科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
西洋古典文化論/Classical Western Literature |
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時間割コード /Course Code |
2242000099 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学部/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 後期 |
曜日コマ /Day, Period |
金/Fri 4 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
今井 正浩/IMAI MASAHIRO |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 学部専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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今井 正浩/IMAI MASAHIRO | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 CP・DP 3 学び続ける力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
・西洋古典古代の思想文化に関する基本的知識を習得する。 ・西洋古典古代の思想文化に関する基本的知識の習得を通して,哲学的な思考方法を身につける。そのことを通して,確固とした世界観・人間観に基づいて,自らが直面する諸課題を解決するための力を養う。 |
授業の概要 /Summary of the class |
この講義は,ユダヤ・キリスト教文化と並んで,ヨーロッパの歴史文化的源流の一つにあたる西洋古典古代(Classical Antiquity)の思想文化に焦点をあて,その特質を理解するとともに,グローバル化と共生の時代において,西洋古典古代の思想文化がどのような普遍的価値を有するかを明らかにすることを目指します。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
この講義には,古代ギリシア哲学史におけるビッグネーム,ソクラテス(469-399 BC),プラトン(427-347 BC),アリストテレス(384-322 BC)が登場します。これらの三人の哲学者たちの思想について,初学者の学生諸君にもできるだけわかりやすく講義します。 上記の三人のギリシアの代表的な哲学者たちの思想について,彼らのような偉大な哲学者たちを生んだ西洋古典古代の文化的特質について,皆さんと一緒に考えていきたいと思います。 多くの学生諸君の受講を期待します。 第1回(10月4日) 導入―西洋古典古代の思想文化とその特質 第2回 (10月11日)ソクラテス裁判とアテナイ民主政治の行方 第3回 (10月17日〔木〕)ソクラテスの「無知の自覚」―プラトン『ソクラテスの弁明』篇― 第4回 (11月1日)プラトン初期対話篇の問題群―『ラケス』篇における「勇気」の定義― 第5回 (11月8日)プラトン『メノン』篇と「想起」(アナムネーシス)の構造 第6回(11月15日) プラトン『パイドン』篇第一部における「魂」の不死証明 第7回 (11月22日)中間試験(50分)と前半部の振り返り 第8回 (11月29日)プラトン『国家』篇の基本テーマと議論構成 第9回 (12月6日)プラトンの政治哲学 第10回 (12月13日)プラトンの「ミュートス」(物語) 第11回(12月20日) アリストテレス哲学の基本的特質 第12回 (1月10日)アリストテレスの学問観 第13回 (1月15日〔水〕)アリストテレスの倫理思想 第14回 (1月24日)アリストテレスの政治思想 第15回 期末試験と(1月31日、最終回)授業全体の総括 なお,授業の進行状況等によってシラバスの内容と異なってくる場合は,その都度説明をします。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
中間試験(50パーセント)と期末試験(50パーセント)を合算して評価します。授業を対面方式で実施することができない場合には、課題レポート等に切り替えることもあります。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
各回の授業後に復習点,次回の予習点を伝えます。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
授業中に配布する資料等をもとに授業を実施しますので,教科書は指定しません。 |
参考文献 /bibliography |
古代哲学史の概説書として定評のあるものを,以下に紹介します。 (1)加藤信朗著『ギリシア哲学史』(東京大学出版会刊,1996年) (2)内山勝利責任編集『哲学の歴史』第一巻(中央公論新社刊,2008年) |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
受講にあたって,古典ギリシア語・ラテン語等の知識は問いません。けれども,語学力が理解を深めるのに役立つことは言うまでもありません。日本語で書かれた代表的な古典ギリシア語・ラテン語の基礎文法書を、以下に紹介します。ぜひ挑戦してみてください。 (1)水谷智洋著『古典ギリシア語初歩』(岩波書店刊,1990年) (2)田中利光著『ラテン語初歩/改訂版』(岩波書店刊,2002年) |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
毎週月曜日の午後4時~6時をオフィスアワーの時間に設定しています。研究室は、人文社会科学部校舎4階411です。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
Eメールアドレス masahiro@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A01:思想,芸術およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A02:文学,言語学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義形式。なお,メディア形式の授業に移行する必要のある場合には,Microsoft Teams を使用します。 |
科目ナンバー /The subject number |
H1-2-2341-A03 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
なし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |