科目一覧へ戻る | 2024/10/01 現在 |
開講科目名 /Course |
作物生態学/Crop Ecology |
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時間割コード /Course Code |
8241000107 |
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 前期 |
曜日コマ /Day, Period |
木/Thu 1 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
伊藤 大雄/ITO DAIYU |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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伊藤 大雄/ITO DAIYU | 農学生命科学部/ |
姜 東鎮/KANG DONG-JIN | 農学生命科学部/ |
林田 大志/HAYASHIDA TAISHI | 農学生命科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○作物は周囲の環境とどのように関わり合いながらその収量性を発揮しているのか、人間は作物の収量性を引き出すためにどのように農地を管理しているのか理解できるようにします。 ○農地生態系の特殊性と、その特殊性がもたらす問題点を理解できるようにします。 |
授業の概要 /Summary of the class |
①農地の日射・温度・土壌・水環境にはどのような特徴があり、作物はこれらの環境にどのように反応し、適応しているのか学習します。 ②世界の人口は増大を続けており、単位面積当たりの収量を増やさなければ食料が不足します。遺伝資源の活用と品種改良、施肥・雑草防除・灌漑などの管理技術の革新を通じて、近年どのように収量の増大が達成されてきたのか学習します。 ③少ない労力で多くの収量を得ようとするために、農地生態系は自然生態系と著しく異なるものとなっています。その特徴と問題点を理解し、問題を克服するための試みについて学習します。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
毎回の授業のテーマと担当教員は以下の通りです。授業の順番は変更することがあります。, 第1回(4月11日):農地生態系の特徴・使命と問題点 〔伊藤〕 第2回(4月18日):農地生態系と雑草 〔林田〕 第3回(4月25日):遺伝資源の収集とその意義 〔姜〕 第4回(5月9日):農地の日射環境と作物群落の受光態勢 〔伊藤〕 第5回(5月16日):作物群落の光合成と呼吸 〔伊藤〕 第6回(5月23日):作物栽培における水の役割 〔伊藤〕 第7回(5月30日):農地の温度環境と作物の生理的反応 〔姜〕 第8回(6月6日):作物の日長・温度に対する反応 〔林田〕 第9回(6月13日):作物の生育環境への形態的適応 〔林田〕 第10回(6月20日):農地の土壌環境と作物の養分吸収 〔林田〕 第11回(6月27日):農地をめぐる窒素循環とその管理 〔林田〕 第12回(7月4日):天水条件下における作物栽培戦略 〔姜〕 第13回(7月11日):灌漑農業における水管理 〔姜〕 第14回(7月18日):農作物の多収穫栽培技術 〔姜〕 第15回(7月25日):有機栽培の現状と問題点 〔伊藤〕 第16回(8月1日):期末試験 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
評価は教員ごとに行い、各教員の評価を平均して最終評価とします。各教員とも、試験の成績(70%程度)に平常の学習態度(授業参加度など、30%程度)を加味して総合的に評価します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
学習する内容は広範囲で多岐にわたるので、その都度配布資料を反復して学習すること。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
教科書は使用せず、教員が資料を配付します。 |
参考文献 /bibliography |
必要に応じて講義で紹介します。 講義全体の構成や、一部の講義の内容は、下記の英文教科書を参考にしています。 Crop Ecology (著者:D. J. Connorほか 出版社:Cambridge Univ. Press 発行年:2011年) |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
作物学汎論を履修しておくと、より理解が深まります。また本講義の履修により、農業気象学や作物栽培管理学の理解が容易になります。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
オフィスアワーは火曜日11:00-12:00、金曜日16:30-17:30です。 不定期の会議や出張で留守にすることもあります。オフィスは藤崎農場にあります。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
daiyu@hirosaki-u.ac.jp(伊藤 大雄) |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
F39:生産環境農学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義形式で行います。3人の教員がオムニバス形式で講義を行います。必要に応じてスライドを使用します。 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
実務経験のある教員(農林水産省職員、国際研究機関職員、植物園職員など)が担当する。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |