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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/09/13 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
筋骨格系障害義肢装具学演習
時間割コード
/Course Code
5242000153
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
医学部保健学科/
曜日コマ
/Day, Period
金/Fri 3, 金/Fri 4
開講区分
/Semester offered
後期/second semester
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
尾田 敦/ODA ATSUSHI
科目区分
/Course Group
専門教育科目 専門科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
必修
授業形式
/Class Format
実習科目
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
尾田 敦/ODA ATSUSHI 保健学研究科/
難易度(レベル)
/Level
レベル3
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力      CP・DP 2 解決していく力 CP・DP 3 学び続ける力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
〇切断の原因となる疾患および切断手術について理解する(見通す力)
〇義肢の種類・機能・構造・適応について理解する(見通す力)
〇義足歩行の異常を見抜き,アライメント修正ができる能力を修得する(解決していく力・学び続ける力)
授業の概要
/Summary of the class
リハビリテーション医学における義肢装具の意義・機能・構造・適応について学習する。
特に,下肢切断に適応される義肢の種類と機能を中心とした内容とする。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
授業は2コマ連続8回で行う。

第 1回 歩行の力学,義肢装具のバイオメカニクス,義肢装具の概念と分類
第 2回 義肢学概論,切断部位の選択因子,上肢切断部位の選択の原則,義手
第 3回 下肢切断部位の選択の原則①(股離断,大腿切断)
第 4回 下肢切断部位の選択の原則②(膝離断,サイム切断,足部切断),切断術後の治療過程
第 5回 切断の分類・原因,切断手技の概略,幻肢,義肢の構成要素・分類
第 6回 ソケットの適合とアライメント,膝義足,その他
第 7回 下腿義足(1)-機能的特徴,条件,ソケット形状(PTB,PTS,KBM式)
第 8回 下腿義足(2)-下腿吸着義足(TSB式下腿義足),義足足部
第 9回 下腿義足(3)-下腿義足(PTB)のアライメント
第10回 大腿義足(1)-膝継手の構造と特徴(立脚相制御・遊脚相制御)
第11回 大腿義足(2)-ソケットの種類,形状,四辺形ソケットの機能的役割(1)
第12回 大腿義足(3)-四辺形ソケットの機能的役割(2),膝の安定性,フレキシブルソケット
第13回 大腿義足(4)-義足のアライメントと異常歩行について(ビデオ使用)
   大腿義足(5)-IRC(坐骨収納型)ソケット,CAT-CAM theory
第14回 股義足-カナダ式股義足の特徴と機能,アライメント,歩行の特徴
第15回 障がい者スポーツについて
第16回(最終回) 学習状況の確認(筆記試験を含む)と振り返り
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
毎回授業のはじめの15分間で前回の講義内容から小テストを実施し,後期末試験の結果とあわせて評価する。
小テスト40%,後期末試験60%として総合判定します。授業への参加度や授業態度に問題がある場合は減点対象とします。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
人体形態学,運動学の復習をすること。また,力学的な知識を必要とするので,理解度に応じて各自,予習・復習して下さい。
毎回,次回の授業の最初の小テストに向けて復習することと,あらかじめ配付済みの次回授業資料に目を通し,予習しておくことが必要です。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
「テキスト」
1)義肢装具のチェックポイント(第7版).日本整形外科学会・日本リハビリテーション医学会・監修,医学書院,2019.
2)PT・OTビジュアルテキスト―義肢・装具学―異常とその対応がわかる動画付き.高田治実・監修,豊田輝,他・編,羊土社,2016.
「教材」
授業時に,随時プリントまたはスライド資料をダウンロード配付する。
参考文献
/bibliography
「参考図書」
1)義肢装具学(第4版).川村次郎・編,医学書院,2017.
2)標準理学療法学・作業療法学・言語療法学 別巻 義肢装具学.佐伯覚・編,医学書院,2018.
3)シンプル理学療法学シリーズ 義肢装具学テキスト 改定第3版.細田多穂・監修,磯崎弘司・他編集,南江堂,2018.
4)リハビリテーション義肢装具学.清水順市・他編集,メジカルビュー,2017.
5)義肢学.第3版,澤村誠志・編,医歯薬出版,2015.
6)理学療法MOOK7.義肢装具.黒川幸雄,他・編,三輪書店,2000.
7)切断と義肢.澤村誠志・著,医歯薬出版,2007.
8)下肢装具のバイオメカニクス―片麻痺歩行と装具の基礎力学―.日本義肢装具学会・編,江原義弘・他著,医歯薬出版,1996.
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
授業毎の小テストは必ず受けること。
義肢装具学は内容が多岐にわたるため,関連する科目の内容を下記の通りとする。
「義肢装具学」(2年次後期):装具学全般の内容の講義
「筋骨格系障害義肢装具学演習」(2年次後期):義肢学全般の内容の講義
「神経系障害装具学演習」(3年次前期):義肢装具学全般の実習
なお,臨床実習との関係から講義は2コマずつ8回で授業を行う。
日時については変更もあり得るので,メール等を常にチェックすること。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
毎回の授業時に,休憩等の時間を利用して質問にお答えします。
それ以外は原則として,月~金曜日17:00以降とし,研究室かメールで対応します。
出張や会議等で不在の場合もあるので,メールか電話で事前連絡して下さい。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
尾田:atusioda「A」hirosaki-u.ac.jp ※「A」は「@」に変換して下さい(研究室:C-3-6)
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
I58:社会医学、看護学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
I90:人間医工学およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
H48:生体の構造と機能およびその関連分野
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
実務経験
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
義肢をデモンストレーションしながらの講義が主体。
プリントやDVD等の動画を利用して教科書の理解を深める。
科目ナンバー
/The subject number
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
理学療法士として医療機関等での勤務経験を踏まえた具体的かつ実践的な講義や演習を展開します.
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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