科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
日本近現代文学/Modern and Contemporary Japanese Literature |
---|---|
時間割コード /Course Code |
2242000100 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学部/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 後期 |
曜日コマ /Day, Period |
金/Fri 4 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
片岡 美有季/KATAOKA MIYUKI |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 学部専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
片岡 美有季/KATAOKA MIYUKI | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
---|---|
対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 3 学び続ける力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
〇近代から現代に至るまでの文学の変遷を捉え、個別の作家や作品に対する理解を深め、同時代の社会状況や価値観の変容について考察できるようになること 〇断片的に認識している各作家や作品を体系的に把握し、近代から現代までの文学史を概観できるようになること |
授業の概要 /Summary of the class |
・「日本近現代文学」の講義では、明治~大正期の近代文学を中心に扱います。 ・小説を研究的に読むための基本的な概念や知識を身に付けます。 ・日本近現代文学の中編、短編小説を読解し、描写や形式を読み解くための様々な方法と、批評的な観点を身に付けることを目指します。 ・各テクストを精読するとともに、日本近現代文学史の知識を身につけます。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回:10月4日(金):イントロダクション 第2回:10月11日(金):志賀直哉「小僧の神様」―「作者」とは何者か? 第3回:10月17日(木):国木田独歩「鎌倉夫人」―小説の〈視点〉を考える 第4回:11月1日(金):横光利一「蠅」―主観性・客観性を考える 第5回:11月8日(金):太宰治「千代女」―〈女性独白体〉をめぐる問題 第6回: 11月15日(金):佐藤春夫「女誡扇綺譚」―「読者=探偵?」 第7回:11月22日(金):坂口安吾「真珠」―同時代のコンテクスト 第8回:11月29日(金):林芙美子「放浪記」―日記体小説を読む 第9回:12月6日(金):田山花袋「少女病」―文学と都市の生成 第10回:12月13日(金):夏目漱石「坊っちゃん」―本文異同を考える 第11回:12月20日(金):樋口一葉「たけくらべ」―活字テクストと自筆原稿 第12回:1月10日(金):芥川龍之介「舞踏会」―大正教養主義を踏まえて 第13回:1月15日(水):井伏鱒二「山椒魚」―小説の「完成形」とは 第14回:1月24日(金):谷崎潤一郎「蓼喰ふ蟲」―挿絵を読む 第15回:1月31日(金)(最終回):全体の振り返りと期末試験 授業の進行状況等により、シラバスと実際の内容と異なる場合には、その都度説明します。 メディア授業実施の場合はTeamsを使用します。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
平常評価:30%(毎回の授業で扱う作品に関して、授業後に課題シートを提出してもらいます。単なる出席回数ではなく、記述されている内容に基づき評価を行います。) 期末試験:70% 上記を合算して、総合的に成績評価を行います。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
[予習]毎回授業で扱うテクストに事前に目を通し、知らない言葉を調べたり、その作家について調べたり、小説の構造や方法を検討し、自分の観点に基づいた読みをメモとしてまとめてもらいます。 [復習]期末試験では、授業で扱ったテクストのなかから出題するため、各講義の復習が必要となります。講義内容を自分の言葉で説明できるようになることが望ましいです。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
『大学生のための文学トレーニング 近代編』(河野龍也/佐藤淳一/古川裕佳/山根龍一/山本良[編著]、三省堂)を教科書として用います。また、その他に授業時にプリントを配布するので、それも教科書とします。 |
参考文献 /bibliography |
以下の参考図書は附属図書館に所蔵されています。 安藤宏『日本近代小説史 新装版』(中公新書、2020年) 日本近代文学編『ハンドブック 日本近代文学研究の方法』(ひつじ書房、2016年) なお、参考文献は数が多いので、授業で適宜紹介します。また、プリントでも配布します。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
文学史に関する知識(高等学校卒業までに学習する程度)が具わっていた方が早く理解が深まります。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
オフィスアワー 火曜日16:00~17:30 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
miyuki(*)hirosaki-u.ac.jp (*)を@に変えてお送りください。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A02:文学,言語学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A01:思想,芸術およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
基本は講義形式です。授業の最後にその日の講義内容についての課題シートを提出してもらい、次回の授業の際に紹介・解説するという方法をとります。 メディア授業となった場合は、Teamsを使います。 |
科目ナンバー /The subject number |
H1-2-1319-A02 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
なし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |