科目一覧へ戻る | 2024/10/01 現在 |
開講科目名 /Course |
山間地環境計画学 |
---|---|
時間割コード /Course Code |
8241000126 |
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 前期 |
曜日コマ /Day, Period |
木/Thu 1 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
鄒 青穎/TSOU CHING-YING |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
鄒 青穎/TSOU CHING-YING | 農学生命科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
---|---|
対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 3 学び続ける力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
※( )内は農業土木コースにおける学習・教育到達目標との関係 〇山間地の自然環境に関する理解((C)システム・計画技術の習得、CP・DP 1) 〇山間地の地質災害に関する知識習得((C)システム・計画技術の習得、CP・DP 1) 〇山間地の防災・流域保全(砂防)・利用に対する自然地理学的検討についての基礎的理解((C)システム・計画技術の習得、CP・DP 3) |
授業の概要 /Summary of the class |
山間地における人々の生活は土砂災害と隣り合わせにある。山間地の減災を考えるためには、自然地理学の観点から地質や地形などの現状を分析し、土砂災害に対応できる山間地環境計画を立てなければなりません。講義では、水文・地質・地形現象についてを学ぶとともに、山間地環境計画においてこれら土砂災害について、国内外での事例と発生メカニズムを習得し、山間地の持続的な開発利用・環境保全を考えるために必要な防止・軽減対策及び総合的な土砂管理について学ぶ。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 (4月11日): イントロダクション 中山間地の土砂災害とは 第2回 (4月18日): 地形と地質から土砂災害を予測するには 第3回 (4月25日): 土砂移動と地表変動(斜面崩壊) 第4回 (5月9日): 土砂移動と地表変動(地すべり、深層崩壊)、天然ダムとは 第5回 (5月16日): 土砂移動と地表変動(土石流)、流木災害 第6回 (5月23日): 土砂災害調査の実態、中間テスト 土砂災害が起きないように調査する 第7回 (5月30日): 雨や地震の規模がどれ位になると斜面崩壊は発生するか 将来、豪雨による土砂災害を予測することができるか、テスト返却 第8回 (6月6日): 観測方法と解析方法(安定解析) ・すべり面の判断 ・すべり面に作用する地下水圧を測る方法 ・土質定数とは?それらを簡易的計測するための装置あるか? 第9回 (6月13日): 観測方法と解析方法(地理空間情報と水文情報) 土砂災害が起きないように対策すると土砂災害が起きる前に避難する 第10回 (6月20日): 自然ベースの解決策によるインフラ整備① 第11回 (6月27日): 自然ベースの解決策によるインフラ整備② 第12回 (7月4日): 土砂災害を避けるための情報にはどのようなものがあるか 学生によるチーム発表とdiscussion 第13回 (7月11日): 学生によるチーム発表とdiscussion 第14回 (7月18日):学生によるチーム発表とdiscussion 期末テスト関連 第15回 (7月25日):総合テスト、レポート提出 第16回 (最終回;8月1日):テスト返却とレポート課題返却と解説 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
中間テスト(30%),期末テスト(30%),チーム発表(20%)とレポート提出(20%) |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
講義前にシラバスの授業内容を確認し、教科書の講義予定内容を予習し、講義後のノート及び講義資料による復習を60時間以上するよう実施してください。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
丸谷知己 他(2019)『砂防学』(出版社:朝倉書店、ISBN:978-4-254-47053-6)を使用する。弘前大学生協での購入が可能。 |
参考文献 /bibliography |
鈴木鈴木隆介(1997)建設技術者のための地形図読図入門、古今書院 千木良雅弘(1998)災害地質学入門、近未來社 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
この授業には、原則として環境基礎構造学で習得した知識が必要である。 地域環境工学実験につながります。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
教員の研究室は314室です。 月曜日14:00-16:00 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
tsou.chingying[at]hirosaki-u.ac.jp [at]を@に置き換えてください。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
K64:環境保全対策およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
C25:社会システム工学、安全工学、防災工学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
F40:森林圏科学、水圏応用科学およびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
スライドを使用して講義を進める。 (メディア授業に移行した場合は,Teamsで実施します。) |
科目ナンバー /The subject number |
|
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
農業土木コースでの授業時間数:1.5時間×15回=22.5時間 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |