シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/29 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
法学入門/Introduction to Law
時間割コード
/Course Code
2241000049
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
人文社会科学部/
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  前期
曜日コマ
/Day, Period
木/Thu 2
開講区分
/Semester offered
前期/first semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
渋田 美羽/SHIBUTA MIU
科目区分
/Course Group
専門教育科目 学部基本科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
選択
授業形式
/Class Format
講義科目
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
渋田 美羽/SHIBUTA MIU 人文社会科学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル1
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
様々な社会問題について日々学ぶ習慣を身に着けること
法と権利にかかわる市民(皆さん)の役割を認識すること
法学の基礎知識・理念について学ぶこと
裁判など、法的紛争の解決手法について学ぶこと
上記の諸点を総合し、これから専門科目として法学を学ぶにあたって必要な能力を身に着けること
授業の概要
/Summary of the class
 この授業は、教養教育科目の法学ではありません。
 来学期以降、法学を専門的に履修する学生を念頭に置いた授業です。
 「●●入門」というと、●●についての入門編=「カンタンに学べる●●」と、想像する学生もいるかもしれませんし、そういう「入門」も、もちろんあります。しかし、本講義「法学入門」は、そうではありません。別のタイプの「入門」です。
 この「法学入門」は、これから、専門科目として、法学を学ぶ学生に向けて、法学を学ぶにあたって必要とされる知識・理念・能力等を身に着けてもらうための講義です。まさしく、法学の門戸に足を踏み入れるための、入門科目です。もう少し簡単に言うと、色々な法律について、おいしいところだけ丸かじりという講義ではなく、法学のキホンの「キ」を、それなりの課題等をこなしながら学ぶ講義です。もちろん、それを学ぶにあたっては、方法だけを示しても面白くありませんし、理解しづらいかと思いますので、テキストを用いて、いくつかの分野・トピックを題材にしながら学習します。色々な法分野のことを学ぶというのではなく、それらを題材として用いて、これからの法学の学びに向けた準備を行うイメージです。ちなみに、この説明を長いと思ってしまった方、そもそもここまで読み切れなかった方は辛い思いをするかもしれません。正確に文章を読む能力・書く能力が求められる分野です。そうした能力も含めて身に着けてもらいます。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
※以下はあくまでもシラバス作成時点での予定にすぎません。皆さんの理解度や、後述する課題等の影響で、順番が前後する可能性があります。教員からの連絡には、くれぐれも注意してください(講義内・Teams上でアナウンスします)。
第1回 イントロダクション (4月11日)
第2回 法とは何か/法の歴史 (4月18日)
第3回  日本国憲法ができるまで (4月25日)
第4回「六法」の読み方、法解釈ってなに? (5月9日) ※2日は月曜時制
第5回  国会・議会と法  (5月16日)
第6回 司法制度 (1)(5月23日)
第7回 司法制度 (2)(5月30日)
第8回 約束と法ー条文を「読む」 (6月6日)
第9回 犯罪と法ー学説って? (6月13日)
第10回 働くことと法ー判例を「読む」 (6月20日)
第11回 ゲスト回 (6月27日)
第12回 日本法と外国法 (7月4日)
第13回 地方自治と法  (7月11日)
第14回 社会保障と法 (7月18日)
第15回 まとめ (7月25日)
(休講等が入ってしまった場合の予備日程:8月1日)
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
 講義中に作成する課題、感想文、小テスト等(40%)およびレポート課題(60%/少なくとも2回実施予定であり、2つのレポートを1セットとして取り扱う。一方の提出を欠いた場合は採点しません)により評価します。
 レポート課題については、各自での裁判傍聴など学外での取り組みを求めることを予定しています。詳しくは初回の講義で案内します。また、学外学習のために授業内容を調整する場合もあるため、各回での教員からの案内や、Teams上での案内にはくれぐれも注意してください。
 なお、メディア授業へ移行した場合も、成績評価の方法に変更はありません。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
 適宜指示します。
 基本的には、予習として、テキストの該当箇所を読むこと、復習として、ノートを整理しなおし、分からないことを、講義内で指示した文献等を用いて、自分で調査することを求めます(それでも分からないときには、教員に尋ねましょう)。予習、復習を通じて、自分で思考し調査し学習する力を身に着けてください。また、「留意点・予備知識」への記載事項もご参照ください。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
緒方桂子・豊島明子・長谷河亜希子編著『日本の法(第2版)』(日本評論社、2020年)
参考文献
/bibliography
 適宜提示します。
 講義内でも案内しますが、特に、今後、法学系の科目を履修する予定の方は、小型の六法を購入して携行されることをおすすめします。
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
 法学を勉強するにあたっては、その最初のステップとして、条文、判例、文献等を正確に「読んで理解する力」と、人の話を「聞いて理解する力」、これら「理解したことを書く力」が求められます、これができないと、先に進めません。皆さんが4年次に書かれる卒業研究では、合計数千ページにわたる文章を読むことになるでしょうし、指導教員から口頭で指導を受けることも多いでしょう。今からこれらの能力を身につけないと大変苦労します。
 ただし、専門科目を未修の皆さんが、いきなり上記の専門的な文章を読むのは困難です。今学期は、1日10分でも20分でも構いませんので、活字を読む習慣を身につけましょう。おすすめの方法は、新聞を必ず毎日読むことです(無理に購読しなくても図書館で読むことができます)。読む力を身につけられるだけでなく、社会問題に関心を持つことで、法学に限らず、社会科学分野の学問を、より楽しく学ぶことができるようになり、一石二鳥です。
 聞く力、書く力については、言わずもがなですが、とにかくノートを作ることです。ノートについては自分しか見ないのですから、聞いたこと・書かれていることを自分が分かるようにしっかり記述できるように工夫しながら講義を受けてください。
 最後に、当たり前のことですが、遅刻や途中退室、講義中の私語・スマホの使用、無断の撮影・録音等、他の受講者の迷惑となる行為は厳禁です。また、レポート等の課題における不正行為には、厳正に対処します。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
 火曜日9・10時限をオフィスアワーとしています。研究室は人文棟3階の社会法研究室(322)です。
 この時間に限らず、都合があえば対応します。下記のメールアドレスに連絡し、なるべく予約をしてください。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
shibu_mi【!】hirosaki-u.ac.jp
【!】を@に置き換えてください。

 1年次の受講生が多いであろうことを念頭にメールの書き方について、予め「最低限度」の注意をしておきます(理解している方は読まなくて大丈夫です)。基本は手紙と同じだと思ってください。件名を必ず記載し、本文では、誰に宛てたメールであるのかを冒頭に書き、自身が何者なのかをきちんと書いたうえで、用件を記述してください。大人としての最低限度の礼儀作法であると同時に、スパムと間違えられることを防ぐ意味もあります。
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
A05:法学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
該当なし
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
なし
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
 基本的には教員やゲストからの講義形式ですが、裁判所や市議会での傍聴や、文献調査を通じて、学生が主体的に学ぶことを求める回も含みます。
 メディア授業に切り替わった場合には、Teamsを用いてリアルタイム形式で開講する予定です。その際の必要な指示等についても、Teams内で行います。
科目ナンバー
/The subject number
H2-1-1110-A05
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
なし
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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