科目一覧へ戻る | 2024/10/01 現在 |
開講科目名 /Course |
農地工学II/Agricultural Land Engineering II |
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時間割コード /Course Code |
8242000107 |
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 後期 |
曜日コマ /Day, Period |
月/Mon 4 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
遠藤 明/ENDO AKIRA |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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遠藤 明/ENDO AKIRA | 農学生命科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル4 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○「畑地の灌漑排水」、「畑地の圃場整備・造成」、「農地保全・防災」についての基本的事項を理解すること ○「農地の多面的機能」、「農村空間整備」、「海外の農地開発・整備」についての基本的事項を理解すること ○農業土木技術者として必要な農地工学分野での設計・施工に係る工学的技術および態度を体得すること 《農業土木コースにおける学習・教育到達目標との関係》 B-2 水・土・構造に関する工学知識 |
授業の概要 /Summary of the class |
本授業科目は、農業土木技術者に必要な農地開発や土地改良の一般的事項として、畑地を対象とにした圃場整備・造成・保全・防災に関する基礎を理解することと、農地の多面的機能・農村空間整備・海外の農地開発などに関する基本的な考え方について理解することを目的とする。この目的を受け、本授業科目では、「畑地の灌漑と排水」、「畑地の圃場整備と造成」、「農地の保全と防災」、「農地の多面的機能」、「農村空間整備」、「海外の農地開発・整備」に関する知識の習得を目標とする。農地工学Iで習得した「水田」の改良・整備の工学的技術と農地の効率的利用に引き続き、本講義では「畑地」を対象に、農地の改良・整備の工学的技術と農地の効率的利用といったハード面と、農地の多面的機能や農村空間整備といったソフト面のあり方を概説する。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
10/3 第1回 畑地の灌漑と排水1【畑地の構造、畑地の土壌】 10/10 第2回 畑地の灌漑と排水2【畑地の灌漑、畑地の排水】 10/24 第3回 畑地の圃場整備と造成1【畑地の農地組織、区画、農道、用排水】 10/31 第4回 畑地の圃場整備と造成2【土層改良その1】 11/7 第5回 畑地の圃場整備と造成3【土層改良その2】 11/14 第6回 畑地の圃場整備と造成4【普通畑の造成、樹園地の造成、草地の造成】 11/21 第7回 畑地の圃場整備と造成5【干拓の意義・原理・方法、干拓による農地造成】(1~6回目の講義内容の小テストと解説) 11/28 第8回 農地の保全と防災1【水食の形態・要因・防止対策】 12/5 第9回 農地の保全と防災2【風食および地すべりの形態・要因・防止対策】 12/12 第10回 農地の多面的機能1【農地と環境、公益的機能、景観、生物多様性】 12/19 第11回 農地の多面的機能2【水田・畑地・樹園地の水質・水文特性】 12/26 第12回 農村空間整備【農道と集落排水施設の整備】 1/9 第13回 7~11回目の講義内容の小テストと解説 1/16 第14回 開発地域の農地工学【乾燥地の灌漑と水循環、塩類集積土壌の生成機構、酸性硫酸塩土壌の生成機構】 1/23 第15回 総合演習【土地改良分野における公務員試験・就職試験頻出問題の解説】 1/30 第16回(最終回) 期末考査および解説 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
期末テスト(50%)+小テスト(50%)の結果をもとに評価する。また、講義開始時の12時40分に出欠状況を確認する。期末テストや小テスト実施日に欠席した受講生に対する追試は実施しない。また、成績不良者に対する再試験等の救済措置は講じない。 。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
「本時における受講 → 授業時間外での復習」の過程を反復することが本科目を履修する前提となる。したがって、普段から学修を継続する良いクセを付け「復習」を行うことが肝要である。事前に講義資料を配布する。このため、「教員側が提示するスライドの進行が早い」や「学生の関数電卓操作が遅く授業に追いつけない」等の言い訳には応じないので、関数電卓や作図での操作が遅いと感じている受講生は、自らができないことに対する責任を転嫁したり言い訳したりすることなく、普段から電卓操作や作図の練習を繰り返し行うこと。自身で努力し続けてもその成果が表れにくいと感じた場合は遠慮せずに相談して助言を求めること。講義時にプリントの補助教材を必要に応じて配布することがある。配布プリントやダウンロードした補助教材等を活用し講義終了後に毎回復習すると。本授業科目では「15回分の講義ノートが完成」できるように講義を構成している。15回分の講義ノート1冊を作成するつもりで受講することを強く勧める。なお、復習内容は、当該授業日までに学習した内容を指す。当該授業日の最後で、予習箇所を指示するので、次回授業時までに事前学習すること。予習・復習には60時間以上かけることが必要です。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
Teamsにアップする電子媒体副教材と、講義時に配布することがある紙媒体教材。 |
参考文献 /bibliography |
山路永司・塩沢昌編『農地環境工学』(文永堂、 2016) |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
関連科目の流れは「農地工学I」→「農地工学II」→「地域環境工学実験」である。これまで学修した「土壌物理学」、「土質力学」、「地盤工学」、「地盤工学演習」、「農地工学I」で学んだことを理解し受講すること。本講義で習得した知識は「地域環境工学実験」や「卒業研究」に役立つのみならず、農業土木系や土木系の就職試験でも役に立つ。再試験は実施しない。受講学生の理解度向上と、期末テスト以外で挽回する機会が得られるという配慮のもとで小テストを2~3回実施している。このため、小テスト回数やテストの問題量が多いので心して掛かること。 ※講義中の飲食・他授業科目の宿題やレポートを行うことは禁止です(当該授業科目の受講に集中しましょう)。 ※講義中の携帯電話の使用・スマートフォン等を用いてスクリーンに投影したスライド・板書の撮影は禁止です。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
金曜日の午前中。当該時間外でも研究室(農生校舎南棟115号室)に在室のときは訪問に差し支えないものの、訪問前にメールで質問・相談内容や来室予定時間帯を連絡することが望ましい(その方が受講生に丁寧に対応できる)。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
aendo777[at]hirosaki-u.ac.jp(atはアットマーク) |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
F41:社会経済農学、農業工学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
スライドを使用して講義を進める。演習問題を解くため、関数電卓を持参のこと。 メディア授業に移行した場合はTeamsで実施 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
農業土木コースでの授業時間数:1.5時間×15回=22.5時間 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |