科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
反応物理化学II/Physical Chemistry for Chemical Reaction II |
---|---|
時間割コード /Course Code |
7241000060 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
理工学部/ |
曜日コマ /Day, Period |
金/Fri 1 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
阿部 敏之/ABE TOSHIYUKI |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門応用科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
阿部 敏之/ABE TOSHIYUKI | 理工学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
---|---|
対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○ 化学反応の静的な考え方[平衡論]と動的な考え方[速度論]を理解すること(見通す力) ○ エンタルピーとエントロピーを結合した指標である自由エネルギーの成り立ちを踏まえて、実際の化学反応の進行の方向性や化学平衡を解釈できること。また、反応速度の理論に基づいて、実測のデータを踏まえた化学反応の動的過程とメカニズムを解釈できること(解決する力) |
授業の概要 /Summary of the class |
この講義は、化学反応を考察する上でその両輪をなしている、平衡論と速度論を学ぶ科目です。特に前者は、反応物理化学Iの内容をベースに、新たな熱力学パラメータを用いて静的な状態の化学反応を理論的に学習します。具体的には、ヘルムホルツエネルギーとギブズエネルギー、化学平衡を中心に学びます。また、化学反応速度の理論とそれに基づいた反応機構の解釈についても学びます。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 (4/12) ヘルムホルツエネルギーとギブズエネルギー(化学反応の自発的方向性) 第2回 (4/19) ヘルムホルツエネルギーとギブズエネルギー(マクスウェルの関係式とその応用) 第3回 (4/26) ヘルムホルツエネルギーとギブズエネルギー(さまざまな熱力学関数) 第4回 (5/10) ヘルムホルツエネルギーとギブズエネルギー(ギブズ・ヘルムホルツ式) 第5回 (5/17) ヘルムホルツエネルギーとギブズエネルギーに関する演習 第6回 (5/24) 化学平衡の基礎および反応ギブズエネルギー変化と平衡定数 第7回 (5/31) 化学平衡(平衡定数の温度依存性:ファント・ホッフ式) 第8回 (6/7) 化学平衡に関する演習 第9回 (6/14) 中間試験(60分)、反応速度の基礎 第10回 (6/21) 反応速度式(一次反応) 第11回 (6/28) 反応速度式(二次反応、可逆反応) 第12回 (7/5) 反応速度式(アレニウス式)、反応機構(複合反応の速度と機構)<1> 第13回 (7/12) 反応機構(複合反応の速度と機構)<2> 第14回 (7/19) 反応機構(定常状態近似) 第15回 (7/26) 反応速度に関する演習 期末試験1回・・・8/2 授業の進行状況等により、シラバスと実際の内容と異なる場合には、その都度説明します。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
平常評価:20% 中間評価(中間試験):40% 期末評価(期末試験):40% 上記に基づいて最終的な成績評価を行う予定です。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
予習:毎回の受講前に教科書を読んでおき、理解できないところを明確にしておくことが必要です。 復習:講義で説明された内容に加えて、数式の導出等も復習の過程で自ら行うことが必要です。理解の更なる定着のために章末問題を活用して演習を行うことも重要です。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
物理化学-分子論的アプローチ-(下)D.A.マッカリー&J.D.サイモン著 千原秀昭、江口太郎、斎藤一弥訳(東京化学同人) |
参考文献 /bibliography |
本講義で使用する教科書は自学自習が十分に可能な書籍です。その他、日本人研究者により執筆された教科書も多数出版されているので、理解を深めるために役立てて下さい。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
兎にも角にも自分の手を動かして学習して下さい。黒板をただ眺めたり、板書を写すだけでは、内容の理解は困難と思われます。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
講義終了後や居室在室時に随時受け付けます。 また、オフィスアワーでも受け付けます。 毎週火曜日16:00~17:00、場所は理工学研究科2号館505です。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
tabe@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
E32:物理化学、機能物性化学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
E36:無機材料化学、エネルギー関連化学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義により授業を進めます。各単元ごとに演習を取り入れます。 なお、メディア授業に移行した場合は,Teamsで実施します。 |
科目ナンバー /The subject number |
|
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
基礎学力の補強を目的として,オンデマンド型の補習授業「理工リメ ディアル教育が用意されています。 詳しくは Microsoft Teams 上に設けられているチーム【理工 24】リメディアル教育_化学をご覧ください。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |