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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/10/01 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
食品分析学/Food Analytical Chemistry
時間割コード
/Course Code
8241000047
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  前期
曜日コマ
/Day, Period
金/Fri 1
開講区分
/Semester offered
前期/first semester
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
岩井 邦久/IWAI KUNIHISA
授業形式
/Class Format
講義科目

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
岩井 邦久/IWAI KUNIHISA 農学生命科学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル3
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力      CP・DP 2 解決していく力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
◯分析化学の基礎と分析方法の原理を理解すること (見通す力)。
◯食品成分の性質を分析手法に結びつける考え方を身につけること (解決していく力)。
授業の概要
/Summary of the class
食品には、糖質、 タンパク質、 脂質等、様々な栄養成分が含まれている。どんな成分がどの位入っているかを知ることは、食品を食べて健康を維持するために、また食品の調理、 加工食品の開発等をするうえでも重要であ理、商品開発において栄養成分の表示は必須である。そこで、この講義では、その分析の基礎を学び、食品や成分によって様々な手法を使う分析の原理とそれに関連する知識を身につける。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回 (4/12) 食品分析の基礎知識
 分析で必要な基礎知識を学ぶ。
第2回 (4/19) 食品成分表
 食品成分表の構成と分析方法について学ぶ。
第3回 (4/26) 食品の一般成分分析 (試料調製, 水分)
 分析試料の調製方法, 食品中の水分の測定について学ぶ。
第4回 (5/10) 食品の一般成分分析 (たんぱく質, 脂質)
 食品中のタンパク質と脂質の分析方法について学ぶ。
第5回 (5/17) 食品の一般成分分析 (炭水化物, 食物繊維, 熱量)
 食品中の炭水化物, 食物繊維, カロリーの分析方法について学ぶ。
第6回 (5/24) 食品の一般成分分析 (灰分, 無機質, ビタミン)
 食品中の灰分, ミネラル類, ビタミン類の分析方法について学ぶ。
第7回 (5/31) 食品の一般成分分析 (有機酸, 色素, 機能性成分等)
 食品中の有機酸, 色素成分, 機能性成分の分析方法について学ぶ。
第8回 (6/7) 機器による成分分析の基本操作と定性・定量 (pH, 分光分析)
 食品分析で使用するpHメーター, 分光分析の方法と装置について学ぶ。
第9回 (6/14) 機器による成分分析の基本操作と定性・定量 (クロマトグラフィー)
 成分分析のためのクロマトグラフィーについて、原理, 装置, 分析例を学ぶ。
第10回 (6/21) 機器による成分分析の基本操作と定性・定量 (NMR, 質量分析等)
 成分を同定するための核磁気共鳴, 質量分析について、原理, 装置, 分析例を学ぶ。
第11回 (6/28) 生化学領域の分析法と検査 (酵素の利用等)
 生化学実験で使用される酵素等の利用方法について学ぶ。
第12回 (7/5) 生化学領域の分析法と検査 (官能評価等)
 食品の官能検査の原理と手法について学ぶ。
第13回 (7/12) 食品の危害要因物質の分析法 (危険要因)
 食品に含まれる危険物質や有害性分の分析方法について学ぶ。
第14回 (7/19) 食品分析業務の紹介 (食品分析, 水分析等)
 食品分析が社会でどのように使われているか、分析業務を学ぶ。
第15回 (7/26, 最終回) 分析における妥当性と品質
 分析結果の数値の扱い方について学ぶ。
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
平常評価 (小テスト等) 40%と期末評価 (課題レポート) 60%を合算して成績を評価します。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
分析の原理を理解するために、化学 (特に有機) と食品成分に関して予習してください。
分析法を理解するためには、数値を式に当てはめて最終結果となる数値を算出する復習してください。
分析法を使いこなすために、化学反応や成分の化学的性質と分析原理との関係についても復習が重要です。
予習・復習 60時間。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
教科書が必要です (R4から教科書が変わりました)。
基礎から学ぶ食品分析学, 谷口亜樹子 編著, ISBN 978-4-7679-0672-0, 建帛社, 2020年.
参考文献
/bibliography
食品分析学 改訂版, 松井利郎・松本清 編, ISBN 978-4-563-07364-4, 培風館, 2015年.
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
基礎的な化学と生物の知識、加減乗除ができることは最低限必要です。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
岩井: 月曜11:00?12:30 (事前にメール連絡すれば柔軟に対応する)
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
iwai-kuni●hirosaki-u.ac.jp
●を@にしてください。
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
F38:農芸化学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
E34:無機・錯体化学、分析化学およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
実務経験
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
教科書を準備すること。
補足資料を配布する場合あり。
科目ナンバー
/The subject number
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
有/Yes
その他
/Others
実務 (企業研究所、 公設試験研究機関の研究者) 経験のある教員が担当する。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 (4/12) 食品分析の基礎知識 分析で必要な基礎知識を学ぶ。
2 第2回 (4/19) 食品成分表 食品成分表の構成と分析方法について学ぶ。
3 第3回 (4/26) 食品の一般成分分析 (試料調製, 水分) 分析試料の調製方法, 食品中の水分の測定について学ぶ。
4 第4回 (5/10) 食品の一般成分分析 (たんぱく質, 脂質) 食品中のタンパク質と脂質の分析方法について学ぶ。
5 第5回 (5/17) 食品の一般成分分析 (炭水化物, 食物繊維, 熱量) 食品中の炭水化物, 食物繊維, カロリーの分析方法について学ぶ。
6 第6回 (5/24) 食品の一般成分分析 (灰分, 無機質, ビタミン) 食品中の灰分, ミネラル類, ビタミン類の分析方法について学ぶ。
7 第7回 (5/31) 食品の一般成分分析 (有機酸, 色素, 機能性成分等) 食品中の有機酸, 色素成分, 機能性成分の分析方法について学ぶ。
8 第8回 (6/7) 機器による成分分析の基本操作 (pH, 分光分析) 食品分析で使用するpHメーター, 分光分析の方法と装置について学ぶ。
9 第9回 (6/14) 機器による成分分析の基本操作 (クロマトグラフィー) 成分分析のためのクロマトグラフィーについて、原理, 装置, 分析例を学ぶ。
10 第10回 (6/21) 機器による成分分析の基本操作 (NMR, 質量分析等) 成分を同定するための核磁気共鳴, 質量分析について、原理, 装置, 分析例を学ぶ。
11 第11回 (6/28) 生化学領域の分析法と検査 (酵素の利用等) 生化学実験で使用される酵素等の利用方法について学ぶ。
12 第12回 (7/5) 生化学領域の分析法と検査 (官能評価等) 食品の官能検査の原理と手法について学ぶ。
13 第13回 (7/12) 食品の危害要因物質の分析法 (危険要因) 食品に含まれる危険物質や有害性分の分析方法について学ぶ。
14 第14回 (7/19) 食品分析業務の紹介 (食品分析, 水分析等) 食品分析が社会でどのように使われているか、分析業務を学ぶ。
15 第15回 (7/26) 分析における妥当性と品質 分析結果の数値の扱い方について学ぶ。

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