科目一覧へ戻る | 2024/09/13 現在 |
開講科目名 /Course |
司法・犯罪心理学 |
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時間割コード /Course Code |
6242000043 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部心理支援科学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
他 |
開講区分 /Semester offered |
集中 |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
心理支援科学科教員 |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門応用科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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大里 絢子/OOSATO AYAKO | 保健学研究科/ |
朴 白順 | 保健学研究科/ |
心理支援科学科教員 | 保健学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
(1)犯罪・司法についての科学的研究のアプローチ方法について説明できるようになる(見通す力)。 (2)犯罪心理学、司法心理学についての基本的な用語、知識について説明できるようになる(見通す力)。 (3)犯罪や司法の問題について、学問的な成果を元に犯罪現象について心理学的な観点から論ずることができるようになる(解決していく力)。 |
授業の概要 /Summary of the class |
司法・犯罪心理学は、犯罪に関する人間行動を科学的に解明していく学問であるが、なぜ犯罪が起きるのかについて検討する「犯罪原因論」、犯罪捜査への心理学の応用について検討する「捜査心理学」、犯罪者の行動について理解する「犯罪者行動論」、犯罪者や非行少年をいかに更正させていくかについて検討する「矯正心理学」、裁判所で扱う心理的なコンフリクトの解決を支援する「司法心理学」などの分野がある。この授業では、このうち、心理学の専門家として活動する場合に重要な知識を中心として、「犯罪者行動論」、「司法心理学」に焦点を当て、その基本的な原理から最先端の研究までを概観する。具体的には連続殺人、大量殺人、子どもに対する性犯罪、ストーキング、非行、離婚、養育権などの問題をを取り扱う。また、プロファイリングや犯罪者に対する処遇、精神疾患の犯罪者の責任能力、FBIの捜査システム、日本の警察における犯罪捜査の現状と問題点、非行少年の矯正、防犯、などに関しても時間が許す限り取り上げてみたい。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 司法犯罪心理学の概要(1)原因論 司法犯罪心理学のテーマと目標、研究法について概観し、犯罪原因論について概要を説明する 第2回 司法犯罪心理学の概要(2)プロファイリング プロファイリングについて具体例を元に解説する 第3回 司法犯罪心理学の概要(3)捜査 刑法と刑事訴訟法、犯罪捜査と心理学の役割について解説する 第4回 司法犯罪心理学の概要(4)更正・被害者心理 矯正分野および裁判所における心理学の枠割りについて解説する 第5回 殺人 殺人について、動機、犯人の行動について説明する 第6回 性犯罪・DV 性犯罪とDVについて、動機、犯人の行動について解説する 第7回 少年非行についてのディスカッション 少年司法と非行心理を学ぶに当たって、事前ディスカッションを行う 第8回 少年非行についてのディスカッションの発表 ディスカッションの内容の発表を行い、講評する 第9回 少年法と心理職の役割 少年法と心理職の役割について解説する 第10回 少年非行の原因理論 少年非行の原因理論について解説する 第11回 少年非行についてのケース研究のディスカッション 少年司法について理解した上で心理職の立場からケースを検討する 第12回 少年非行についてのケース研究のディスカッションの発表 第11回のディスカッションの発表と議論、講評を行う。 第13回 司法心理学についてのディスカッション 親権についての調査官のアセスメントについての模擬ケースの検討 第14回 司法心理学についてのディスカッションの発表 第13回のディスカッションの発表と議論、講評を行う。 第15回 離婚・親権・面会交流・家族法 心理職について必要な民法の家族編について解説し、具体的なケースについて討論する。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
レポート(80%)、授業中のコメント、小テスト(20%) |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
テキストの該当する章を読み、あらかじめ予習課題を行ってくる |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
越智啓太(著) progress and application 司法犯罪心理学 サイエンス社 |
参考文献 /bibliography |
越智啓太(著)ケースで学ぶ犯罪心理学 北大路書房 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
内容として、不法行為や犯罪、暴力など不快なものも含みます。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
授業後に直接聞きに来ていただければ、できる限り対応します。また、長くかかる場合にはZOOMやメールで対応します。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
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学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A10:心理学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
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学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
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実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
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授業形態・授業方法 /Class form, class method |
基本的にパワーポイントを使用した講義形式です。 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
担当教員は司法・犯罪領域に関する研究業績を有しており,その知見や経験に基づき授業を実施する。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |