科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
磁性物理学/Magnetism |
---|---|
時間割コード /Course Code |
7242000038 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
理工学部/ |
曜日コマ /Day, Period |
火/Tue 4 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
御領 潤/GORYO JUN |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門応用科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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御領 潤/GORYO JUN | 理工学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○固体中に現れる磁気的な秩序状態やその起源、すなわち相転移に関する深い理解を目標とします(見通す力)。 ○卒業研究や修士論文の研究の本質を見通す力を養う上で、相転移現象を理解しておくことは大変重要です(見通す力)。 |
授業の概要 /Summary of the class |
○磁性の要素であるスピンを理解し、スピンが揃う(秩序を持つ)相転移により強磁性や反強磁性が生じることを具体的な模型(イジング模型)を用いて解説します。 ○相転移を記述する上で重要な計算手法である分子場(平均場)近似について解説します。 ○さらに議論を進め,相転移の一般論や超伝導との関連などを紹介します。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第I部『磁性の起源』 第1回;イントロダクション;磁性と相転移 第2回;統計力学の復習 その1 第3回;統計力学の復習 その2 第4回;磁気モーメントや磁化、物質の磁性 第5回;固体の磁性の起源;量子力学における同種粒子の不可弁別性とクーロン相互作用 第6回;ハイゼンベルク模型の導出,異方的ハイゼンベルク模型(XY模型、イジング模型) 第7回;中間試験と前半のふりかえり 第II部『強磁性、反強磁性と相転移』 第8回;強磁性イジング模型(分子場近似) 第9回;強磁性イジング模型(磁化、比熱などの温度依存性) 第10回;反強磁性イジング模型(分子場近似) 第11回;反強磁性イジング模型(磁化、比熱などの温度依存性) 第III部『相転移の一般論』 第12回;相転移の直感的描像(内部エネルギー利得とエントロピー利得の競合) 第13回;ギンツブルグ・ランダウ理論と対称性の自発的破れ 第14回;超伝導と相転移 第15回;期末試験と後半のふりかえり 授業の進行状況等により,シラバスと実際の内容と異なる場合には,その都度説明します。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
平常評価(授業への参加度, 質問の頻度など):20% 中間評価(中間テスト):40% 期末評価(期末試験):40% 上記を合算して,最終的な成績評価を行う予定です。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
内容を十分に理解出来るように講義ノートや参考文献を繰り返し読み,予習と復習を入念に行ってください。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
特になし |
参考文献 /bibliography |
斯波弘行『基礎の固体物理学』2007年発行 培風館 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
量子力学I,II, 量子機能創成論, および統計力学で学んだ内容を十二分に理解しておくことが望ましいです。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
オフィスアワーの時間帯で受け付けます。 火曜日 16時~17時 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
jungoryo「A」hirosaki-u.ac.jp (「A」 を@に置き換えてください)。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
B13:物性物理学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
B15:素粒子,原子核,宇宙物理学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
B16:天文学およびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義を行います。講義中は自由に質問をすることができます。 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
特になし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |