シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/10/01 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
食品機能性成分分析学/Food Function and Ingredient Analysis
時間割コード
/Course Code
8242000088
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  後期
曜日コマ
/Day, Period
水/Wed 2
開講区分
/Semester offered
後期/second semester
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
岩井 邦久/IWAI KUNIHISA
授業形式
/Class Format

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
岩井 邦久/IWAI KUNIHISA 農学生命科学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル3
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力      CP・DP 2 解決していく力 CP・DP 3 学び続ける力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
◯食品の機能性成分の作用と構造、およびその分析法を理解すること (見通す力)。
◯食品から機能性成分を同定・定量する方法や展開力を身につけること (解決していく力)。
◯身近な食品や地域の食品の栄養や機能性に関心を持つようになること (学び続ける力)。
授業の概要
/Summary of the class
ビタミンなどの栄養素やポリフェノールなどの非栄養素など、種々の生理作用を発現する機能性成分の特徴・作用機序と成分構造の関係、それら機能性成分の同定や定量の分析手法を分類ごとに学ぶ。
同時に、地域の食品などから機能性を見出し、成分を定量する手法を考える。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回 (10/9):ガイダンス, 食品機能とは
 食品の機能性の概要を学ぶ。
第2回 (10/16):機能性食品の制度
 機能性食品と表示の制度について学ぶ。
第3回 (10/23):抗酸化 (活性酸素除去) 機能と抗酸化成分・・・活性酸素と各種疾患の関係
 活性酸素・フリーラジカルとこれらの疾患との関係を学ぶ。
第4回 (10/30):抗酸化作用と活性測定法、 抗酸化成分とその定量分析
 抗酸化活性の測定方法と抗酸化成分の定量分析について学ぶ。
第5回 (11/6):疾病予防機能と機能性成分・・・消化吸収促進と代謝改善機能
 吸収促進作用・代謝改善機能を持つ食品成分とその分析方法を学ぶ。
第6回 (11/13):疾病予防機能と機能性成分・・・吸収阻害および微生物活性機能
 吸収阻害・微生物活性化機能を持つ食品成分とその分析方法を学ぶ。
第7回 (11/20):疾病予防機能と機能性成分・・・脂質関連代謝機能
 脂質代謝に関わる食品成分とその分析方法を学ぶ。
第8回 (11/27):疾病予防機能と機能性成分・・・酵素阻害 (高血糖, 高血圧, 脂質), 酵素活性化機能とこれらの活性測定法
 酵素阻害に関わる食品成分とその分析方法並びに酵素活性の測定方法を学ぶ。
第9回 (12/4):疾病予防機能と機能性成分・・・免疫系におよぼす機能
 免疫に影響する食品成分とその分析方法を学ぶ。
第10回 (12/11):疾病予防機能と機能性成分・・・神経系に及ぼす機能
 神経系に影響する食品成分とその分析方法について学ぶ。
第11回 (12/18):機能性素材と成分および機能性成分の分析
 機能性を持つ代表的な糖, アミノ酸などの分析方法を学ぶ。
第12回 (12/25):機能性食品素材とその中に含まれる機能性成分
 機能性を持つ代表的なビタミン, カロテノイドなどの分析方法を学ぶ。
第13回 (1/8):食品から機能性成分の同定 (NMR, LC/MS等)
 機能性成分の同定方法について学ぶ。
第14回 (1/22):素材中の機能性成分の定量分析 (オリゴ糖, アミノ酸, ペプチド, カロテノイド, ポリフェノール, 含硫化合物)
 機能性を持つ代表的なポリフェノール, フラボノイドなどの分析方法を学ぶ。
第15回 (1/29, 最終回):課題の発表
 グループで行った課題を発表する。
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
平常評価 (30%) と期末評価 (70%) を合算して評価する。平常評価は授業への取り組み、期末評価は課題に関するレポート提出と発表とする。課題については、授業形態・授業形式を読むこと。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
・食品科学、栄養学、食品分析学を振り返ることが予習として必要で、それによりこの授業の理解を深めること。
・それぞれの機能性成分の特徴と分析法を復習し、課題を行うこと。
・予習・復習 60時間。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
教科書を使用するので購入すること。改訂 食品機能学 第4版, 青柳康夫 編著, 建帛社, ISBN 978-4-7679-0716-1, 2021年.
参考文献
/bibliography
食品機能性の科学, 食品機能性の科学編集委員会編, 産業技術サービスセンター, ISBN978-4-915957-48-2, 2008年.
食品の保健機能と生理学, 西村敏英, 浦野哲盟編著, アイ・ケイ・コーポレーション, ISBN978-4-87492-328-3, 2017年.
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
食品科学, 食品栄養学, 食品分析学を学修していることが望ましい。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
月曜11:00〜12:30 (事前にメール連絡すれば柔軟に対応する)
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
iwai-kuni●hirosaki-u.ac.jp
●は@のことです
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
F38:農芸化学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
I59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
E34:無機・錯体化学、分析化学およびその関連分野
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
実務経験
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
パワーポイント使用と資料配布により講義形式で進める。
課題の対象は初回に提示する。履修者数に応じてグループ分けし、グループで対象を決め課題に取り組む。課題の発表はグループで行い、レポートは各自が作成し期限までに提出する。
科目ナンバー
/The subject number
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
有/Yes
その他
/Others
実務 (企業研究所、 公設試験研究機関の研究者) 経験のある教員が担当する。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 (10/9) ガイダンス, 食品機能とは 食品の機能性の概要を学ぶ。
2 第2回 (10/16) 機能性食品の制度 機能性食品と表示の制度について学ぶ。
3 第3回 (10/23) 抗酸化機能と抗酸化成分・・・活性酸素と各種疾患の関係 活性酸素・フリーラジカルとこれらの疾患との関係を学ぶ。
4 第4回 (10/30) 抗酸化作用と活性測定法、 抗酸化成分とその定量分析 抗酸化活性の測定方法と抗酸化成分の定量分析について学ぶ。
5 第5回 (11/6) 疾病予防機能と機能性成分・・・消化吸収促進と代謝改善機能 吸収促進作用・代謝改善機能を持つ食品成分とその分析方法を学ぶ。
6 第6回 (11/13) 疾病予防機能と機能性成分・・・吸収阻害と微生物活性機能 吸収阻害・微生物活性化機能を持つ食品成分とその分析方法を学ぶ。
7 第7回 (11/20) 疾病予防機能と機能性成分・・・脂質関連代謝機能 脂質代謝に関わる食品成分とその分析方法を学ぶ。
8 第8回 (11/27) 疾病予防機能と機能性成分・・・酵素阻害, 酵素活性 酵素阻害に関わる食品成分とその分析方法並びに酵素活性の測定方法を学ぶ。
9 第9回 (12/4) 疾病予防機能と機能性成分・・・免疫系におよぼす機能 免疫に影響する食品成分とその分析方法を学ぶ。
10 第10回 (12/11) 疾病予防機能と機能性成分・・・神経系に及ぼす機能 神経系に影響する食品成分とその分析方法について学ぶ。
11 第11回 (12/18) 機能性素材と成分および機能性成分の分析 機能性を持つ代表的な糖, アミノ酸などの分析方法を学ぶ。
12 第12回 (12/25) 機能性食品素材とその中に含まれる機能性成分 機能性を持つ代表的なビタミン, カロテノイドなどの分析方法を学ぶ。
13 第13回 (1/8) 食品から機能性成分の同定 (NMR, LC/MS等) 機能性成分の同定方法について学ぶ。
14 第14回 (1/22) 素材中の機能性成分の定量分析 (オリゴ糖, アミノ酸, ペプチド) 機能性を持つ代表的なポリフェノール, フラボノイドなどの分析方法を学ぶ。
15 第15回 (1/29) 課題の発表 グループで行った課題を発表する。

科目一覧へ戻る