科目一覧へ戻る | 2024/09/13 現在 |
開講科目名 /Course |
学習・言語心理学 |
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時間割コード /Course Code |
6242000014 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部心理支援科学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
火/Tue 3 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
小河 妙子/OGAWA TAEKO |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門応用科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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小河 妙子/OGAWA TAEKO | 保健学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 2 解決していく力 CP・DP 3 学び続ける力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
〇人の行動が変化する過程を理解できる。(学び続ける力)(解決していく力) 〇また言語の習得における機序を理解できる。 (学び続ける力)(解決していく力) |
授業の概要 /Summary of the class |
〇本講義では,人の行動が変化する過程,言語の習得における機序について学習する。具体的には,学習・行動研究の歴史と基本的な考え方に加え,生得的行動,レスポンデント条件付け,オペラント条件付けから基本的な学習の成立機序を学習する。 〇言語心理学では,言語の生物学的基盤,社会的基盤,音韻・語彙・文法・語用論的能力の発達について概説する。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回10/1(火):学習・行動領域の心理学 学習心理学と言語心理学の背景,行動主義,認知主義 第2回10/8(火):生得的行動と習慣的行動 向性,反射,生得的解発機構,初期学習,臨界期,インプリンティング 第3回10/22(火): 古典的条件付け 条件刺激・条件反射,無条件刺激・無条件反射,条件抑制,嫌悪学習,条件制止 第4回10/29(火):オペラント条件付け 行動分析学,試行錯誤学習,問題箱,効果の法則,刺激と反応の連合,オペラント条件づけ(道具的条件づけ),強化,罰,学習性無力感,潜在制止,回避学習,回避反応 第5回11/5(火):様々な学習 運動学習,知覚運動協応,学習の転移,洞察学習,場(field),認知地図,観察学習,社会的学習,模倣,般化学習,代理強化,代理罰 第6回11/12(火):言語の科学 通時的研究,共時的研究,ソシュール言語学,生成文法,普遍文法,言語獲得装置,構文論,意味論,語用論,音声学,音韻論,形態論,統語論,語彙論,心理言語学,認知言語学,社会言語学 第7回11/19(火):コミュニケーションと言語発達 順番交替の能力,対話の能力,語彙爆発,共同注意,即時マッピング,音韻意識,モーラ 第8回11/26(火):言語研究の方法 反応時間,語彙判断課題,音読課題,眼球運動測定,プライミング効果 第9回12/3(火):脳イメージングと計算論アプローチ 事象関連電位,fMRI, NIRS, 脳イメージング,コーパス分析,シミュレーション研究 第10回12/10(火):心的辞書 正書法・音韻・意味表象,読み処理,二重経路モデル,トライアングル・モデル 第11回12/17(火):文章の理解 文章の理解に影響を与える諸要因,構文の発達 第12回12/24(火):文章産出 物語産出過程,作文の産出過程,物語理解 第13回1/7(火): 読み書き障害と支援(Teams双方向) ディスレクシア,読み書きスクリーニング検査,談話,文法,意味,音韻処理,音韻意識,言語性短期記憶,言語野,失語症,学校での支援 第14回1/21(火):概念と言語 カテゴリー化,概念,定義的特性理論,プロトタイプ,典型性,基本水準,言語相対性仮説,領域固有性,モジュール,素朴理論 第 15回1/28(火)(最終回):発話の知覚 音素,母音,子音,構音,国際音声記号(IPA),基本周波数,声道,フォルマント, スペクトログラム 定期試験を実施する。 本講義は基本的に対面授業を予定しているが、コロナウィルス感染症の感染状況等に応じて適宜、メディア授業に移行する可能性がある。その場合におけるメディア授業の媒体はMicrosoft Teamsを用いて行う。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
評価の基準 1. 学習・言語心理学の基本的な用語を理解でき,説明できる 2. 人間や動物の行動を学習理論に基づき説明できる 3. 言語に関する生理学的基盤や障害について理解でき,説明できる 評価の構成 1.定期試験(90%) 2. 平常ミニレポート(10%) |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
講義と演習科目は,1単位修得に必要な45時間のうち15時間を授業時間中に学修し,30時間を授業時間外で学修することが前提です。参考文献や授業中に提示する資料をもとに予習と復習に努めて下さい。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
教科書は指定しない。適宜,参考図書や資料を紹介する。 |
参考文献 /bibliography |
篠原彰一(1998)『学習心理学への招待』 サイエンス社 針生悦子(編)(2006)『言語心理学』朝倉書店 その他,授業内で適宜紹介します。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
特になし |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
毎週火曜日:17時~18時に研究室にお越しください。 研究室はC棟1階小河研究室です。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
ogawa_09[at]hirosaki-u.ac.jp [at]を@に置き換えてください。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A10:心理学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義。対面授業(メデイア授業に移行した場合は、Teamsで実施します) |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
特になし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |