科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
【学芸員】博物館展示論/Museum Exhibition |
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時間割コード /Course Code |
2241050009 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学部/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 前期 |
曜日コマ /Day, Period |
水/Wed 1 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
葉山 茂/HAYAMA SHIGERU |
科目区分 /Course Group |
その他(卒業所要に無関係科目) |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
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授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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葉山 茂/HAYAMA SHIGERU | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
博物館で学芸員が活動する上で必須の知識である展示の理念・発展史・手法とその課題を理解し(見通す力)、展示制作の理論と実際を学び、模擬展示の制作を通じて博物館展示の基礎を身につけます(解決していく力)。 |
授業の概要 /Summary of the class |
展示における理論、実際の工夫、折衝、展示をめぐる評価等について、具体的な事例を挙げて検討します。学習の成果を自分のカバンの中身を題材として「自分を展示する」をテーマに展示製作をしてレポートとすることを目標とします。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
1. 4/17(水) はじめに 博物館展示の意義とこの授業の到達点 2. 4/24(水) コミュニケーションとしての展示 3. 5/1(水) 展示と展示論の歴史と課題 4. 5/8(水) 展示ができるまで 5. 5/15(水) 展示の政治性と社会性 6. 5/22(水) さまざまな展示手法とその特徴 7. 5/29(水) 展示室の構成と動線、ユニバーサルデザイン 8. 6/5(水) 展示につかう什器と照明 9. 6/12(水) 展示における関係者との協力・交渉 10. 6/19(水) 展示におけるグラフィック、パネルとキャプション、映像コンテンツ 11. 6/26(水) 展示解説書(図録・パンフレット)およびポスター 12. 7/3(水) 展示における評価と展示の更新・改善 13. 7/10(水) 人による解説・機械による解説 14. 7/17(水) 「自分を展示する」を評価し改善案を考える 15. 7/24(水) まとめ 博物館展示のこれから |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
リアクションペーパー15%、 各回の課題35%、最終レポート50%で評価します。 具体的には、各回の講義で事前学習、事後学習の課題に従って、展示製作の課題を出します(展示テーマに関する課題2回、展示構成1回、展示パネル・キャプション1回の課題と展示解説のプレゼンテーションの課題を出題します)。以上の課題を経た上で、展示製作の成果とその考察をする最終レポート、および各回のリアクションペーパーの内容を合算して評価とします。 リアクションペーパーの提出にはFormsを利用します。課題・最終レポートの提出にはTeamsのレポート提出機能を活用することがあります。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
予習として、授業内容に関する下調べや準備課題を出題します。 また復習として、毎回の授業まとめと授業内で生じた疑問点に関する記述課題を出題します。記述した疑問点は授業のなかで共有します。 本講義の内容は、展示施設で具体的に確認することができます。授業開始前、終了後に弘前大学資料館等の博物館展示を見学し、展示の企画者としての視点や展示の見学者としての視点から展示を体験し、展示の工夫を確認して下さい。実地に確認することで、授業で扱った内容が具体的に理解できますので、指示の都度、展示をみて確認してください。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
特定の教科書は使用しない。授業内容については毎回、プリントを配布します。 |
参考文献 /bibliography |
授業のなかで指示します。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
博物館概論を履修済みであることを強く推奨します。 博物館展示は1つではなく、多く見ておいてください。見学の際には見学者の視点ではなくて、展示の製作者としての視点で見学し、展示の評価レポートをつくっておくと、展示の具体的な課題がわかりやすくなります。 ※現場をみることが一番勉強になります。新型コロナウイルス感染状況を注視しながらになりますが、可能な限り、弘前大学資料館のほか、博物館等を利用して展示の手法等について自分の目でみて、学んでください。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
火曜日12-13時、研究室にて対応します。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
hayamas■hirosaki-u.ac.jp ※上記、■を@に置き換えてください。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A04:地理学,文化人類学,民俗学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
G45:個体レベルから集団レベルの生物学と人類学およびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
概ねスライドを用いた講義形式で実施します。また展示制作においては、ディスカッションをすることがあります。 メディア授業の際は、Teamsによる同時配信で講義をします。 |
科目ナンバー /The subject number |
H1-3-7011-A03 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
課題制作では、展示の構想段階、展示の制作段階で課題提出を求めることがあり、課題が多くなります。課題を一つ一つ解決していくことで、講義の内容が具体的に検証できるように授業を設計しています。講義形式の授業ではありますが、課題を解決するために予習・復習に必要とする時間が長くなります。その点を確認した上で履修してください。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |