科目一覧へ戻る | 2024/09/13 現在 |
開講科目名 /Course |
発達心理学Ⅰ |
---|---|
時間割コード /Course Code |
6241000003 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部心理支援科学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
月/Mon 1 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
大里 絢子/OOSATO AYAKO |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門応用科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
大里 絢子/OOSATO AYAKO | 保健学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
---|---|
対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
心の発達に関する主要な理論を学習し,各発達段階における心理的な特徴に関する理解を深める。具体的には,青年期に至るまでの認知機能の発達及び感情・社会性の発達,青年期に至るまでの自己と他者の関係の在り方と心理的発達,誕生から青年期に至るまでの心身の発達について学ぶ。(見通す力) |
授業の概要 /Summary of the class |
発達心理学は,受精から死に至るまでの,心の発達的変化を扱う学問である。本講義では主に胎児期~青年期を取り上げることとする。発達心理学における主な理論を通じて,発達段階や各発達課題について学び,発達の要因や,認知機能,感情・社会性等の発達について概観する。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
4/15(月) 第1回:オリエンテーション 発達心理学に関する基本的理解を図るとともに,講義全体の内容を通観し,受講生の課題意識を深める。また,授業の進め方についての共通理解を図る。 4/22(月) 第2回:発達心理学の基礎 発達に関する理論とその歴史的展開についての基本的理解を図る。また,発達の様相,発達の研究方法について考察する。 5/2(木) 第3回:発達と環境 発達に影響する要因として考えられてきた遺伝と環境を取り上げ,考え方におけるその歴史的展開について考察する。 5/13(月) 第4回:胎児期の発達 受精~出産に至るまでの発達について概説し,出産後のリスクファクターを考察する。 5/20(月) 第5回:身体と運動能力の発達 身体の発育,運動能力の発達,子どもの体力問題について概説する。 5/27(月) 第6回:知的機能の発達(1)乳児期~幼児期 ピアジェの認知発達理論を中心として,研究の知見を紹介しながら,感覚運動期・前操作期の認知的特徴について概説する。 6/3(月) 第7回:知的機能の発達(2)児童期以降 ピアジェの認知発達理論を中心として,研究の知見を紹介しながら,具体的操作期・形式的操作期の認知的特徴について概説する。 6/10(月) 第8回:言語の発達 言語の獲得,発話の発達,言語発達の諸相,書きことばの習得について概説する。 6/17(月) 第9回:感情と動機づけ、社会性の発達 感情・情緒・情動に関する概念整理を行い,基本的感情の発達と文化,感情と親子のコミュニケーション,動機づけ・学習に対する意欲の発達、社会性の発達について概説する。 6/24(月) 第10回:人間関係の発達 愛着やその理論に関する理解を深め,人間関係の重要性,家庭内での人間関係,子どもと教師との関係,子どもの仲間関係について考察する。 7/1(月) 第11回:パーソナリティ・自己意識の発達 パーソナリティに関する概念的理解を深め,パーソナリティの形成やその測定に関して概説する。自己意識の発達について,児童期や青年期を中心に理解を深め,自己意識の成熟とアイデンティティの形成について考察する。 7/8(月) 第12回:性と性意識の発達 性的発達と意識,性意識の発達,性役割とその獲得過程について概説する。 7/16(火) 第13回:定型発達と発達障害 発達障害等、非定型発達についての基礎的な知識及び考え方ついて考察する 7/22(月) 第14回:心の問題 いじめや不登校など,心の問題の捉え方や,その援助について概説する。 7/29(月) 第15回(最終回):発達心理学をめぐる課題と展望 授業全体を通じて,発達心理学をめぐる今日的課題を理論と実践との往還の視点から考察し,心理援助の実践の在り方について展望する。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
【評価の基準】 ①心の発達に関する主要な理論と,各発達段階について記述・説明できる。 ②青年期に至るまでの認知機能の発達及び感情・社会性の発達について記述・説明できる。 ③青年期に至るまでの自己と他者の関係の在り方と心理的発達について記述・説明できる。 ④誕生から青年期に至るまでの心身の発達について記述,説明できる。 【評価の構成】 ①平常ミニレポート(60%,Teams上で提出) ②期末試験(40%) |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
各回の授業内容について,配布資料,参考文献の該当箇所を予習・復習すること。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
教科書は使用せず,適宜,参考図書や資料を紹介する。 |
参考文献 /bibliography |
下山晴彦・佐藤隆夫・本郷一夫 公認心理師スタンダードテキストシリーズ12 発達心理学 ミネルヴァ書房 その他各授業の学習テーマに応じて提示する。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
特になし。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
第1回のオリエンテーションで案内します。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
第1回のオリエンテーションで案内します。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A10:心理学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
|
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
pptのスライドを使用した講義形式です(メディア授業に移行した場合にはTeamsにより実施する)。 |
科目ナンバー /The subject number |
|
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
担当教員は、現場での発達面における心理支援の臨床経験も踏まえて講義をします。本講義は基本的に対面授業を予定していますが、コロナウィルス感染症の感染状況等に応じて適宜、メディア授業に移行する可能性があります。その場合におけるメディア授業の媒体はMicrosoft Teamsを用いて行います。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |