科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
言語学の世界-医療におけるノンテクニカルスキル入門-/The World of Linguistics-Basic Non-Technical Skills in Health Science and Medicine- |
---|---|
時間割コード /Course Code |
1241100109 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
教養教育科目/ |
曜日コマ /Day, Period |
火/Tue 3 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
野坂 大喜/NOZAKA HIROYUKI |
科目区分 /Course Group |
教養教育科目 社会・文化 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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野坂 大喜/NOZAKA HIROYUKI | 保健学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル1~2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○言語学あるいはその近接領域についての学識を得ること ○上記学問の知識や技能に基づいて,言語を社会や人間との関係から理解できるようになること |
授業の概要 /Summary of the class |
一般的にスキルにはテクニカルスキルとノンテクニカルスキルとがあります。 専門技術であるテクニカルスキルに対して、ノンテクニカルスキルは専門分野を問わず論理的に考え、 相手にわかりやすく伝達するための技術です。医療分野だけでなく航空業界など多くの業界で広く取り入れられており、ロジカルシンキングや言語技術とも言われています。本授業では演習方式でノンテクニカルスキルについて学習し、医療での活用についても解説します。 言語技術の基本的知識の習得を通じて、論理的思考回路を身につけるとともに 大学生・社会人に要求されるコミュニケーション能力を獲得することが、本授業の目標です。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第01回 (4/16):言語技術とは?-あなたのノンテクニカルスキル度は?- (野坂) 言語技術(思考を論理的に組み立て相手が理解できるように表現する技術)の基礎について学びます 第02回 (4/23):相手との問答のための言語技術(野坂) 相手の問いに即座に的確に答える技術を身につけるには 第03回 (4/30):1問答技術演習(野坂) 相手の問いに即座に的確に答える技術を身につけるグループレッスン 第04回 (5/7):情報伝達のための言語技術(野坂) 混在する情報の中から「事実」と「意見」を区別し、惑わされずに適切な判断ができる技術について学びます 第05回 (5/14):情報伝達のための言語技術(野坂) 混在する情報の中から「事実」と「意見」を区別し、惑わされずに適切な判断ができる技術についてグループレッスンします 第06回 (5/21):情報伝達技術演習1(描写分析)(野坂) 視覚で捉えた対象の構成要素を空間的に配列し論理的に並べることで相手に対してわかりやすく伝達する技術について学びます 第07回 (5/28):情報伝達技術演習1(描写分析)(野坂) 視覚で捉えた対象の構成要素を空間的に配列し論理的に並べることで相手に対してわかりやすく伝達する技術についてグループレッスンします 第08回 (6/4):情報伝達技術演習2(説明分析)(野坂) 相手が知らないことを答えることになるため、疑問を解決するのに必要充分且つ秩序だった情報提示をするための技術について学びます 第09回 (6/11):情報伝達技術演習2(説明分析)(野坂) 相手が知らないことを答えることになるため、疑問を解決するのに必要充分且つ秩序だった情報提示をするための技術についてグループレッスンします 第10回 (6/18):情報伝達技術演習3(報告分析)(野坂) 自分の体験や自分のかかわっている仕事の進み具合、ある出来事の経過などについて、情報を相手に伝達する技術について学びます 第11回 (6/25):情報伝達技術演習3(報告分析)(野坂) 自分の体験や自分のかかわっている仕事の進み具合、ある出来事の経過などについて、情報を相手に伝達する技術についてグループレッスンします 第12回 (7/2):状況認知のための言語技術(野坂) 自分の視点を明確に認識して、その視点から得られた情報について論理的に考えてみる技術を学びます 第13回 (7/9):情報分析のための言語技術(野坂) 私たちの周囲に溢れているあらゆる情報について、適切に分析して解釈する技術を学びます 第14回 (7/23):絵画の分析(野坂) 客観的に絵画を分析する技術について学びます 第15回 (7/30):絵画の分析演習(野坂) 客観的に絵画を分析する技術についてグループレッスンします 第16回 (8/6):ノンテクニカルのまとめとスキル度評価(野坂) |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
グループ演習への取り組み(40%)・課題提出(30%)・自己評価(30%)をもって評価します。 取り組みと課題についてはそれぞれ6割以上を合格基準とします。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
テキスト『大学生・社会人のための言語技術トレーニング』のほか、言語技術トレーニング用課題を配布します。 また授業スライドは授業で指定するHPよりダウンロード可能としますので、事前に一読し予習を行ってください。 授業でのレッスン内容を基に日常生活の中で日々試してみることがノンテクニカルスキル習得の近道です。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
言語技術のレッスン速習版 つくば言語技術研究所 ※一般販売しておりませんので大学生協にて取り寄せたものをご購入ください |
参考文献 /bibliography |
1)大学生・社会人のための言語技術トレーニング 三森 ゆりか 大修館書店 2)外国語を身につけるための日本語レッスン 三森 ゆりか 白水社 3)外国語で発想するための日本語レッスン 三森 ゆりか 白水社 4)患者安全のためのノンテクニカルスキル超入門 日本医療マネジメント学会 メディカ出版 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
積極的にグループ課題に取り組むことを評価対象とします。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
オフィスアワー 水曜日:9:00~12:00 Teamsにて事前連絡してください |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
野坂:hnozaka[At]hirosaki-u.ac.jp ※[At]は@に置き換えてください |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A02:文学,言語学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A09:教育学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
I58:社会医学、看護学およびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義および演習(トレーニング)を主体として行います。 |
科目ナンバー /The subject number |
LA-2-1625-A02 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
特になし ○スモールグループワーク主体となるため、受講人数に上限を設定しています(30名)。 ○臨床検査技師/医療情報技師/民間企業システム開発担当としての実務経験を踏まえた講義(演習、実習)の内容としています。 ○大学生としての基礎レベルの社会的スキル習得を目標の一つとしているため、1年生の受講を優先と致しております。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |