シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/29 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
財政学/Public Finance
時間割コード
/Course Code
2241000036
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
人文社会科学部/
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  前期
曜日コマ
/Day, Period
水/Wed 2
開講区分
/Semester offered
前期/first semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
金目 哲郎/KANAME TETSURO
科目区分
/Course Group
専門教育科目 学部専門科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
選択
授業形式
/Class Format
講義科目
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
金目 哲郎/KANAME TETSURO 人文社会科学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル2
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
・財政の制度や機能について説明できること
・財政にかかるデータを収集・読取できること
・財政について,一国の経済政策や地域社会との関連で考える力を身に付けること
授業の概要
/Summary of the class
財政学とは,公共部門の経済活動を対象とする学問です。また,経済学の領域にとどまらず,社会科学の総合性を志向する学問といわれます。政府は租税や公債発行によって財源を調達し,国防,外交,警察,消防,教育,公衆衛生,ごみ処理などさまざまな公共サービスを供給し,これらは私たちの生活に欠くことのできない重要なものです。この授業では,財政にかかる「基本事項」のほか,「どのような政治過程を通じて歳入歳出が決定されるのか」,「租税のあるべき原則とは何か」,「租税は経済主体にいかなる影響を及ぼすのか」などを考えていきます。このほか,授業内容に関連させて青森県内の自治体の財政状況も紹介する予定です。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回 4/17(水) 財政とは何か(ガイダンス)
第2回 4/24(水) 財政とは何か(財政の機能)
第3回 5/1(水) 予算と財政民主主義(予算と財政民主主義とは)
第4回 5/8(水) 予算と財政民主主義(予算原則)
第5回 5/15(水) 予算と財政民主主義(予算の種類としくみ)
第6回 5/22(水) 予算と財政民主主義(予算循環)
第7回 5/29(水) 予算と財政民主主義(予算制度の改革課題)
第8回 6/5(水) 経費論(経費とは)
第9回 6/12(水) 経費論(経費膨張の問題)
第10回 6/19(水) 経費論(経費の分類と構造)
第11回 6/26(水) 租税論(租税とは)
第12回 7/3(水) 租税論(租税の根拠と租税原則)
第13回 7/10(水) 租税論(課税の方法)
第14回 7/17(水) 租税論(租税の分類)
第15回 7/24(水) 租税論(主な国税の概要と課題)
7/31(水) 期末試験(最終回)
すべての授業内容が完結後、期末試験だけを行う回があります。
授業の進行状況等により,シラバスと実際の内容とが異なる場合には,その都度説明します。
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
平常評価(小テスト等):10%
期末評価(期末試験):90%
上記を合算して,最終的な成績評価を行う予定です。なお,授業の理解度・習得度および基礎知識の応用力が採点基準となります。
ただし,期末試験の実施日が大学の方針によりメディア授業に移行した場合は,期末試験に代えて,期末レポートが課されます。成績評価の配点割合は期末試験を実施した場合と同じです。詳細は授業時に説明します。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
[予習]予習が求められる場合は,次回の授業で扱う資料を事前に配付しますので,予め読んできてください。
[復習]毎授業後,講義ノートや、参考文献で復習してください。講義時に配付する「資料」により,理解を補足してください。資料には適宜にデータソース(図表の出所)も示しておくので各自で財政状況を調べてみることができます。授業時間中に行う小テストの解答例を復習に活用してください。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
教科書は特に指定しません。参考文献に挙げた『財政学』の基本テキストが手元にあると体系的な理解に役立ちます。
参考文献
/bibliography
林宜嗣ほか『財政学』(2019)新世社
金澤史男編『財政学』(2005)有斐閣
持田信樹『財政学』(2009)東京大学出版会
池上岳彦編『現代財政を学ぶ』(2015)有斐閣
井手英策『財政から読みとく日本社会』(2017)岩波書店
神野直彦『財政と民主主義』(2024)岩波書店
その他の参考文献は講義の中で適宜に紹介します。
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
次の関連科目を併せて受講することにより,財政学の体系的な理解や応用力の向上に役立つでしょう。
自治体政策研究
政治経済・社会-市場社会と政府の経済入門-
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
火曜日12時~13時(他の曜日・時限でも可)
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
kaname-t(at)hirosaki-u.ac.jp
※(at)は@に置き換えてください。
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
A07:経済学,経営学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
A06:政治学およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
なし
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
講義形式によります。板書による講義を基本とし,資料等も活用する予定です。
ただし,対面での授業が実施できずメディア授業を実施する場合は,Teamsによる同時配信で講義を行います。
提出物がある場合はMoodleを用います。詳細は授業時に説明します。
科目ナンバー
/The subject number
H2-2-3201-A07
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
特になし。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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