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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/10/01 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
食品科学/Food Science
時間割コード
/Course Code
8242000010
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  後期
曜日コマ
/Day, Period
火/Tue 3
開講区分
/Semester offered
後期/second semester
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
岩井 邦久/IWAI KUNIHISA
授業形式
/Class Format
講義科目

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
岩井 邦久/IWAI KUNIHISA 農学生命科学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル2
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力      CP・DP 2 解決していく力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
◯食品成分を科学的に捉え、成分の変化等を含め食品の本質を理解する (見通す力)。
◯食品の変化を防止または利用できる力を身につける (解決していく力)。
授業の概要
/Summary of the class
本科目は、食品の様々な専門分野について学ぶための基礎となる科目です。食品の本質を理解するため、食品に含まれる栄養成分と栄養素としての働き、嗜好成分と色・味・香り・物性等の特性、機能性成分の化学的性質、調理・加工・保存中に起こる変化や栄養特性の変化等を科学的に説明します。また、食品と関わりが深い毒物、 物性、 環境問題や制度についても解説を加えます。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回 (10/1):人間と食品 (食べ物)・・・食文化と食生活・健康, 食料と環境問題, 食品成分表
 食文化、食料と環境問題、食品成分表について学ぶ。
第2回 (10/8):食品の一次機能 (食品成分の化学)・・・炭水化物
 炭水化物の科学的特性、化学構造、栄養素としての役割について学ぶ。
第3回 (10/22):食品の一次機能 (食品成分の化学)・・・脂質, タンパク質
 脂質, タンパク質の科学的特性、化学構造、栄養素としての役割について学ぶ。
第4回 (10/29):食品の一次機能 (食品成分の化学)・・・タンパク質, ビタミン
 タンパク質, ビタミン類の科学的特性、化学構造、栄養素としての役割について学ぶ。
第5回 (11/5):食品の一次機能 (食品成分の化学)・・・ビタミン, ミネラル
 ビタミン類, ミネラル類の科学的特性、化学構造、栄養素としての役割について学ぶ。
第6回 (11/12):食品の一次機能 (食品成分の化学)・・・ミネラル, 核酸・核酸構成成分, 水分
 核酸, 水分の科学的特性、化学構造、栄養素としての役割について学ぶ。
第7回 (11/19):食品の二次機能 (嗜好成分の化学)・・・色素成分, 呈味成分、中間試験
 色素成分, 呈味成分の科学的特性、化学構造、嗜好機能としての役割について学ぶ。
第8回 (11/26):食品の二次機能 (嗜好成分の化学)・・・香気成分, 有害成分
 香気成分の科学的特性、化学構造、嗜好機能としての役割について学美、有害性分の化学構造と特性について学ぶ。
第9回 (12/3):食品の三次機能・・・消化管内で作用する機能
 健康維持・増進・疾病予防に役立つ三次機能として、消化管内で作用する食品成分の作用を学ぶ。
第10回 (12/10):食品の三次機能・・・生体内で作用する機能
 健康維持・増進・疾病予防に役立つ三次機能として、吸収されてから作用する食品成分の作用を学ぶ。
第11回 (12/17):食品成分の変化・・・炭水化物の変化, 脂質の変化, たんぱく質の変化
 炭水化物, 脂質, タンパク質の変化について、科学的特性からその原理を理解し、食品における利用について学ぶ。
第12回 (12/24):食品成分の変化・・・ビタミンの変化, 変化の相互作用, 褐変
 ビタミンの変化を学ぶ。各成分の変化の相互作用と褐変の原理、利用と防止方法を学ぶ。
第13回 (1/7):食品成分の変化・・・食品の光・加熱による変化
 種々の要因・条件による食品の変化について、成分の変化から理解し、食品としての利用と防止方法を学ぶ。
第14回 (1/21):食品成分の変化・・・加圧・減圧・酵素による変化, 表示
 種々の要因・条件による食品の変化について、成分の変化から理解し、食品としての利用と防止方法を学ぶ。食品表示の規則を学ぶ。
第15回 (1/28):食品の表示と保健機能食品、期末試験
 食品の表示について、基準、対象を学び、保健機能食品の制度を学ぶ。
第16回 (2/4, 最終回):まとめ、試験の解説
 全体のまとめを行う。
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
中間評価 (50%) と期末評価 (50%) で評価します。どちらも評価は試験です。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
・資料の一部が空欄になっているので、教科書等を使ってそれに関連する部分の予習が必要です。
・食品を学ぶ基礎であり他の科目との関連も深いので、復習は十分に行うべきです。
予習・復習 60時間。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
教科書を使用します (2021年の教科書は改訂されました)。食品学I 改訂第2版 食べ物と健康 食品の成分と機能を学ぶ. 水品善之, 菊崎泰枝, 小西洋太郎編, 羊土社, ISBN 978-4-7581-4365-6, 2021年.
参考文献
/bibliography
カレント食べ物と健康1: 改訂食品の化学と機能, 青柳康夫, 津田孝範編著, 建帛社, ISBN 978-4-7679-0694-2, 2021年.
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
化学と生物の基礎は必要です。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
月曜11:00?12:30 (事前にメール連絡すれば柔軟に対応する)
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
iwai-kuni●hirosaki-u.ac.jp
●を@にしてください。
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
F38:農芸化学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
該当なし
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
なし
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
教科書とパワーポイントを使い講義形式で進めます。パワーポイントの一部を空欄にした資料を配布し、授業中に空欄部分を受講生に質問し答えてもらうことで理解を深めます。
科目ナンバー
/The subject number
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
有/Yes
その他
/Others
特になし
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 (10/1) 人間と食品 (食べ物)・・・食文化と食生活・健康, 食料と環境問題, 食品成分表 食文化、食料と環境問題、食品成分表について学ぶ。
2 第2回 (10/8) 食品の一次機能 (食品成分の化学)・・・炭水化物 炭水化物の科学的特性、化学構造、栄養素としての役割について学ぶ。
3 第3回 (10/22) 食品の一次機能 (食品成分の化学)・・・脂質, タンパク質 脂質, タンパク質の科学的特性、化学構造、栄養素としての役割について学ぶ。
4 第4回 (10/29) 食品の一次機能 (食品成分の化学)・・・タンパク質, ビタミン タンパク質, ビタミン類の科学的特性、化学構造、栄養素としての役割について学ぶ。
5 第5回 (11/5) 食品の一次機能 (食品成分の化学)・・・ビタミン, ミネラル ビタミン類, ミネラル類の科学的特性、化学構造、栄養素としての役割について学ぶ。
6 第6回 (11/12) 食品の一次機能 (食品成分の化学)・・・ミネラル, 核酸・核酸構成成分, 水分 核酸, 水分の科学的特性、化学構造、栄養素としての役割について学ぶ。
7 第7回 (11/19) 食品の二次機能 (嗜好成分の化学)・・・色素成分, 呈味成分 色素成分, 呈味成分の科学的特性、化学構造、嗜好機能としての役割について学ぶ。
8 第8回 (11/26) 食品の二次機能 (嗜好成分の化学)・・・香気成分, 有害成分 香気成分の科学的特性、化学構造、嗜好機能としての役割について学美、有害性分の化学構造と特性について学ぶ。中間試験。
9 第9回 (12/3) 食品の三次機能・・・消化管内で作用する機能 健康維持・増進・疾病予防に役立つ三次機能として、消化管内で作用する食品成分の作用を学ぶ。
10 第10回 (12/10) 食品の三次機能・・・生体内で作用する機能 健康維持・増進・疾病予防に役立つ三次機能として、吸収されてから作用する食品成分の作用を学ぶ。
11 第11回 (12/17) 食品成分の変化・・・炭水化物の変化, 脂質の変化, たんぱく質の変化 炭水化物, 脂質, タンパク質の変化について、科学的特性からその原理を理解し、食品における利用について学ぶ。
12 第12回 (12/24) 食品成分の変化・・・ビタミンの変化, 変化の相互作用, 褐変 ビタミンの変化を学ぶ。各成分の変化の相互作用と褐変の原理、利用と防止方法を学ぶ。
13 第13回 (1/7) 食品成分の変化・・・食品の光・加熱による変化 種々の要因・条件による食品の変化について、成分の変化から理解し、食品としての利用と防止方法を学ぶ。
14 第14回 (1/21) 食品成分の変化・・・加圧・減圧・酵素による変化, 表示 種々の要因・条件による食品の変化について、成分の変化から理解し、食品としての利用と防止方法を学ぶ。食品表示の規則を学ぶ。
15 第15回 (1/28) 食品の表示と保健機能食品 食品の表示について、基準、対象を学び、保健機能食品の制度を学ぶ。期末試験。
16 第16回 (2/4) まとめ、試験の解説 全体のまとめを行う。

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