科目一覧へ戻る | 2024/09/13 現在 |
開講科目名 /Course |
感情・人格心理学 |
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時間割コード /Course Code |
6241000013 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部心理支援科学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
月/Mon 5 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
井上 直美/INOUE NAOMI |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門応用科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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井上 直美/INOUE NAOMI | 保健学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
1)感情喚起のメカニズムを理解するとともに,種々の感情がどのようにヒトの行動に影響するかについて理解する。(見通す力) 2)人格の概念および人格形成に関わる要因について理解する。(見通す力) 3)ヒトの個人差を理解するための感情・人格心理学的視座を獲得する。(見通す力) |
授業の概要 /Summary of the class |
本講義では,感情に関する理論及び感情喚起の機序,感情が行動に及ぼす影響,人格の概念,及び形成過程について学習する。感情に関する理論及び感情喚起の機序では,感情の生物学的基礎,古典的理論,基本的感情説と次元説について概説する。感情が行動に及ぼす影響については,共感性という観点から援助行動を理解するとともに,感情の制御について学習する。人格の概念及び形成過程では,基礎的な人格の概念について理解した上で,知的機能の個人差,人格の形成と変容,性格の5因子説,パーソナリティの障害について学習する。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回(4/15月): 感情心理学入門 感情とは何か,その定義について学ぶ。 第2回(4/22月):感情に関する理論及び感情喚起の機序(1):様々な感情理論 これまで提唱されてきた,感情についての様々な理論を学ぶ。 第3回(5/2木):感情に関する理論及び感情喚起の機序(2):感情生起のメカニズム 感情の生起および制御のメカニズムについて学ぶ。 第4回(5/13月):感情が行動に及ぼす影響 状況に対する判断や,それに応じた行動に感情がどのような影響を及ぼすかについて学ぶ。 第5回(5/20月):感情が健康に及ぼす影響 感情が健康や環境に対する適応とどのように関連するかを学ぶ。 第6回(5/27月): 人格心理学入門 人格(パーソナリティ)とは何か,その定義を学ぶ。 第7回(6/3月): 人格(パーソナリティ)心理学の代表的な理論 類型論,特性論などについて代表的な人格理論について学ぶ。 第8回(6/10月): 人格(パーソナリティ)の生物学・神経科学的基盤 人格を規定する生物学的要因や神経学的基盤について学ぶ。 第9回(6/17月): 人格(パーソナリティ)の発達的変化 発達に伴う人格の形成や変容について学ぶ。 第10回(6/24月):不適応的な人格(パーソナリティ) 不適応であると考えられている人格(パーソナリティ)やパーソナリティ障害について学ぶ。 第11回(7/1月): 人格(パーソナリティ)と思考 人格(パーソナリティ)の個人差が状況に対する思考に与える影響について学ぶ。 第12回(7/8月): 人格(パーソナリティ)と認知 人格(パーソナリティ)の個人差が状況に対する認知に与える影響について学ぶ。 第13回(7/16火): 社会・文化と人格(パーソナリティ) 個人の所属する社会や文化がどのように人格に影響を与えるかについて学ぶ。 第14回(7/22月):感情および人格(パーソナリティ)のアセスメント方法 個人の人格を理解するために有用なアセスメント方法やアセスメントツールを紹介する。 第15回(7/29月 最終回): 感情・人格心理学的観点からの他者理解・自己理解 感情・人格心理学を手掛かりにして他者や自己を理解するための視点を養う。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
【評価の基準】 ①感情生起のメカニズムについて説明できる。 ②感情がヒトの行動に与える影響について説明できる。 ③感情・人格心理学的観点から個人差について記述できるようになる。 【評価の構成】 ①レポート(80%) ②講義に対して取り組む姿勢(質問、発言など)(20%) |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
予習:「感情・人格心理学」(遠見書房)の関連ページを読んでおくこと。 復習:講義で習った内容について知識の定着を図ること。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
「感情・人格心理学」(遠海書房) |
参考文献 /bibliography |
授業で適宜紹介する。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
1単位取得のためには予習・復習を含めて45時間の学習が必要です。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
初回の授業で案内します。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
初回の授業で案内します。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A10:心理学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
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授業形態・授業方法 /Class form, class method |
学生が教科書の各章のまとめを発表し,教員がスライド資料を用いながら,教科書の内容を解説・補充する。 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
特になし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |