 シラバス参照
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| 科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 | 
| 開講科目名 /Course | 日本古典文学演習II/Classical Japanese Literature Colloquium II | 
|---|---|
| 時間割コード /Course Code | 2242040002 | 
| ナンバリングコード /Numbering Code | |
| 開講所属 /Course Offered by | 人文社会科学部/ | 
| ターム・学期 /Term・Semester | 2024年度/Academic Year 後期 | 
| 曜日コマ /Day, Period | 他 | 
| 開講区分 /Semester offered | 集中 | 
| 単位数 /Credits | 2.0 | 
| 学年 /Year | 2,3,4 | 
| 主担当教員 /Main Instructor | 中野 顕正/AKIMASA NAKANO | 
| 科目区分 /Course Group | 専門教育科目 学部専門科目 | 
| 教室 /Classroom | |
| 必修・選択 /Required/Elective | 選択必修 | 
| 授業形式 /Class Format | 演習科目 | 
| メディア授業 /Media lecture | - | 
| 教員名 /Instructor | 教員所属名 /Faculty/Department | 
|---|---|
| 中野 顕正/AKIMASA NAKANO | 人文社会科学部/ | 
| 難易度(レベル) /Level | レベル2 | 
|---|---|
| 対応するCP/DP /CP/DP | CP・DP 2 解決していく力 CP・DP 3 学び続ける力 | 
| 授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class | ○くずし字で書かれた原典を正しく解読し、適切な形で一次資料を研究に用いることができるようにします。 ○諸本比較に基づく文献学的見地からの考察を適切に行えるようにします。 ○語句の厳密な訓詁注釈に立脚した、学問としての堅実な作品分析ができるようにします。 ○研究論文を正しく読解把握し、堅実な学問として文学研究を行うための心構えを身につけます。 | 
| 授業の概要 /Summary of the class | ○この授業の目的は、日本古典文学を「研究」するための心構えを身につけることにあります。学問として堅実に文学作品と向き合うとはどういうことなのか、感想や批評を述べることとは何が違うのか、を体得してもらいたいと思っています。 ○後期は、物語文学の読解方法の基礎を学びます。教材には室町物語『中将姫』を用います。 ○求められる作業は、くずし字で書かれた原典を読解し、諸本を比較して文献学的見地からの適切な検討を加えた上で、厳密な訓詁注釈に基づく正確な解釈を提示する、というものです。 | 
| 授業の内容予定 /Contents plan of the class | 第01回(日時未定):ガイダンス 第02回(日時未定):教員による模範発表 第03回(日時未定):調査方法の確認 第04回(日時未定):調査実習 第05回(日時未定):発表(1)広島大学蔵本(その1) 第06回(日時未定):発表(2)山上嘉久氏蔵本(その1) 第07回(日時未定):発表(3)龍谷大学蔵本(その1) 第08回(日時未定):発表(4)東北大学蔵本(その1) 第09回(日時未定):発表(5)石川透氏蔵本(その1) 第10回(日時未定):発表(6)広島大学蔵本(その2) 第11回(日時未定):発表(7)山上嘉久氏蔵本(その2) 第12回(日時未定):発表(8)龍谷大学蔵本(その2) 第13回(日時未定):発表(9)東北大学蔵本(その2) 第14回(日時未定):発表(10)石川透氏蔵本(その2) 第15回(日時未定):まとめ ※最終回 ※授業の進行状況等により、実際には内容が前後する場合があります。 ※メディア授業実施の場合、Teamsを使用する予定です。 ※授業日程については、決定次第、掲示を行います。 | 
| 成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard | 発表60%、最終レポート20%、議論への参加態度20%。 | 
| 予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review | 【予習】自身の発表担当回については、発表準備を十二分に行うようにして下さい。他の受講生の担当回については、その箇所を事前に通読し、どのような論点を立てることが有り得るか、いかなる観点から作品を分析することが可能かを考えてくることを求めます。 【復習】自身の発表担当回については、授業内での指摘をもとに調査・考察を更に深化させることを求めます。他の受講生の担当回については、発表担当者が授業内でどのような指摘を受けていたかを思い返し、それを自らについても当てはめ考えてみることで、その発表と同じ誤りを犯さぬよう、またその発表の長所を積極的に取り入れるよう努めて下さい。これら復習の成果は、学期末課題のレポート(発表レジュメの改稿版)に反映させるようにして下さい。 | 
| 教材・教科書 /The teaching materials, textbook | なし。授業内でプリントを配布します。 | 
| 参考文献 /bibliography | 大島建彦・渡浩一 校注・訳『室町物語草子集』(新編日本古典文学全集、小学館、2002年) そのほか、授業内で適宜指示します。 | 
| 留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground | ○言うまでもありませんが、演習とは、受講生自身が主体的に調査研究を深め、それを発表することで成り立つ授業形態です。従って、発表準備にあたっては、1回分の授業、数十分間の質疑応答に堪えうるだけの内容を用意してくることが当然の義務となります。それゆえ、相応の覚悟をもって履修することを強く要望します。 ○自身の発表に対する質疑応答の中で受けた指摘を受けとめるのは勿論のこと、他の受講生の発表に対する質疑の中で提示された指摘についても、積極的に受けとめ、自らの学びとする態度で授業に臨むことを求めます。遅刻や無断欠席が厳禁であることは言うまでもなく、“ただ座ってその場にいるだけでは受講したことにならない”ということを理解した上で、授業に臨んで頂きたいと思っています。受講生諸君の主体的・積極的参加を求めます。 ○高校までの間に学習した古典文法をひととおり復習しておくことが望ましいです。 | 
| 授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents | 授業内で質問を募る時間を設けます。 その他、メールでも対応します。 | 
| Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address | a.nakano[at]hirosaki-u.ac.jp ([at]を@に変える) | 
| 学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 | A02:文学,言語学およびその関連分野 | 
| 学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 | A01:思想,芸術およびその関連分野 | 
| 学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 | A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野 | 
| 実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience | なし | 
| 地域志向科目 /Local intention subject | なし | 
| 授業形態・授業方法 /Class form, class method | 演習形式。 | 
| 科目ナンバー /The subject number | H1-2-1363-A02 | 
| メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes | 無/Nothing | 
| その他 /Others | 
| No. | 回(日時) /Time (date and time) | 主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position | 学習方法と内容 /Methods and contents | 備考 /Notes | 
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| 該当するデータはありません | ||||