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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/29 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
日本倫理思想演習II/Japanese Ethical Thought Colloquium II
時間割コード
/Course Code
2242010020
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
人文社会科学部/
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  後期
曜日コマ
/Day, Period
木/Thu 2
開講区分
/Semester offered
後期/second semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
原 克昭/HARA KATSUAKI
科目区分
/Course Group
専門教育科目 学部専門科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
選択必修
授業形式
/Class Format
演習科目
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
原 克昭/HARA KATSUAKI 人文社会科学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル2
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力      CP・DP 3 学び続ける力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
○日本の思想文芸関係の文献講読を通じて、豊穣な信仰世界や宗教文化史の理解を広げること(見通す力)
○各時代ごとの享受・変容・再構築の諸相を考究することによって,日本思想史研究の視座と方法論を修得すること(学び続ける力)
授業の概要
/Summary of the class
○演習テーマ「文献資料で読み解く信仰文化の日本思想史」
○日本思想史研究・倫理学研究の一環として,〈日本信仰思想史〉の特質性を探究していきます。
○〈カミ/ホトケ〉が共存し〈異界/怪異〉と往還する日本の信仰世界について,「神・仏・霊・異類・異界・冥界・怪異・妖怪・占術・呪術・俗信」の視座から,その基層にある宗教倫理観をさぐりながら,前近代/近現代の時代的位相差や思想環境の変化を比較検証します。
○演習形式としては,まず基礎知識の共有として信仰形態の諸相と分類・類型およびアプローチ方策をレクチャーした上で,共通する文献の輪読,および参加者各自によるテーマ設定と研究報告・合評,そして追加調査を加えて最終レポートとして仕上げます。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
10/ 3(木) 第1回 開講ガイダンス・スタートアップ―日本の宗教と信仰世界の射程
10/10(木) 第2回 基礎知識の共有(1)信仰文化をめぐる諸相と展開相
10/24(木) 第3回 基礎知識の共有(2)信仰文化をめぐる「前近代/近現代」の断続性
10/31(木) 第4回 基礎知識の共有(3)学術的アプローチ方策の視座と法法
11/ 7(木) 第5回 日本信仰思想史文献の講読(1)―サンプルA:霊異・怪異
11/14(木) 第6回 日本信仰思想史文献の講読(2)―サンプルB:俗信・呪術
11/21(木) 第7回 日本信仰思想史文献の講読(3)―サンプルC:怨霊・英霊
11/28(木) 第8回 参加者による〈日本信仰思想史〉研究発表・合評(1)
12/ 5(木) 第9回 参加者による〈日本信仰思想史〉研究発表・合評(2)
12/12(木) 第10回 参加者による〈日本信仰思想史〉研究発表・合評(3)
12/19(木) 第11回 参加者による〈日本信仰思想史〉研究発表・合評(4)
12/26(木) 第12回 参加者による〈日本信仰思想史〉研究発表・合評(5)
1/ 9(木) 第13回 参加者による〈日本信仰思想史〉研究発表・合評(6)
1/16(木) 第14回 参加者による〈日本信仰思想史〉研究発表・合評(7)
1/23(木) 第15回(最終回)〈日本信仰思想史〉研究の総括

※調査研究対象は,時代・ジャンルを問わず参加者の学域や興味関心にあわせて選定します。
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
平常評価(演習への参加度):30%
中間評価(講読への参加度):40%
期末評価(講読成果しあげ):30%
上記をあわせて,総合的に評価します。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
研究対象とする信仰世界の選定・調査,発表資料の作成,および発表成果の最終レポート化
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
報告レジュメは各自で作成(メディア授業の場合にはTeamsファイルにアップします)。
参考文献
/bibliography
・小松和彦編『日本怪異妖怪大事典』(東京堂出版,2013年)
・伊藤慎吾編『妖怪・憑依・擬人化の文化史』(笠間書院2016年)
・東アジア怪異学会編『怪異学講義』(勉誠出版,2021年)
・小松和彦編『怪異の民俗学』全7巻(河出書房新社,2000~2001年)
その他,各時代・各文献ごとに紹介します。
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
日本の思想・文学・歴史・文化に対する興味関心と学習意欲さえ持ちあわせていれば,予備知識の有無は問いません。〈日本信仰思想史〉に関する文献を収集調査し読み解く機会として活用してください。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
木曜日13:00~15:00/その他、在室時に随時対応します。
研究室:人文社会科学棟402(日本倫理思想史研究室)
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
harak(あっと)hirosaki-u.ac.jp (あっと)を@に変換してください。
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
A01:思想,芸術およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
A04:地理学,文化人類学,民俗学およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
A02:文学,言語学およびその関連分野
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
なし
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
基礎知識の共有レクチャー,および参加者による宗教思想文献の調査研究発表・合評で段階的に進めます。
メディア授業となった場合には、Teamsによる演習となります。
科目ナンバー
/The subject number
H1-2-1371-A01
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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