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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/10/01 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
化学の基礎D/Fundamentals of Chemistry D
時間割コード
/Course Code
8242000007
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  後期
曜日コマ
/Day, Period
木/Thu 3
開講区分
/Semester offered
後期/second semester
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
岩井 邦久/IWAI KUNIHISA
授業形式
/Class Format
講義科目

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
前多 隼人/MAEDA HAYATO 農学生命科学部/
岩井 邦久/IWAI KUNIHISA 農学生命科学部/
中島 晶/NAKAJIMA AKIRA 農学生命科学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル2
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
・有機化合物の化学反応の理解に必要な有機化学の基礎を理解すること (見通す力)。
授業の概要
/Summary of the class
・本学科で学ぶ植物、 食品、 微生物等の生命体は有機化合物を主体として成り立っており、必要な物質は生体内の化学反応で生成する。その有機化合物と有機物質の反応メカニズムを電子の挙動を中心に学ぶ。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回 (10/3):有機化合物の結合と構造式(担当:前多)
 有機化合物の結合と構造式、有機分子の表し方について学ぶ。
第2回 (10/10):結合の開裂・生成と電子の動き(担当:前多)
 結合の開裂・生成と電子の動き、巻矢印の使い方を学ぶ。
第3回 (10/24):電子の偏りと結合の分極、電子の非局在化と共鳴効果(担当:前多)
 電気陰性度が引き起こす効果、共鳴構造とその安定性について学ぶ。
第4回 (10/31):酸と塩基(担当:前多)
 酸と塩基を電子の動きから理解し、基本的な考え方を学ぶ。
第5回 (11/7):求核剤と求電子剤、中間試験(担当:前多)
 反応の求核剤と求電子剤について、電子の受け取りやすさ・与えやすさから学ぶ。中間試験を行う。

第6回 (11/14):電子軌道(担当:岩井)
 電子の空間的な広がりと結合を軌道から学ぶ。
第7回 (11/21):立体構造(担当:岩井)
 有機化合物の立体構造について、三次元的に分子構造を学ぶ。
第8回 (11/28):有機反応の分類(担当:岩井)
 有機反応の起こる仕組みを学ぶ。
第9回 (12/5):求核置換反応(担当:岩井)
 炭素の反応性から求核置換反応を学ぶ。
第10回 (12/12):脱離反応、中間試験(担当:岩井)
 π結合が生成する脱離反応を学ぶ。中間試験を行う。

第11回 (12/19):求電子付加反応(担当:中島)
 σ結合が生成する求電子付加反応を学ぶ。
第12回 (12/26):求核付加反応(担当:中島)
 カルボニル基がもたらす求核付加反応を学ぶ。
第13回 (1/9):付加 脱離による求核置換反応(担当:中島)
 カルボニルによる付加-脱離による求核置換反応を学ぶ。
第14回 (1/16):付加 脱離による求電子置換反応(担当:中島)
 芳香族化合物の付加-脱離による求電子置換反応を学ぶ。
第15回 (1/23, 最終回):ラジカル反応、期末試験(担当:中島)
 ラジカル反応を学ぶ。期末試験を行う。
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
3回の試験 (第5回と第10回の中間試験、第15回の期末試験) を行い、これらの平均で成績を評価する。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
・各回は教科書の章立てに対応しているので、授業予定に合わせて教科書で予習すること。
・教科書の例題、設問、章末問題を解く等により復習すること。
・予習・復習 60時間。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
富岡秀雄, 他 著:有機化学の基本, 化学同人, ISBN978-4-7598-1559-7, 2013年.
参考文献
/bibliography
なし
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
化学は後の学修で必要になるので、苦手な人はこの科目で確実に学ぶこと。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
岩井: 月曜11:00〜12:30 (事前にメール連絡すれば柔軟に対応する)
中島: 事前にメールで連絡にて照会
前多: 月曜〜金曜 12時〜13時
※この科目全般に関することは岩井へ問い合わせること。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
iwai-kuni●hirosaki-u.ac.jp (岩井)
anakajim●hirosaki-u.ac.jp (中島)
hayatosp●hirosaki-u.ac.jp (前多)
●は@のことです
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
E33:有機化学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
F38:農芸化学およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
なし
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
講義形式で進めます。
科目ナンバー
/The subject number
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
有/Yes
その他
/Others
本科目は他学科の学生も自由科目として履修することができます。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 (10/3) 有機化合物の結合と構造式(担当:前多) 有機化合物の結合と構造式、有機分子の表し方について学ぶ。
2 第2回 (10/10) 結合の開裂・生成と電子の動き(担当:前多) 結合の開裂・生成と電子の動き、巻矢印の使い方を学ぶ。
3 第3回 (10/24) 電子の偏りと結合の分極、電子の非局在化と共鳴効果(担当:前多) 電気陰性度が引き起こす効果、共鳴構造とその安定性について学ぶ。
4 第4回 (10/31) 酸と塩基(担当:前多) 酸と塩基を電子の動きから理解し、基本的な考え方を学ぶ。
5 第5回 (11/7) 求核剤と求電子剤、中間試験(担当:前多) 反応の求核剤と求電子剤について、電子の受け取りやすさ・与えやすさから学ぶ。中間試験を行う。
6 第6回 (11/14) 電子軌道(担当:岩井) 電子の空間的な広がりと結合を軌道から学ぶ。
7 第7回 (11/21) 立体構造(担当:岩井) 有機化合物の立体構造について、三次元的に分子構造を学ぶ。
8 第8回 (11/28) 有機反応の分類(担当:岩井) 有機反応の起こる仕組みを学ぶ。
9 第9回 (12/5) 求核置換反応(担当:岩井) 炭素の反応性から求核置換反応を学ぶ。
10 第10回 (12/12) 脱離反応、中間試験(担当:岩井) π結合が生成する脱離反応を学ぶ。中間試験を行う。
11 第11回 (12/19) 求電子付加反応(担当:中島) σ結合が生成する求電子付加反応を学ぶ。
12 第12回 (12/26) 求核付加反応(担当:中島) カルボニル基がもたらす求核付加反応を学ぶ。
13 第13回 (1/9) 付加-脱離による求核置換反応(担当:中島) カルボニルによる付加-脱離による求核置換反応を学ぶ。
14 第14回 (1/16) 付加-脱離による求電子置換反応(担当:中島) 芳香族化合物の付加-脱離による求電子置換反応を学ぶ。
15 第15回 (1/23) ラジカル反応、期末試験(担当:中島) ラジカル反応を学ぶ。期末試験を行う。

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