科目一覧へ戻る | 2024/09/13 現在 |
開講科目名 /Course |
慢性疾患学 |
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時間割コード /Course Code |
6242000031 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部心理支援科学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
金/Fri 1 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
栗林 理人/KURIBAYASHI MICHITO |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門応用科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
演習科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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栗林 理人/KURIBAYASHI MICHITO | 保健学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
・多様な慢性的推移を示す疾患を理解し、その疾患を受容する経過についても学ぶ(CP・DP 1 見通す力) ・その病状に大きな影響を与える生活習慣といった心理社会的な要因について理解し、模擬事例を通じて、他職種連携の医療現場における公認心理師として関わる専門性を身につける(CP・DP 1 見通す力、CP・DP 2 解決していく力) |
授業の概要 /Summary of the class |
本講義では、生活習慣病や難病、その他多様な慢性的推移を示す疾病の原因やメカニズム、治療法等について、医学や保健医療、福祉等の観点から学習する。各論としては、慢性腎疾患、慢性呼吸器疾患、慢性心疾患、糖尿病、内分泌疾患、血液疾患、悪性新生物、膠原病、神経・筋疾患、慢性消化器疾患、皮膚疾患群について取り上げる。模擬事例を通じて、これらの疾患に罹患した患者様の心理的側面を理解し、他職種連携による長期的な関わり、さらには末期での関わりなどについても学習する。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
10/4(金)第1回:慢性疾患とは何か 慢性疾患の概念、急性疾患との違い、生活習慣病とそれ以外に分類される慢性疾患について学ぶ。 10/11(金)第2回:ライフスタイルと健康 慢性疾患の予防について、ライフスタイルと健康という視点から検討し、青森県で行われている生活習慣病への取り組みについても学ぶ。 10/17(木)第3回:生活習慣病の心理社会的要因 かつて成人病と呼ばれていた糖尿病、高血圧など、生活習慣が深く発症に関与する疾患と肥満が複合するメタボリックシンドローム、さらにはがん、脳血管疾患、心疾患の心理社会的要因について学ぶ。 11/1(金)第4回:慢性疾患患者の心理 慢性疾患に罹患した患者様が、疾患とどのように向き合うのかをライフサイクルを考慮しながら、問題点を整理して基本的なところを学ぶ。 11/8(金)第5回:家族へのサポート 慢性疾患に罹患した患者様を世話する家族には、様々な困難や強いストレスが生じやすいと考えられ、患者様を支える家族のサポートの実際と重要性について学ぶ。 11/15(金)第6回:社会生活への対応 家族以外の外部からのサポートを得ながら、患者様自身が自分の日常生活を築き上げていくことを目指す中で、セルフヘルプ、サポートグループなどの役割について学ぶ。 11/22(金)第7回:慢性腎疾患 小児期から腎疾患に罹患している患者様たちは、時に慢性腎不全をきたし、著しい腎機能低下を伴う場合には、腎移植や人工透析に至る場合が少なくなく、長期の経過について学ぶ。 11/29(金)第8回:慢性呼吸器疾患 小児期からの喘息や成人期からの慢性呼吸器疾患の患者様たちの治療や長期経過などから、呼吸器疾患を抱えながら生きていくことについて学ぶ。 12/6(金)第9回:慢性心疾患 小児期からの心疾患、成人期からの心疾患の患者様たちの治療や長期経過などから、慢性心疾患を抱えながら生きていくことについて学ぶ。 12/13(金)第10回:糖尿病、内分泌疾患 長期の治療経過をたどりやすい糖尿病、内分泌疾患の患者様たちの治療や長期経過などから、これらの疾患を抱えながら生きていくことについて学ぶ。 12/20(金)第11回:血液疾患、悪性新生物(その1) 長期の治療経過をたどりやすい血液疾患、悪性新生物の患者様たちの治療や長期経過などから、その疾患を抱えながら生きていくことに ついて学ぶ。 1/10(金)第12回:血液疾患、悪性新生物(その2) 医療の進歩に伴い5年生存率が高くなった現在、がんに罹患した患者様たちの疾患の受容、治療の選択といった治療経過や社会の中で生活していく側面について学ぶ。 1/15(金)第13回:血液疾患、悪性新生物(その3) 血液疾患の代表である白血病において、患者様が病名を告知される場合、されない場合を比較しながら、寛解・再燃を繰り返して死に至る経過を理解し、患者様がご家族や治療スタッフとどのような関係を築き上げるかについて学ぶ。 1/24(金)第14回:神経・筋疾患 発症年齢の異なる様々な難病を含む神経・筋疾患についての理解を深め、罹患した患者様たちへの医療、ケアの質をQOLの観点から学ぶ。 1/31(金)第15回:膠原病、慢性消化器疾患、皮膚疾患群 長期の治療経過をたどりやすい膠原病、慢性消化器疾患、皮膚疾患群の患者様たちの治療や長期経過などから、これらの疾患を抱えながら生きていくことについて学ぶ。 2/6(木)第16回:試験 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
【評価の基準】 ①慢性疾患の種類、慢性的推移を示す場合の患者様の心理、患者様の家族へのサポート、社会生活への適応等、慢性疾患患者の全体的な理解、習得度をみる。 ②授業への出席と授業に取り組む姿勢や態度をみる。 【評価の構成】 ①最終テスト(80%) ②小レポート・リアクションペーパーの内容(20%) |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
予習:授業の内容について、興味のある点を整理しておく。 復習:講義資料等により学習する。ミニテスト、小レポートを行うことあり。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
授業で適宜紹介する。 |
参考文献 /bibliography |
授業で適宜紹介する。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
とくに予備知識は必要としない。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
質問・疑義については、授業終了時に直接質問するか、メールにて行う形とする。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
栗林理人:michito1@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A10:心理学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
パワーポイント等を使用して講義する |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
精神科医としての実務経験を踏まえて、講義を行う。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |