科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
歴史基礎論A(1)/The Basics of History A |
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時間割コード /Course Code |
2242000008 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学部/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 後期 |
曜日コマ /Day, Period |
月/Mon 4 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
亀谷 学/KAMEYA MANABU |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 学部専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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亀谷 学/KAMEYA MANABU | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル1 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
◯西アジア・中央アジアの歴史を通史的に理解し,その特徴について把握すること ◯現代のイスラーム世界を理解するための基礎的な前提について理解すること ◯歴史学的な思考について具体例に触れながら習得し,様々な地域の歴史を考察するときに応用可能な視点を養うこと |
授業の概要 /Summary of the class |
本講義では西アジアを中心に、その周辺世界まで含みつつ、文明の勃興から近代の始まりとなる19世紀までの歴史について概説する。その際、各回に一人の人物を取り上げて、その人物が生まれた時代背景や、彼が行なった事跡、そして構成に与えた影響などについて解説する。その際、関連して、これまでの歴史学の研究史の中で行われてきた議論を紹介し、歴史学的な思考やその議論のあり方についても取り上げて考察する。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回(10/02): イントロダクション 第2回(10/07): ハンムラビ:古代文書の発見と法の原点 第3回(10/15): アレクサンドロス 3 世:東洋か西洋か 第4回(10/28): イエス:資料批判の展開 第5回(11/11): コンスタンティヌス大帝:「正統」と「異端」の生成 第6回(11/18): ムハンマド:古代末期の文脈で再考する 第7回(11/25): アリーとムアーウィヤ:出来事の社会構造的背景 第8回(12/02): マンスール:名前をめぐるストラテジー 第9回(12/09): マアムーン:イスラームと帝国の人々 第10回(12/16): ニザーム・アルムルク:制度変遷の位置付け 第11回(12/23): サラーフ・アッディーン:十字軍国家を考える 第12回(01/06): バイバルス:イスラーム世界における奴隷制度 第13回(01/14): ティムール:遊牧伝統と「首都」 第14回(01/20): メフメト 2 世:帝国の征服と文化 第15回(01/27): ムハンマド・アリー:中東における近代とは何か ※理解度などを勘案して授業の進度を変更することがあります。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
成績は授業の各回における課題の提出による評価が50%、期末課題による評価が50%とする。期末課題としては授業で解説した内容を踏まえながら、ある一人の人物を取り上げたレポート課題を予定している。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
[予習]概ね時代順に進めるため、それに沿って概説などを読み、準備をする。 [復習]授業で扱われた題材について、授業内容と関連する情報の調査や参考文献を読むなどして理解を深める。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
プリント、資料を配布する。教科書は特に指定しないが、毎回の授業において適宜参考となる文献を紹介する。 |
参考文献 /bibliography |
佐藤次高(編)『西アジア史①アラブ』(新版世界各国史8、山川出版社、2002年) 永田雄三(編)『西アジア史②イラン・トルコ』(新版世界各国史9、山川出版社、2002年) 歴史学研究会編『古代のオリエントと地中海世界』(世界史史料1、岩波書店、2012年) 歴史学研究会編『南アジア・イスラーム世界・アフリカ : 18世紀まで』(世界史史料2、岩波書店、2009年) 歴史学研究会編『帝国主義と各地の抵抗①南アジア・中東・アフリカ』(世界史史料8、岩波書店、2008年) ※以上はすべて附属図書館にて閲覧可能。 この他にも授業中に適宜参考文献を挙げる。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
特になし。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
毎回の講義時に提出する回答を次回講義で取り上げることがあるほか、それ以外で直接回答を必要となる場合は、下記メールアドレスに連絡するか、オフィスアワー(月曜 12:00-12:30)に研究室(人文棟223)に訪問してください(できるだけ事前にメールで連絡をもらえると助かります)。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
kameya.m(at)hirosaki-u.ac.jp ※(at)は@に置き換えてください |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
原則として講義形式を取るが、適宜、画像・映像・音声等の資料を用いる。 (メディア授業の際には、原則としてTeamsによる同時配信で講義を行います。) |
科目ナンバー /The subject number |
H1-1-2116-A03 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
なし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |