科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
多文化基礎論(1)/The Basics of Cultural Diversity |
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時間割コード /Course Code |
2241000003 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学部/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 前期 |
曜日コマ /Day, Period |
月/Mon 2 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
今井 正浩/IMAI MASAHIRO |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 学部専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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今井 正浩/IMAI MASAHIRO | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 CP・DP 3 学び続ける力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
・現代ヨーロッパの歴史文化的源流の一つとしての西洋古典古代の歴史文化遺産(文学・思想・科学等)に関する基本的知識を習得する。 ・西洋古典古代の歴史文化遺産が,グローバル化と共生の時代にあたる現代において,どのような普遍的価値を有するかを理解する。以上のことを通して,グローバル化と共生の時代を生きていく上で、わたしたちが直面する諸課題を解決するための力を身につける。 |
授業の概要 /Summary of the class |
この講義は,現代ヨーロッパの歴史文化的源流の一つとしての西洋古典古代(Classical Antiquity)という時代の世界観・人間観の特質に焦点をあてることによって、そもそも「多文化理解とは何か」という根本的な問いに対する見識を深めます。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
古代ギリシア・ローマ文化は,東方オリエントやエジプトといった周辺諸地域の文化の影響を受けつつ,きわめて独自の発展を遂げることによって,後世の歴史文化の展開に大きな影響を与えてきました。この講義では,古代ギリシア人の世界観・人間観の特質について,おもに思想文化史的観点に立った講義を行います。それを通して「ヨーロッパ」という文化的パラダイムの成立に古代ギリシア・ローマの歴史文化遺産がどのように寄与したかを検証します。 第1回(4月15日): 現代ヨーロッパの歴史文化の源流の一つとしての古代ギリシア・ローマ 第2回 (4月22日)ホメロスの二叙事詩『イリアス』『オデュッセイア』の成立とその歴史的背景 第3回 (5月2日〔木〕)『イリアス』『オデュッセイア』とギリシア人の伝統的世界観・人間観の起源 第4回 (5月13日)『神統記』におけるヘシオドスの神話的世界観・人間観 第5回 (5月20日)『農耕と暦日』における「正義」の概念 第6回 (5月27日)ギリシア悲劇の世界観・人間観 第7回 (6月3日)中間試験(50分)と前半の振り返り 第8回 (6月10日)「哲学のはじまりの地」としての古代ギリシア 第9回 (6月17日)初期ギリシア哲学者たちの世界観・人間観 第10回 (6月24日)ソクラテス・プラトンの哲学的世界観・人間観 第11回 (7月1日)アリストテレスの哲学的世界観・人間観 第12回 (7月8日)ギリシアの歴史思想における世界観・人間観 第13回 (7月16日〔火〕)ギリシア医学の成立とその歴史的背景 第14回(7月22日) ギリシアの医学思想における人間観 第15回 (7月29日、最終回)期末試験(50分)と授業全体の総括 なお,授業の進行状況等によってシラバスの内容と異なってくる場合は,その都度、説明します。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
中間試験(50パーセント)+期末試験(50パーセント)を合算して評価します。事情で授業を対面方式で実施することができない場合には、課題レポート等に切り替えることもあります。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
各回の授業後に復習点,次回の予習点を伝えます。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
授業中に配布する資料等をもとに授業を実施しますので、教科書は指定しません。 |
参考文献 /bibliography |
多岐にわたるため,必要に応じて,授業中,またはメール連絡等によって,随時紹介していきます。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
履修にあたって,古典ギリシア語・ラテン語の知識は問いません。けれども,語学の知識が理解を一層深めるということは言うまでもありません。日本で出版されている代表的な古典ギリシア語・ラテン語の基礎文法書を、以下に紹介します。ぜひ挑戦してみてください。 (1)水谷智洋著『古典ギリシア語初歩』(岩波書店刊,1990年) (2)田中利光著『ラテン語初歩・改訂版』(岩波書店刊,2002年) |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
毎週月曜日の午後4時~午後6時をオフィスアワーとして設定しています。研究室は、人文社会科学部校舎4階411です。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
Eメールアドレス masahiro@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A01:思想,芸術およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A02:文学,言語学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義形式。なお,メディア形式の授業に移行する必要のある場合には,Microsoft Teams を使用します。 |
科目ナンバー /The subject number |
H1-2-2146-A03 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
なし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |