病理組織検査法(シーケンス法と変異検出)と検査意義(11/20)
第 8 回 分子診断病理組織検査法の臨床的意義(治療選択における検査意義 p53,RAS,BRAF,Ki67など)(11/27)
第 9 回 分子診断病理組織検査法の臨床的意義(治療選択における検査意義 EGFR,BRCA,HER2,ALKなど)(12/4)
第 10 回 分子診断病理組織検査法(細胞診領域における分子診断技術と臨床的意義 HPV typing)(12/11)
第11回 系統別病理組織細胞標本観察と評価(消化器の正常・疾患像カンファレンス)(12/18)
第12回 系統別病理組織細胞標本観察と評価(呼吸器・循環器の正常・疾患像カンファレンス)(12/25)
第13回 系統別病理組織細胞標本観察と評価(婦人科・泌尿器の正常・疾患像カンファレンス)(1/8)
第14回 系統別病理組織細胞標本観察と評価(内分泌・造血器の正常・疾患像カンファレンス)(1/22)
第15回 系統別病理組織細胞標本観察と評価(皮膚・骨・その他部位の正常・疾患像カンファレンス)(1/29)
第16回 期末試験(2/5)
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
○3分の2以上の出席が必要です。規定出席回数に満たない者は不合格とします。
○成績評価は期末試験をもって100点満点で評価します。原則として60点以上を合格基準とします。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
○1単位の取得には学則に基づき30時間の演習に対して15時間の自学・自習時間が必要です。
○人体形態学、人体機能学、人体病理学、病理組織細胞検査学、分子生物学などの知識が必要不可欠ですので、復習して講義に臨んでください。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
○当日資料を配布する。
参考文献
/bibliography
○松原修 他著、臨床検査学講座 病理学・病理検査学、 医歯薬出版、2016
○東田修二著、臨床検査学講座 遺伝子・染色体検査学、 医歯薬出版、2021
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
○分子・超微形態学で学ぶ検査法は、疾病を評価する基礎となるので、正しく理解してください。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
授業終了直後あるいは平日昼休み(11:50-12:40)に質問を受け付けます。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
uenohir「@」hirosaki-u.ac.jp
nor-kato「@」hirosaki-u.ac.jp
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
H48:生体の構造と機能およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
該当なし
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
実務経験
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
パワーポイントを使用した講義。
科目ナンバー
/The subject number
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
病院での実務経験のある教員による講義・演習を行います。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回(10月9日) 電子顕微鏡による組織検査の概要と臨床的意義
2 第2回(10月16日) 電子顕微鏡標本作製法と染色方法,超微形態観察
3 第3回(10月23日) 分子診断病理学概論 病理遺伝子解析の概要と臨床的意義,遺伝子検査倫理
4 第4回(10月30日) 分子診断病理組織検査法(検体採取,前処理,固定方法) ※ゲノム診療用病理組織検体取扱い規程および遺伝子検査検体取り扱いガイドラインを含む
5 第5回(11月6日) 分子診断病理組織検査法(免疫組織学的検索法)と検査意義
6 第6回(11月13日) 分子診断病理組織検査法(In situ Hybridization法)と検査意義
7 第7回(11月20日) 分子診断病理組織検査法(シーケンス法と変異検出)と検査意義
8 第8回(11月27日) 分子診断病理組織検査法の臨床的意義 治療選択における検査意義 p53,RAS,BRAF,Ki67など
9 第9回(12月4日) 分子診断病理組織検査法の臨床的意義 治療選択における検査意義 EGFR,BRCA,HER2,ALKなど
10 第10回(12月11日) 分子診断病理組織検査法 細胞診領域における分子診断技術と臨床的意義 HPV typing
11 第11回(12月18日) 系統別病理組織細胞標本観察と評価 消化器の正常・疾患像カンファレンス
12 第12回(12月25日) 系統別病理組織細胞標本観察と評価 呼吸器・循環器の正常・疾患像カンファレンス
13 第13回(1月8日) 系統別病理組織細胞標本観察と評価 婦人科・泌尿器の正常・疾患像カンファレンス
14 第14回(1月22日) 系統別病理組織細胞標本観察と評価 内分泌・造血器の正常・疾患像カンファレンス
15 第15回(1月29日) 系統別病理組織細胞標本観察と評価 皮膚・骨・その他部位の正常・疾患像カンファレンス
16 第16回(2月5日) 期末試験

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