科目一覧へ戻る | 2024/10/01 現在 |
開講科目名 /Course |
地盤工学/Geotechnics |
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時間割コード /Course Code |
8242000062 |
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 後期 |
曜日コマ /Day, Period |
水/Wed 1 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
遠藤 明/ENDO AKIRA |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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遠藤 明/ENDO AKIRA | 農学生命科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○「土の圧密」、「土の強さ」および「土圧」についての基本的知識を理解すること ○「地盤の力学」として、「地盤の支持力」および「斜面の安定」についての基本的事項を理解すること ○農業土木技術者として必要な地盤工学技術とその活用および態度を体得すること 《農業土木コースにおける学習・教育到達目標との関係》 B-2 水・土・構造に関する工学知識 |
授業の概要 /Summary of the class |
本授業科目は、2年次前期の「土質力学」において修得した「土の基本的性質」、「土中の水の流れと毛管現象」、「地中の応力」の知識を基礎にして、新たに、「土の圧密」、「土の強さ」、「土圧」、「地盤の力学」に関する知識の習得を目標とする。「土の圧密」、「土の強さ」、「土圧」、「地盤の力学」を勉強する意義を受講学生が認識することで、「地盤工学」の内容に興味・関心を持つことができるよう工夫しているため、各単元を勉強する目的意識を持ちあわせ受講すること。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
10/9 第1回 土の圧密1【圧密現象、Terzaghiの一次元圧密理論、圧密試験】 10/16 第2回 土の圧密2【圧密沈下量に関する係数、圧密沈下量の計算】 10/23 第3回 土の圧密3【沈下時間に関する係数、沈下時間の計算、二次圧密、圧密降伏応力、正規圧密と過圧密】 10/30 第4回 土の強さ1【Mohrの応力円、土のせん断強さ、Coulombの式、粘着力と内部摩擦力】 11/6 第5回 土の強さ2【せん断試験の目的、排水条件、せん断試験の方法】 11/13 第6回 土の強さ3【砂のせん断特性、粘土のせん断特性】 11/20 第7回 「土の圧密」と「土の強さ」の総括と小テスト(1回目)の実施・解説 11/27 第8回 土圧1【Coulombの土圧論、主働土圧、受働土圧、土圧係数】 12/4 第9回 土圧2【Rankineの土圧論、擁壁に作用する土圧の計算】 12/11 第10回 土圧3【壁体の移動・変形と土圧分布、土止め板や矢板に加わる土圧、土圧に関する小テスト(2回目)の実施・解説】 12/18 第11回 地盤の力学1【基礎と支持力、支持力と沈下、浅い基礎の支持力】 12/25 第12回 地盤の力学2【杭基礎の支持力、構造物の許容沈下量、地盤の許容地耐力】 1/8 第13回 「土圧」と「地盤の力学(基礎と杭の支持力の分野)」の総括と小テスト(3回目)の実施・解説 1/22 第14回 ※地盤の力学3【斜面の崩壊、無限斜面の安定計算、円形滑り面スライス法による斜面の安定計算】 1/29 第15回 ※地盤の力学4【臨界円の決定方法とTaylorの安定図表を用いた斜面の安定計算】 2/5 第16回 (最終回)期末考査および解説 ※ 第14~15回の地盤工学は2コマ目の地盤工学演習と並行して講義を実施するので、地盤工学演習を履修してない学生も2コマ目の講義に出席することが必要。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
期末テスト(30%)+小テスト(60%)+レポート(10%)の結果をもとに評価する。また、講義開始時の8時40分に出欠状況を確認する。期末テストや小テスト実施日に欠席した受講生に対する追試は実施しない。また、成績不良者に対する再試験等の救済措置は講じない。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
「本時における受講 → 授業時間外での復習」の過程を反復することが本科目を履修する前提となる。したがって、普段から学修を継続する良いクセを付け「復習」を行うことが肝要である。事前に講義資料を配布する。このため、「教員側が提示するスライドの進行が早い」や「学生の関数電卓操作が遅く授業に追いつけない」等の言い訳には応じないので、関数電卓や作図での操作が遅いと感じている受講生は、自らができないことに対する責任を転嫁したり言い訳したりすることなく、普段から電卓操作や作図の練習を繰り返し行うこと。自身で努力し続けてもその成果が表れにくいと感じた場合は遠慮せずに相談して助言を求めること。配布プリントやダウンロードした補助教材等を活用し講義終了後に毎回復習すると。本授業科目では「15回分の講義ノートが完成」できるように講義を構成している。15回分の講義ノート1冊を作成するつもりで受講することを強く勧める。なお、復習内容は、当該授業日までに学習した内容を指す。当該授業日の最後で、予習箇所を指示するので、次回授業時までに事前学習すること。予習・復習には60時間以上かけることが必要です。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
2年生前期に履修した「土質力学」で使用の、岡二三生 他『土質力学概論』(実教出版, 2016)。Teamsにアップする電子媒体副教材と、講義時に配布することがある紙媒体教材。 |
参考文献 /bibliography |
必要に応じて授業時に紹介する。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
関連科目の流れは「土質力学」→「地盤工学・地盤工学演習」→「農地工学I」→「農地工学II」である。これまで学修した「土壌物理学」や「土質力学」で学んだことを理解し受講すること。本講義で習得した知識は「地域環境工学実験」や「卒業研究」に役立つのみならず、農業土木系や土木系の就職試験でも役に立つ。再試験は実施しない。受講学生の理解度向上と、期末テスト以外で挽回する機会が得られるという配慮のもとで小テストを2~3回実施している。このため、小テスト回数やテストの問題量が多いので心して掛かること。 ※講義中の飲食・他授業科目の宿題やレポートを行うことは禁止です(当該授業科目の受講に集中しましょう)。 ※講義中の携帯電話の使用・スマートフォン等を用いてスクリーンに投影したスライド・板書の撮影は禁止です。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
金曜日の午前中。当該時間外でも研究室(農生校舎南棟115号室)に在室のときは訪問に差し支えないものの、訪問前にメールで質問・相談内容や来室予定時間帯を連絡することが望ましい(その方が受講生に丁寧に対応できる)。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
aendo777[at]hirosaki-u.ac.jp(atはアットマーク) |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
C22:土木工学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
スライドと板書により授業を進める。演習問題を解くため、関数電卓・三角定規およびコンパスを持参のこと。 メディア授業に移行した場合はTeamsで実施 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
農業土木コースでの授業時間数:1.5時間×15回=22.5時間 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |