科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
言語学/Linguistics |
---|---|
時間割コード /Course Code |
2242000001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学部/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 後期 |
曜日コマ /Day, Period |
月/Mon 2 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
山本 秀樹/YAMAMOTO HIDEKI |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 学部専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
山本 秀樹/YAMAMOTO HIDEKI | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
---|---|
対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 CP・DP 3 学び続ける力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
〇言語類型論的な研究を学ぶことを通じて人類言語の普遍性を理解すること 〇世界の人類言語全体の普遍性や変異のあり方を探求するための基本的な手法を身につけること 〇個別言語と向き合った場合にも,この講義で学んだ知識を通じて,人類言語全体の視点から言語現象を考えていける力を身につけること |
授業の概要 /Summary of the class |
世界の言語には、ある一定の普遍性が存在し、一見異なっているように見える場合でも、一定の普遍的な原理に沿って変異している場合がしばしば見られます。言語類型論とは、世界諸言語からの広範なデータを基に、種々の言語現象について、類型化を通じて人類言語の普遍性および変異のあり方を発見し、さらにそれらに対する説明原理を探究していく分野です。そこで、この講義では、言語類型論的立場から、世界諸言語における普遍性と変異のあり方に関する全般的な概説をし、種々の言語現象に対して人類言語一般に対する客観的な視点で考察できる力を身につけます。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
まず言語類型論による普遍性の研究法や特徴について概観し、その後、種々の言語現象について言語普遍性を探究していきます。 原則として次のような展開で学習していく予定ですが、1回ごとの授業範囲については、授業の進行状況により異なる場合があります。 言語類型論の概要 第1回 10/2(水): 言語類型論の目標 第2回 10/7(月): 言語普遍性の研究方法 第3回 10/15(火):言語普遍性に対する説明原理 第4回 10/28(月):言語普遍性の種類 語彙的類型論 第5回 11/11(月): 基本色彩語彙 第6回 11/18(月): 共感覚的比喩 形態・統語的類型論 第7回 11/25(月): 有生性の階層 第8回 12/2(月): 格標示のタイプ 第9回 12/9(月): 有生性の階層と格標示 第10回 12/16(月): 他動性等と格標示 第11回 12/23(月): 関係節形成 第12回 1/5(月): 使役構文 第14回 1/14(火): 語順類型論の概要 第14回 1/20(月): 語順の地理的および系統的分布 第15回 1/27(月)(最終回): 試験およびまとめ |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
試験(80%)および平常の受講姿勢(20%)を合算して,総合的な成績評価を行う予定です。試験ではノート等の参照を許可する予定なので、内容を単に覚えることよりもむしろ、しっかりと内容を理解した上で、自分の言葉で説明できるようにしておくことが重要になります。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
ノートで講義内容を復習して理解を深め、次回の講義で扱われるテーマについてどのようなことが言えるか各自考えてみてください。また、できるだけ参考文献の該当箇所にも目を通すことが望ましいでしょう。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
特定の教科書や配付資料はありませんが、特に参考文献にあげた本は、講義を理解する上で役立つ参考書となるでしょう。 |
参考文献 /bibliography |
・山本秀樹著『世界諸言語の地理的・系統的語順分布とその変遷』(溪水社) ・バーナード・コムリー著『言語普遍性と言語類型論(松本克己・山本秀樹訳)』(ひつじ書房) (いずれも附属図書館所蔵) |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
講義で扱われる種々の個別言語に対する知識は特に要求しませんが、日本語やヨーロッパ語以外の、世界諸言語にも興味を持って受講して下さい。また、特に「言語と文化」や「言語学演習I・II」が関連します。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
授業時や下のオフィスアワーの時間に対応します。 月曜日 12:00から12:30 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
hideyamaAhirosaki-u.ac.jp(Aは@のことです) |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A02:文学,言語学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A04:地理学,文化人類学,民俗学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義形式で解説していきます。 ※メディア授業実施の場合、Teamsを使用します。 |
科目ナンバー /The subject number |
H1-2-1315-A02 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
特になし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |