科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
低炭素エネルギー学/Low-Carbon Energy |
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時間割コード /Course Code |
7241000193 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
理工学部/ |
曜日コマ /Day, Period |
木/Thu 2 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
官 国清/GUOQING GUAN |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門応用科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
官 国清/GUOQING GUAN | 地域戦略研究所/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○二酸化炭素排出を抑制できる低炭素エネルギー概念及び地域特性を理解する。 ○化石エネルギーの低炭素化技術の基礎を身に着ける。 ○カーボンニュートラルのバイオマスエネルギーの高度利用技術を学び低炭素エネルギーシステム設計方法を修得する。 |
授業の概要 /Summary of the class |
本講義では、低炭素エネルギー技術で電力の安定供給と地球温暖化防止に貢献できること見据え、基礎的な低炭素エネルギー知識、要素技術開発概要及びシステム設計方法について学びます。特に化石エネルギーの低炭素化技術の概要及び将来にわたって循環利用できる唯一のエネルギー源であるバイオマスエネルギーの高度利用技術についての基礎知識を学びます。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
4/11(木)第1回 はじめに 二酸化炭素問題、低炭素社会と低炭素エネルギー、低炭素社会実現に向け 4/18(木)第2回 化石燃料の基礎 化石燃料とは、石炭、石油、天然ガスに関する基礎知識 4/25(木)第3回 化石エネルギーの低炭素化技術の概要(I) 熱効率、燃焼技術の基礎、高効率微粉炭火力発電技術の基礎 5/9(木)第4回 化石エネルギーの低炭素化技術の概要(II) エクセルギ―の概念、ガス化技術の基礎、IGCC/IGFC技術の基礎 5/16(木)第5回 化石エネルギーの低炭素化技術の概要(III) 二酸化炭素回収・隔離・貯留技術の基礎、二酸化炭素の燃料化技術の基礎 5/30(木)第6回 バイオマスエネルギー(I) 化石燃料とバイオマスの関係、バイオマス資源、バイオマス分類、バイオマスエネルギーの特徴 6/6(木)第7回 バイオマスエネルギー(II) バイオマスエネルギー変換技術分類、バイオマスの燃焼、炭化・液化技術の基礎 6/13(木)第8回 バイオマスエネルギー(III) バイオディーゼルとは、バイオディーゼルの製造方法の基礎、バイオディーゼルの特徴 6/20(木)第9回 バイオマスエネルギー(IV) なぜバイオマスガス化が必要か、触媒ガス化の基礎、バイオマスガス化炉の分類と方式 6/27(木)第10回 バイオマスエネルギー(V) バイオマスエネルギー生物化学転換技術 バイオエタノールとは、バイオエタノール発酵の基礎、バイオエタノールの応用 7/4(木)第11回 バイオマスエネルギー(VI) メタン発酵、バイオ水素発酵の基礎、アセトン・ブタノール発酵の基礎など 7/11(木)第12回 バイオマスエネルギー(VII) バイオマ由来の液体燃料の製造方法の基礎、微細藻及び高密度エネルギー植物など 7/18(木)第13回 バイオマスエネルギー(VIII) 持続可能な植林と二酸化炭素固定、最新バイオマスの収集・運搬技術の基礎、省エネー乾燥・粉砕技術の基礎 7/25(木)第14回 バイオマスエネルギー(IX) バイオマス発電技術、コジェネレーション 8/1(木)第15回 (最終回) 低炭素エネルギーシステム設計とまとめ 低炭素エネルギーシステムとは、低炭素エネルギーシステム設計、低炭素エネルギーシステム設計実践 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
数回小テスト(60%)と期末低炭素エネルギーに関する小論文(40%)の結果を総合的に評価します。ただし、授業は,すべて出席することが前提となっており,出席が全体の授業回数の3 分の2 に満たない者には,不可(0~59 点)の評価を与えることになっています。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
予習: 各回の授業内容について,配布した資料及び参考文献の該当箇所を予習すること。 復習: 数回課す予定の小テストにて復習を促します。毎回授業の最初に前回授業内容の小テストを実施するため復習すること。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
教科書は特に指定しません.適宜テキストを配布します。 |
参考文献 /bibliography |
以下の参考書を推奨します.(1)横山伸也・芋生憲司 著,「バイオマスエネルギー」,森北出版株式会社,(2009).(2)内山洋司著,「「エネルギー学」への招待―持続可能な発展に向けて」,コロナ社,(2014).(3)松村幸彦著,「太陽の恵みバイオマス」、コロナ社,(2008年) |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
1年次必修科目「自然エネルギー学概論I、II」、2年次必修科目「エネルギー化学」、「エネルギー物理化学」及び「エネルギー変換工学I、II」を受講した者、または同等の知識・スキルを有することが望ましい。 また、出席が三分の二に満たない場合は,成績評価対象者に含まれません。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
オフィスアワーの設定曜日・時間および場所は、講義時に紹介します(計60時間)。 ただし、授業の質問は随時メールにて受けます。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
E-mail: guan@hirosaki-u.ac.jp HPアドレス:https://sites.google.com/view/energy-conversion-group/home |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
D31:原子力工学、地球資源工学、エネルギー学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
D27:化学工学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
E32:物理化学、機能物性化学およびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
プロジェクターを利用した講義で、利用したスライドのコピーを配布します。また、時々講義前に10分間程度で小テストを行います。小テストの内容は、前回の講義内容に関する問題となります。 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
なし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |